ワークフロー市場を制するintra-martとは?シェアNo.1の理由を徹底解説

大企業を中心に導入が進むワークフローシステム。
DX推進や業務効率化の観点から、その需要は年々、高まっています。
特に大規模な組織では、複雑な承認プロセスや部門間連携を効率化するためのツールとしてワークフローシステムの重要性が増しています。
ワークフローシステムとは?
ワークフローシステムとは、社内の申請・承認業務を電子化・自動化するITソリューションです。
これまで紙・Excel・メールなどで分散していた業務プロセスを統合管理することで、業務効率化・内部統制・可視化・標準化を実現します。
近年では、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支える中核システムとしても注目されており、特に大企業では全社展開による業務改革の起点として導入が進んでいます。
市場調査会社の株式会社富士キメラ総研が発刊する『ソフトウェアビジネス新市場2024年版』によれば、市場シェア(金額ベース)で1位は、「intra-mart(イントラマート)」となっています。

「intra-mart」はワークフロー市場において17年連続で市場シェア1位を獲得
前述の市場調査会社の株式会社富士キメラ総研が発刊する『ソフトウェアビジネス新市場2024年版』によれば、2008年から行われてきた同調査の「ワークフロー市場」分野で、「intra-mart」が17年連続(2007年~2023年度実績※2)で市場シェア1位を獲得しています。
これは単なる導入件数の多さだけでなく、長期的な運用実績・継続率の高さ・業種業界を超えた対応力が支持されている証です。
intra-martとは
「intra-mart(イントラマート)」とは、エヌ・ティ・ティ・データイントラマートが提供する業務基盤フレームワークであり、単なるワークフローシステムを超えて、業務全体の効率化とデジタル変革(DX)を支援する総合的なソリューションとなっています。
サービス提供開始以来、企業の情報システム部門を中心に広く支持され、現在では国内で1万社以上の導入実績を誇ります。
intra-martの大きな特長は、「拡張性」「柔軟性」「連携性」の三拍子が揃っている点にあります。ワークフローの設定は、ドラッグ&ドロップで行えるGUIベースの開発環境を備えており、業務部門でも比較的容易に操作可能。また、既存の基幹システムや外部クラウドサービスとの連携も柔軟に行えるため、情報システム部門の運用負荷を抑えつつ、高度な業務自動化を実現できます。
導入形態もオンプレミス・クラウド双方に対応しており、企業の規模やIT戦略に応じた最適な運用環境を構築できるのも魅力の一つです。
加えて、近年ではローコード開発や業務プロセスの可視化といったニーズの高まりを受け、クラウド型パッケージ「Accel-Mart」も強化されています。
こうした多機能性と柔軟性が高く評価され、intra-martは単なるワークフローツールの枠を超え、企業全体の業務革新を担う「システム共通基盤」として進化を遂げているのです。
intra-martが選ばれる理由
多くの企業がintra-martを選択する背景には、単なる業務効率化にとどまらない「業務改革の実現力」があります。数あるワークフローシステムの中でも、intra-martが突出した支持を集める理由を、いくつかの観点から解説します。
1.現場と情シスの力を引き出す「柔軟性と拡張性」
intra-martは、業務部門からIT部門まで、それぞれの役割に応じた開発・運用が可能な設計思想に基づいており、ローコード/ノーコードによる業務プロセスの可視化と自動化が実現できます。
これにより、社内に点在していたExcelや紙の申請業務が一元管理され、ガバナンスの強化にもつながります。
2.既存システムとつながる「高い連携力」
多くの企業が抱える課題の一つに、既存システムとの連携の難しさがあります。
intra-martはAPI連携、ファイル連携、RPAなど、多様な連携手法を備えており、ERPやSFA、勤怠管理システムとのスムーズな連携を実現します。
これにより、全社的な業務プロセスの一貫性とリアルタイム性が確保されます。
3.運用負荷を減らし、スピーディな改善を支援
intra-martでは、テンプレートや部品化された部品設計によって、迅速な導入・変更が可能で、属人化しがちな業務の標準化とナレッジ継承を促進できます。
さらに、SaaS型の「Accel-Mart」では、クラウド環境での高速デプロイが可能で、サーバ管理やセキュリティ対応の負担を大幅に軽減します。
このように、intra-martは単なる「ワークフローシステム」ではなく、「企業の業務DXを加速させる戦略的なシステム共通基盤」として、情報システム部門の信頼を集め続けているのです。
まとめ
ワークフローシステムは、今や単なる業務効率化ツールではなく、企業の業務を「可視化し、変え続ける」ための戦略的なシステム共通基盤です。
なかでも「intra-mart」は、17年連続市場シェア1位という実績に裏付けられた信頼と機能性を武器に、多くの企業から選ばれ続けています。
申請・承認システムにとどまらず、ローコード開発基盤や他システムとの柔軟な連携機能を通じて、企業全体の業務変革を可能にする「業務基盤」としての地位を確立している点が、他の製品との差別化ポイントといえるでしょう。
今後、業務プロセスの標準化や統合がますます求められるなかで、自社の課題に柔軟に対応しながらもスピーディに改善できるintra-martのようなプラットフォームは、情報システム部門にとって極めて有力な選択肢となるはずです。
Concept Book
ローコード開発・業務プロセスのデジタル化で豊富な実績を持つintra-martが、お客様のビジネスにどのような効果をもたらすのか、特長や導入効果など製品コンセプトを詳しくご紹介しています。

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