導入事例
ブラザー工業株式会社様
1908年にミシンの修理業から始まったブラザー工業は、今では、日本を代表するプリンター、複合機、ファクス、電子文具、家庭用ミシン、工業用ミシン、工作機械などの総合メーカーとして、国内外のサプライヤーとともに、独自の製品やサービスをグローバルに提供している。
それまで設計、購買、環境など情報種毎の個々の共有システムにログインしていたサプライヤーも、サプライヤーポータル構築後は、サプライヤーポータルにログインしさえすれば、自分専用のホーム画面が立ち上がり、連携された必要な情報に効率よくアクセスできるようになった。
現在、すでに設計、購買、環境、生産/品質、発注情報などの情報が統合されているが、共有する情報種はますます拡大しており、サプライヤーポータルは、今後も無限に発展する可能性を秘めている。
課題
サプライヤーポータル構築以前は、設計、購買、環境などの情報を、それぞれの情報種毎に主管部門が別々のシステムで提供していたため、ブラザー工業、サプライヤー共に、システム毎に複数のIDやマスターを管理する必要があり、情報共有の効率化のさまたげにもなっていた。
ブラザー工業のIT戦略推進部では、サプライヤーとのさらなる情報連携の強化を中期計画に据え、サプライヤー向けの各種の情報を集約するサプライヤーポータルの構築プロジェクトを開始したものの、2008年9月のリーマンショックで一旦中断を余儀なくされたが、2011年度に再度挑戦することになった。
「サプライヤーポータル構築に当たっては、サプライヤーの個人ID単位で、アクセスできる情報種やその範囲が柔軟に権限設定できることや、ユーザーの入替わりの激しいアジアにおいても、必要なユーザーが維持できるよう、ワークフロー機能を活用した仕組みの構築にこだわった。業務視点で様々な助言を頂いた、環境部門・購買部門や現地の関係者に感謝したい。」とIT戦略推進部GM石川慎介氏は語る。
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ブラザー工業様の導入ポイントであった、ビジネスプロセス変更への柔軟な対応、短期間・低コストでの開発、ポータル・ワークフロー・アクセスセキュリテイ等の基本機能の充実、標準的な技術・豊富な部品によるスピード開発、自由度の高さ・拡張性などのキーワードから、共通基盤として優位性があり、ユーザ数に影響されないCPU課金でもあるintra-martをご提案しました。
今後もブラザー様の将来構想に従い、DR対応、バージョンアップ対応や各種機能の展開を、お客様、NTTデータ イントラマートと共に進めていきます。
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