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東北電力が顧客接点のデジタル化に「intra-mart®」を採用
高圧電力以上の電気使用申込の受付業務をローコード開発でアジャイルにシステム化

 
株式会社ＮＴＴデータ イントラマート（本社：東京都港区、代表取締役社長：中山 義人、以下：イントラマート社）は、東北電力株式会社（本店：宮城県仙台市、取締役社長：樋口 康二郎※1、以下：東北電力）が法人顧客からの高圧電力以上の電気使用申込に伴う受付業務のデジタル化を目的に、イントラマート社のエンタープライズローコードプラットフォーム※2「intra-mart®」を採用したことを発表します。

■intra-mart導入の背景
東北電力は、社会インフラとして重要な役割を担う電力の発電事業および電力小売事業に加え、昨今ではスマート社会の実現に向け、地域の成長・貢献に寄り添う多様なサービスの拡充に注力しています。同社の販売カンパニー法人営業部においては、法人顧客への電力販売に加え、顧客が抱える課題を解決する各種ソリューションサービスを提供し、その推進のためにデジタル技術の活用によるDXに取り組んでいます。法人顧客からの高圧電力以上の電気使用の申し込みは、およそ2,300の電気工事会社から年間6,000件近くあり、従来は受付窓口がある東北6県および新潟県の支店・営業所で紙の申込書によって受付していましたが、電気工事会社が受付窓口まで来店する移動時間および営業時間の制限による不便さや、記載内容の不備に因る手戻りも多く、顧客接点のデジタル化による改善を課題としていました。そこで、いつでもどこからでも申込みが可能なWebシステムの導入を検討し、ローコード開発により素早くシステム構築が可能なプラットフォームとしてintra-martを採用しました。

■本システムの全体像

■intra-martを選んだ理由
今回の採用に際しては、①ローコード開発ツールによってアジャイルに短期間でシステム構築・導入が可能なこと、
②サーバーごとのライセンス体系によりユーザー数課金と比べて費用が安価であること、③仕様変更が容易な柔軟性、④9,500社超の豊富な導入実績かつ同じ業界でも活用の実績があることの4点を高く評価頂きました。今回、intra-martの導入による業務のデジタル化によって、東北電力は主に以下の効果を上げています。

＜導入による効果＞
・紙の申し込みから移行し、Webシステムによる申込率97％（2023年9月末時点）
・申込書の記載内容の不備による手戻りを削減
・紙の申込書から社内システムへ手入力する業務の削減

なお、本システムの導入・開発にあたっては、イントラマート社のセールスパートナーであるリコージャパン株式会社（ https://www.ricoh.co.jp/ ）がトータルに支援しています。

東北電力は、今回の高圧電力以上の受付業務を含めて様々なサービスの顧客接点をデジタル化し、カスタマーエクスペリエンスを向上するとともに業務効率を一段と高めていく方針です。イントラマート社は今後も、ローコード開発と業務プロセス全体の自動化・デジタル化によるお客さまのDX実現に貢献します。

■本事例の詳細は弊社ホームページをご覧ください
 https://www.intra-mart.jp/case-study/006436.html

※1：樋口の「樋」は、一点しんにょう

※2：エンタープライズローコードプラットフォームは、企業内のあらゆる業務を最適なプロセスに見直し、RPAやAIなど新たなデジタル技術や多様な開発コンポーネント群との連携により、業務全体のデジタル化・自動化をエンドツーエンドで実現するローコード開発プラットフォームです。「intra-mart」は、システム共通基盤としてさまざまな業務システムを集約することで、業務プロセスのデジタル化を素早く手軽に可能とし、企業のデジタルトランスフォーメーションを発展的に実現します。
https://www.intra-mart.jp/whats.html