導入事例
NTTコミュニケーションズ株式会社様
NTT コミュニケーションズ株式会社(以下、NTT コミュニケーションズ)は、intra-martのBPM 統合開発ツール「IM-BIS」とオープンソースのルールエンジン「OpenRules」を用いて、「建設工事の準備作業」をワークフロー化・自動化した。
これまでシステム化が困難と言われていた複雑な業務をIM-BIS のBPM 機能により見える化し、さらにルールエンジンを利用することで作業を自動化できたことで、延べ21時間かかっていた準備作業は、わずか7 時間で完了するようになった。
同社は今後も、自動化が馴染まないと思われていた業務や労働集約的な業務をシステム化して、業務改革とコスト削減のアプローチを根本から変えたいと考えている。IM-BIS とルールエンジンの活用は、それほどに大きな可能性を持っているのだ。
課題
「BPM、BPR、開発期間短縮。そういう言葉で今回のプロジェクトをくくりたくない。いままでシステム化できなかった業務がシステム化できた。判断を伴う複雑な定型業務を次々に自動化していく道が開けた。これはもう新しい価値にリーチしているのであって、業務改革のパラダイムシフトと言ってもいいでしょう」と、NTT コミュニケーションズ株式会社 プロセス&ナレッジマネジメント部長の出口秀一氏は熱く語る。
NTT コミュニケーションズは、これまでの「日本を代表する大手通信事業者」のイメージから一歩進んで、世界から最適なICT パートナーとして選ばれるリーディンググローバルプレーヤー「Global ICT Partner」となることを目指して革新を続けている。
一方で、国内の通信市場は、市場成熟化による成長鈍化、参入者増加による競争激化、サービス要求の高度化などが年を追って厳しさを増している。NTT コミュニケーションズは、「もはや、つなぐだけでは収益を確保できない」(出口氏)という危機意識を全社で共有しながら、徹底的なコスト削減に取り組んでいる。
「われわれはすでに、改善できるところは徹底的に改善してきました。そのうえでさらに、年間100~150億円のコスト削減が、経営目標となっています。単純な改善や無理やりの節約では、この金額規模は達成できません。ICT の使い方を進化させ、『これはシステム化できない』と言われていた領域に踏み込んでシステム化・自動化を推進し、『コストをミニマイズ』することが、残された数少ない切り札なのです」と出口氏は語る。
intra-mart に対しては以前から、ワークフローを短期間で開発でき、業務効率化に役立つツールとして注目してきた。さらに、統合開発ツール「IM-BIS」とオープンソースのルールエンジン「OpenRules」を組み合わせて使えるようになったことにいち早く着目。これを用いて、「システム化できなかった業務のシステム化」へ挑戦することにした。
「今回取り組んだのは、通信設備の建設工事の準備作業の自動化・ワークフロー化です。当社業務の中でも、システム化に馴染まないと言われ、人による作業が中心になっている労働集約的な業務の代表格。最もてごわいこの業務がシステム化できれば、他の多くの業務に派生させられます」と出口氏は言う。
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