データの二重登録を30%削減！コニカミノルタジャパンに学ぶ、営業支援システムのリニューアル事例

営業支援ツール（SFA）は、商談や案件といった日々の営業活動で発生する様々な情報をデジタル化し、それらをデータとして蓄積することで業務の効率化を図り、新たな受注機会の創出につなげることができます。しかし、営業パーソンにとっては、多くの項目の入力で逆に業務負荷が増加したり、後続の業務プロセスにおいては他のシステムに同じ項目を再度登録する二重入力が発生するケースもあり、営業の業務プロセスに閉じた部分最適なSFA導入には、むしろ非効率を生む可能性もはらんでいます。

コニカミノルタジャパン株式会社は、従来から運用するSFAにおいて、こうした課題が顕在化していたため、SFAのリプレースを決断。営業の業務プロセス全体の最適化を実現すべく、2022年6月に営業支援システムを全面的に刷新し、本格稼働しました。部分的なシステム導入に留まらず、業務プロセス全体を見直し、営業活動を起点とした後続の業務プロセスを最適化して、デジタル化することで業務効率を大幅に向上させています。

〇効果
・SFAはシンプルにして営業パーソンによる活用を6％向上
・基幹システムとデータ連携することで二重入力を30%削減
・見積書や契約書の作成時間を大幅に短縮
・オンラインによる商談の円滑化

本セミナーでは、コニカミノルタジャパンによる営業支援システムの刷新事例のご紹介を通じて、「業務プロセス全体の最適化がいかなる効果をもたらすか」をご紹介します。同時に、その業務改革とシステム導入の経験を他部署にも展開して社内への浸透を図る取り組みや、営業活動の進捗や成果をダッシュボードで可視化する今後の計画、またシステムの定着化を実現する上で重要な戦略面についてもお伝えします。