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ローコード開発の将来性とは?メリットやプログラマーへの影響範囲を解説

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ローコード開発の将来性とは?メリットやプログラマーへの影響範囲を解説

近年、ソフトウェア開発の手法としてローコード開発が注目を集めています。
ローコード開発とは、プログラミングの知識がなくてもドラッグ&ドロップやビジュアルインターフェースを用いて簡単にシステムを構築できる開発手法です。

従来のプログラミング言語を用いたフルスクラッチ開発と比較すると、ローコード開発には開発期間を大幅に短縮できるなどのメリットがあります。
今回はローコード開発について、メリットのほか、将来性やプログラマーへの影響、導入ステップなどを詳しく解説します。

ローコード開発の将来性とは?

ローコード開発は、2011年頃に登場した手法です。
世界的に影響力の大きい「GAFAM」と呼ばれる企業らがローコード開発を取り入れ出したことで、2016年頃から注目を集めるようになりました。
基本的な開発体制としてローコード開発を取り入れる企業も増えており、将来性は高いといえます。

アメリカのフォレスター・リサーチ社は、ローコード開発プラットフォームの市場規模(ノーコード開発を含む)が、2024年には約145億ドルに成長するとの予測を発表しました。
これは、2020年の市場の2倍を超える規模です。
また、IT関連の調査・コンサルティング会社であるITR社は、日本のローコード開発市場も2025年度には1,000億円規模に拡大すると予測しています。

ローコード開発のメリット

市場規模を増やし続け、注目を集めているローコード開発にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
主な5つのメリットを具体的にご紹介します。

開発期間の短縮

ローコード開発は、コードを記述することなくシステム開発が可能な開発手法です。
あらかじめ用意されたパーツを、ドラッグ&ドロップなどで組み合わせてプログラムを構築するため、コードを手動で記述する場合と比較して開発期間を大幅に削減できます。

コストの削減

開発期間が短縮され、作業工程が減ることにより、関わる人員の削減が可能です。
その分の人員を別の作業に回すことで、同じ人員数でもより多くの作業をこなせたり、設備費や開発費を削減したりすることができ、コストパフォーマンスの向上につながります。

プログラマー以外でも開発が可能

プログラミングの知識がなくても開発に参加できるという点も、ローコード開発のメリットです。
実際に使用するユーザーが開発に加われば、現状・要望のヒアリングや構築後の確認作業などを減らして、効率的に開発できるでしょう。

コードの記述ミスを防止

手作業でコードを記述する場合、どうしても入力ミスが発生します。
ローコード開発では基本的にコードを記述することはなく、用意されているパーツを組み合わせるだけなので、記述ミスによるトラブルを大幅に減らせます。
従来の手法であれば時間をかけることの多かった、ミスがないか確認するためのデバッグ作業の負担を省略できる点も、ローコード開発のメリットです。

柔軟なカスタマイズが可能

ローコード開発と似たものに「ノーコード開発」があります。
その名の通り、ノーコード開発は手書きのコードを一切使いませんが、ローコード開発では手動でコードを記述して組み込むことも可能です。

そのため、ローコード開発はノーコード開発よりも柔軟にカスタマイズできます。
あらかじめ用意されたパーツにはない、独自の要素を盛り込みたい場合にも便利です。

ローコード開発はプログラマーにどんな影響を及ぼす?

ローコード開発ではプログラミングの知識がなくてもシステム構築が可能なため、プログラマーの仕事への影響が気になるかもしれません。
ローコード開発の普及により、プログラマーの仕事内容は変化していく可能性があります。

ローコード開発で利用しているツール内で、プログラマーが必要に応じてコードを記述する場合もあります。
緊急性の高いトラブルやセキュリティに関するリスクへの対応を想定すると、保守運用にもプログラマーは欠かせません。

従来と比較して、単純作業が減って複雑なシステム開発に注力するようになるなど、業務内容の変化は考えられます。
また、プログラマー自体の需要は減らずとも、コンサルティング能力の重要性が増すなど、求められる能力は変わっていくでしょう。

ローコード開発の導入ステップ

ローコード開発をスムーズに導入するには、以下の5つのステップを踏むことが重要です。

現状分析と目的・目標の明確化

はじめに、現在のシステム開発体制や課題を分析しましょう。
その上で、なぜローコード開発を導入するのか、具体的な目的と目標を明確にします。

目的や目標が明確でないと、ローコード開発を導入したことによる効果が出ているかどうかを的確に評価できないためです。

ソリューション選定

つづいて、自社の環境や目的・目標に適したローコード開発ツールを選択します。
ローコード開発のプラットフォームは、さまざまな企業から提供されています。
無料でデモ体験ができるサービスも多いので、一度トライアル期間を活用して試してから検討すると良いでしょう。

パイロットプロジェクトの実施

いきなり全社的に導入すると、トラブルや困難を招きかねません。
まずはパイロットプロジェクト(先行的・試験的な開発プロジェクト)を実施し、
小規模なシステムでローコード開発を試し、効果検証を行いましょう。

成功事例を作ってから全社に展開することで、よりスムーズな導入が可能になります。
最終的にどのようなシステムにするのか、どのチーム・どのメンバーで行うのかも慎重に考えましょう。

本格導入

パイロットプロジェクトの検証を行い、効果が出て定着すればいよいよ本格的にローコード開発を導入します。
実際に使用する従業員がうまく運用できるよう、マニュアルやルールを策定することも重要です。

運用・保守

無事にローコード開発ツール、及び、開発されたシステムを本格導入できても、それで終わりではありません。
システムを継続的に運用・保守し、活用し続けていくことが大切です。

定期的に効果測定やコンプライアンスに準拠しているかの確認などを行い、問題や課題があれば改善していくようにしましょう。

まとめ

ローコード開発は、開発期間の短縮、コスト削減、人材不足の解消など、多くのメリットをもたらす画期的な開発手法です。
今後ますます普及していくことが予想され、プログラマーの仕事内容にも大きな変化をもたらすでしょう。

今回ご紹介した内容を参考に、ぜひローコード開発導入を検討してみてください。
なお、NTTデータ イントラマートでは、ローコードプラットフォーム「intra-mart」をご提供しています。
ローコード開発の導入をお考えの方は、ぜひ一度、お問い合わせください。

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