導入事例
課題
東レはグループの全体方針として、Notesマイグレーションを進めている。従来、Notesのインフラ環境は東レが用意し、保守・運用も担当。そうした体制の中でグループ会社各社はNotesを積極的に活用してきた。
東レ・メディカルも約600程度のNotesアプリケーションを社内で活用していた。情報システム部主任部員の檜山氏は「東レ本体がNotesの利用をやめる方針を打ち出したことに伴い、当社が独力でサーバーの運用管理を検討したが、人的リソースから見ても現実的ではなかった」と振り返る。こうした背景から、脱Notesを決断した。
「約600のNotesアプリケーションのうち、ワークフローが絡む複雑なものが1割程度あり、これらの移行が特に大きな課題だった」(檜山氏)ため、まずは脱Notesのモデルケースとなり得る業務アプリケーションを社内で抽出。検討の結果、与信管理や債券管理など審査業務のアプリケーション移行をパイロットプロジェクトとして進めることになった。
審査業務を担当する経営管理部門監査・審査室室長の矢野氏は「Notesでは、与信管理、債権管理など、関連する業務が別々のシステムで運用され、情報もそれぞれ独自のデータベースで管理されていた。取引先ごとに関連データをまとめて確認することができず、今となっては使いづらいシステムになっていた」と話す。
また、Notes上にワークフローシステムの機能はあったが、申請・承認は、紙とデジタルが混在する煩雑なフローになっていたという。経営管理部門監査・審査室の西尾氏は次のように説明する。「Notesのワークフローシステムは承認のステータス管理に使われていただけで、承認作業としては申請書を印刷して押印するルールになっていた。そのため、承認者がオフィスに不在の場合はステータスを進めることができず、承認完了までに時間がかかっていた。また、審査関連の申請は社内ルールも複雑で、そのルールがワークフローシステムに完全に反映されているわけではなかったため、繁忙期になると承認ルートの設定などについて監査・審査室に問い合わせが集中し、業務負荷が大きくなっていた」
こうした課題のソリューションとして採用したのが、intra-martだった。
下記のフォームから必要な情報をご入力の上、送信をクリックしてください。
導入した背景や効果、今後の未来をお読みいただけます。
※営業目的でのご閲覧はご遠慮ください。
当社はシステムインテグレーターとして 50 年間多種多様な業種のお客様ご支援をしてきました。
イントラマート製品の取り扱いは 20 年以上、イントラマートアワードも 16 回受賞しております。
東レ・メディカル様では親会社の Notes 脱却に伴い、内製での業務アプリ開発が可能なシステムを前提に後継システム基盤をご検討されていました。
ご検討の中で高度なワークフローシステム、ローコード開発機能を評価いただきintra-mart をご選定いただきました。
当社では開発はもちろん、⾧年蓄積したノウハウを活かした技術支援の面でも東レ・メディカル様の Notes 移行、業務効率化に寄与できたと自負しております。
今後も新機能を活用しながら、新たな開発へのご支援をさせて頂きたいと考えております。
業務プロセスのデジタル化
フルオートメーション化で
柔軟な働き方と圧倒的な生産性を
case
国内の著名企業を中心に10,000社以上のお客様に導入されています。
業務プロセス改善に関するお役立ち情報を
発信しています。