プロコード×ローコードが、システム開発の常識を覆す!「intra-mart LIVE 2024」イベントレポート【第一弾】

2024年11月14日(木)から15日(金)の2日間にわたって、オンラインと会場で開催された「intra-mart LIVE 2024」。
オンライン、会場とも2,000名近くの参加申し込みがあり、大盛況のうちに幕を閉じました。
IM-Pressでは、本イベントの様子を、4回にわたってレポートいたします。
第一弾では、イベントのハイライトを振り返ります。
「intra-mart LIVE 2024」開催結果の概要
■申込者数:3,948名
(会場参加、オンライン参加、見逃し配信含む)
※いずれも、過去最高値を更新
セッションのハイライト
「intra-mart LIVE 2024」では、2日間にわたり、会場・オンラインを合わせて51ものセッションが開催されました。
このうち、1日目に会場開催された講演
- 【基調講演】生成AIとローコード開発のFusionで実現する圧倒的なデジタル業務改革!
- ローコード×生成AIで変革する! ~intra-martで実現する次世代 開発者体験/従業員体験~
- イントラマートが実現する、エンタープライズローコードプラットフォームにおけるDevOps」
の3つのセッションについて、ハイライトをお伝えします。
基調講演「生成AIとローコード開発のFusionで実現する圧倒的なデジタル業務改革!」
基調講演では、冒頭に当社の代表取締役社長である中山が登壇し、当社製品である「intra-mart」に関する最新のトピックスとして、機能強化によりローコード開発で開発フェーズだけでなくDevOps全体のサイクルを回せるようになったこと、SAPのフロント利用に特化したソリューションとして「intra-mart ERP Value Solution」がリリースされたことを発表しました。
つづいて、開発本部 戦略企画グループの横山より、今後の「intra-mart」製品の展望について、具体的な例を挙げ、デモンストレーションを交えながら紹介がありました。
特に、今後、個人レベルで活用されている生成AIを全社規模(エンタープライズ)での利用に引き上げていくためにプラットフォームに求められる能力として
- AI利用の権限管理
- セキュリティ、データ基盤
- AIのコンポーネント化・統制管理
以上3つの機能が搭載されていることが求められ、これらを備えた「intra-mart」の強みが強調されました。
さらに、当社のユーザー企業様2社にご登壇いただき、お話しを伺いました。
1社目は、カナデビア株式会社(旧:日立造船株式会社)です。
取締役兼常務執行役員ICT推進本部長の橋爪 宗信 氏に、「経営課題、DXへの取り組み、将来構想やゴールについて」「EA(エンタープライズ・アーキテクチャー)の考え方について」などの質問にご回答いただきました。
2社目は、はなさく生命保険株式会社です。
代表取締役社長の柏原 宏治 氏に、同社が取り組む「プロセス変革チャレンジ」について、取り組みの狙いや成果などを伺いました。
当社のパートナー企業である株式会社アグレックスも支援に携わっており、アグレックス社と共に実際にプロセス変革に参加した従業員のインタビューも交えてご紹介いただきました。
ローコード×生成AIで変革する! ~intra-martで実現する次世代 開発者体験/従業員体験~
「ローコード×生成AIで変革する! ~intra-martで実現する次世代 開発者体験/従業員体験~」では、当社の開発本部 プロダクツグループより、当社の「intra-mart Accel Platform」を活用し、ローコードと生成AIを組み合わせることで、新たな価値創造につなげていく方法を、デモンストレーションを交えながら紹介されました。
前半では、「intra-mart Accel Platform」の製品紹介と、エンタープライズでの生成AI活用における3つの課題「業務データの収集」「AI利用における権限制御」「生成AI対応アプリ開発・導入の複雑さ」に対して、intra-martがどのように解決するのかを紹介。
後半では、「intra-mart Accel Platform」を活用することで、どのように“開発者体験と従業員体験の向上”が実現されるのか、デモンストレーションを通して紹介されました。
具体的には、「社内手続きアシスタントによる従業員体験の向上」「グラフ表示機能開発での開発者体験の向上」についてデモが行われ、たった3つのステップで、従業員体験、開発者体験を向上できる社内システムを提供できる様子が示されました。
イントラマートが実現する、エンタープライズローコードプラットフォームにおけるDevOps
「イントラマートが実現する、エンタープライズローコードプラットフォームにおけるDevOps」では、当社のエンタープライズソリューション本部より、「intra-mart Accel Platform」が、注目を浴びているDevOps実現のため、どのような機能を提供しているかについて、紹介されました。
前半では、DXに課題を抱える企業のために、「Accel Studio」によるDX促進の方法を解説。
DXを推進・浸透させるために必要なDX化手法について「デザイン思考」「アジャイル開発」「CI/CD」「DevOps」をキーワードとして挙げました。
「DX化手法」を実現する手段として「intra-mart Accel Platform」に内包されるローコード開発ツール「Accel Studio」の活用の提案を行いました。
※CI/CD…Continuous Integration(継続的インテグレーション)とContinuous Delivery(継続的デリバリー)の頭文字を取ったもので、ソフトウェア開発における開発プロセスを自動化し、効率化するための手法
後半では、「Accel Studio」の実際の活用方法について、デモを交えながら解説されました。
設計、開発、テスト、リリース、構成管理、モニタリングという一連のDevOpsサイクルがAccel Studioによって可能になる※ということが、DevOpsのメリットや、各フェーズで起こりがちな課題とともに伝えられました。
※テストドライバ、AIによる自動化については、現在開発中
まとめ
ご紹介したセッションは、弊社コミュニティサイト「icoNEO」にてアーカイブ動画を1月22日から配信中です。
※icoNEOのご利用にはアカウント登録が必要となります。
Concept Book
ローコード開発・業務プロセスのデジタル化で豊富な実績を持つintra-martが、お客様のビジネスにどのような効果をもたらすのか、特長や導入効果など製品コンセプトを詳しくご紹介しています。

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