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2017年01月17日
【ニュースリリース】明電舎の「サプライヤポータル」を、
「intra-mart」を開発基盤とするTISのソリューションで構築
~購買ソリューション「FAST購買」を活用したクラウド環境で、
約1,700社との部品調達業務の効率化・透明化を実現~
株式会社NTTデータ イントラマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:中山 義人、以下 イントラマート社)と、TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下 TIS社)は、株式会社明電舎(本社:東京都品川区、代表取締役社長:浜崎祐司、以下 明電舎)の取引先企業(サプライヤ)との調達業務を一元管理する「サプライヤポータル」を、イントラマート社の商用フレームワーク製品「intra-mart」を開発基盤とするTIS社のソリューション「FAST購買」を活用しクラウド環境で構築したことを発表します。
2016年7月に稼動を開始した明電舎の「サプライヤポータル」は、インターネット接続環境を持つサプライヤ約1700社と、それに対応する4地区8工場からの部品購入を担当する明電舎資材部門の約90名が利用しています。新環境では、これまで郵送で行っていた設計図面などのやり取りが電子ファイルをダウンロードする方式になり、これまで電話・メール・FAXを利用していた明電舎資材部門とサプライヤの連絡方法も「サプライヤポータル」に一元化されました。
これにより、郵送では最短でも3日を要した図面などのやり取りの大幅なスピード化、および年間で数千万円かかっていた郵送費の削減と、担当ごとに属人化していたサプライヤとの調達プロセスの透明化を実現しました。
<明電舎の「サプライヤポータル」システム概要>
本プロジェクトでは、購買、調達業務に必要な機能を網羅し、多数のサプライヤをつなぐポータル機能を持つTIS社のソリューション「FAST購買」を利用して、クラウドサービス「TIS ENTERPRISE ONDEMAND Service」上で「サプライヤポータル」を構築しました。
■「intra-mart」を開発基盤とする「FAST購買」の選択
電力会社や鉄道会社に向けた発電・変電設備など、社会・産業インフラとなる重電機器を手がける明電舎では、機器の生産は国内4カ所の8つの工場で行われ、サプライヤ約2,000社から必要な部品の発注先を選び調達を行っています。しかし、既存システムであるWeb EDIがテキスト情報の送信機能しか持たないため、調達業務において以下のような課題がありました。
<調達業務の課題>
・サプライヤへ設計図面等を紙で渡すため、郵送に多大な時間・コストが発生していた
・調達プロセスの連絡が電話・メール・FAXのため、属人化し情報共有に障壁があった
そこで明電舎では、上記の課題を解決する「サプライヤポータル」の構築を検討し、以下の点を評価して「intra-mart」を開発基盤とする「FAST購買」を活用したTISの提案を選択しました。
<「intra-mart」を開発基盤とする「FAST購買」の選択理由>
・「FAST購買」の購買、調達業務に関する機能の網羅性とポータル機能の充実
・開発基盤「intra-mart」のカスタマイズ可能な柔軟性
・基幹システムをTIS社のデータセンターで運用している実績と信頼感
・インフラにクラウドサービス「TIS ENTERPRISE ONDEMAND Service」を活用することで、TIS社データセンター内にある基幹システムと連携が容易な点
■今後の展開
明電舎では、今後は購買情報を分析する機能を拡張していくことで"適正価格のベンチマークを得る精度を高める""サプライヤの納期や品質など評価の高度化"などの戦略的なサプライヤマネジメントに「サプライヤポータル」を活用していく予定です。
TIS社では、今回の事例のようなバイヤとサプライヤを繋ぎ、サプライヤマネジメントに貢献する購買システム構築の支援を、製造業を中心とした企業向け展開していきます。
イントラマート社では、本事例のサプライヤポータルをはじめ、お客様・取引先までを含めた業務プロセス・ワークフローの確立によって、業務の効率化・お客様満足度向上に貢献するソリューションを今後も提供していきます。
株式会社明電舎 資材グループ 企画管理課長 小林 幹成氏は、今回のプロジェクトに関して以下のように述べています。
「構築した「サプライヤポータル」は、既にグループ内の数社が購買業務に導入する予定で、グループ全体の成長への寄与も期待しています。また、分析機能の強化のためのBIツールとの連携や、社内の他の業務システムとの連携に向けては、カスタマイズの柔軟性を備えた「intra-mart」を開発基盤にしている「FAST購買」の特長が活かせると考えています。戦略的なサプライヤマネジメントという目標達成に向けて、今後も継続的な支援をお願いしたいと思っています」
本件の詳細は以下URLもご参照ください。
https://www.intra-mart.jp/case-study/corebiz/005106.html
イントラマート社の商用フレームワーク製品「intra-mart」の概要は以下をご参照下さい。
https://www.intra-mart.jp/whats/
■TIS株式会社について
TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下URLをご参照ください。
■株式会社NTTデータ イントラマートについて
株式会社NTTデータ イントラマートは、Web システム構築のための商用フレームワーク製品「intra-mart」の開発及び販売を中心に事業展開しております。1998 年より、当社が企画、開発した独自のシステム開発フレームワーク、業務コンポーネント群、アプリケーションシリーズは、2016年8月末現在5,000社を超える企業へ導入されており、200社以上のパートナーと共に、システム構築、コンサルティング、教育、運用支援に到るまでのトータルソリューションを提供しています。詳細は以下URLをご参照ください。
*「intra-mart」は株式会社NTTデータ イントラマートの登録商標です。
* 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
<本件に関するお問い合わせ先>
TIS株式会社 企画本部 コーポレートコミュニケーション部 浄土寺/橋田
Tel: 03-5337-4232 E-mail: tis_pr@ml.tis.co.jp
株式会社NTTデータ イントラマート セールス&マーケティング本部 添田/雨宮
Tel: 03-5549-2821 E-mail: info@intra-mart.jp
株式会社NTTデータ イントラマートは、Web システム構築のための商用フレームワーク製品「intra-mart」の開発及び販売を中心に事業展開しております。1998 年より、当社が企画、開発した独自のシステム開発フレームワーク、業務コンポーネント群、アプリケーションシリーズは、2021年3月末時点8,200社を超える企業へ導入されており、200社以上のパートナーと共に、システム構築、コンサルティング、教育、運用支援に到るまでのトータルソリューションを提供しています。
※「intra-mart」は株式会社NTTデータ イントラマートの登録商標です。
※その他記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の商標、又は登録商標です。
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