株式会社NTTデータイントラマート
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経営方針

事業の内容

当社は"全社共通のWebシステム構築基盤"を提供し、お客様のIT投資の効率化及び業績向上に貢献していくことを企業ビジョンとして掲げており、 創業 以来、Webシステム基盤を構築するためのパッケージソフトウェア(以下、「intra-mart」という。)の開発・販売を主な事業としております。
「intra-mart」は、当社が企画、開発した独自の製品であり、Webシステムを構築する際の生産性向上とコスト削減を図り、Webシステムの導入を容易にすることを目的としたミドルウェア(*1)です。
「intra-mart」は社内のWebシステムの共通基盤として利用されることが多く、その基盤の上に「稟議システム」、「販売管理システム」等の様々な業務システムが構築されます。
当社は、システム開発会社とエンドユーザが抱える短納期・低コストによるWebシステム構築という課題に対し、それらを解決するためのフレームワーク、コ ンポーネント、アプリケーション・サーバ、開発環境等の基盤ソフトウェアをひとつのパッケージとしてまとめ、製品化した「intra-mart WebPlatform」と、それを利用して開発した業務アプリケーションである「intra-mart アプリケーションシリーズ」を中心に、「パッケージ事業」、「サービス事業」、「その他の事業」を展開しております。
*1. ミドルウェア OSとアプリケーションの間に位置付けられるソフトウェアで、一般の利用者が接することが少ないソフトウェア。端末エミュレータ、ファイル転送ツール、データベース等がある。

パッケージ事業

パッケージ事業は、「intra-mart」の開発・販売及び導入企業への保守業務を行っております。
当社が開発・販売する「intra- mart」には、(1)主にWebシステムを構築するために利用するミドルウェアとしての「intra-mart WebPlatform」と、(2)それを利用して開発した業務アプリケーションである「intra-mart アプリケーションシリーズ」があります。
 Webアプリケーションの開発手法の中には、開発効率や品質を向上させるために、あらかじめ用意された部品群を組合わせて開発する方法があります。当社の主要製品である「intra-mart WebPlatform」は、Webアプリケーション開発に役立つ業務部品群である「コンポーネント」を揃えるとともに、そのコンポーネントを作成するための標準化と、それらを同じルールで利用するために決められた枠組みである「フレームワーク」、そしてそれらを使って構築したWebアプリケーションを動かす「アプリケーション・サーバ」をトータルで提供しております。

製品の特長

1)オープンソース・ソフトウェアの採用
当社の製品はオープンソース・ソフトウェアを組み込んだ商用製品です。機能要件を満たすオープンソース・ソフトウェアを採用することにより、開発コスト及び維持コストの削減と、製品の早期リリースを実現しております。
2)ソースコードの公開
当社で開発した部分も、一部コア部分を除いてはオープンソース・ソフトウェアと同じく、ソースコードを公開しており、顧客の要望に合うようにカスタマイズをすることを可能としております。このことにより、システムのブラック・ボックス化を排除しております。
3)日本企業の商習慣に適合した製品作り
当社の製品は、顧客ニーズの早期汲みあげと製品への反映・実装により成長してまいりました。例えば、稟議書の引き戻し、根回しのような日本企業が必要としている機能の強化により、ワークフローに関しては、システム開発会社やエンドユーザから評価を頂いております。

市場について

現在、Webアプリケーションの開発はフレームワークとコンポーネントの考え方により、部品の組合わせによる効率化が図られておりますが、さらにそれを発展させた考え方として、SOAという概念があります。
 SOAの概念とは、アプリケーション開発で利用する部品の単位を“個別機能または処理(コンポーネント)”から、ある大きさでまとまった“業務部品(サービス)”に拡大する考え方です。
 SOAは、今後のシステム開発手法を大きく変える可能性を有しており、関連する市場の拡大が予想されており、当社ではこの大きな変革に対応すべく「intra-mart」のSOA化を既に推進しており、この分野でのビジネス拡大を積極的に目指しております。

販売システムをSOA化した例


従来のアプリケーションはいくつかの機能がひとつの塊となって使われていました。   SOAでは各機能の粒度が大きくなり、何らかのサービスを行う単位となります。そして、各サービスは通信を通して連携し、結合の自由度が増し、他のWebサーバにあるサービスの利用も可能になります。ESB(*2)は連携の流れをコントロールする役目を果たします。当社では、SOA用コンポーネント等を既に提供開始しておりますが、今後はSOA化を容易に行える仕組みの提供を考えています(白抜きの“IM”の部分)。
*2. ESB Enterprise Service Busの略。システム構成の一種であるサービス指向アーキテクチャ(SOA)をベースとして、企業全体のアプリケーションを統合するための技術、あるいはそのためのミドルウェア。

サービス事業

サービス事業は、「intra-mart」を利用したWebシステム構築に関するコンサルティング、システム開発、そして教育研修を行っております。
 コンサルティングやシステム開発のサービスは、一般のコンサルティング会社、システム開発会社と同様の事業形態をとっておりますが、内容は「intra-mart」に関するものに特化しており、システム開発会社やエンドユーザへ提供しております。
 また、教育研修は「intra-mart」を使った開発に従事する技術者の育成を中心としており、特にシステム開発会社の「intra-mart」関連技術の向上に寄与しております。
 これらサービス事業の中で得た各業種・業態の業務ノウハウについては製品計画の中で標準的に備えるべきか否かの判断を行い、備えるべきものは製品に迅速に反映しており、様々な顧客ニーズに応えるべく各種業務コンポーネント群の充実を図っております。
  • コンサルティング
    当社では、「intra-mart」を基盤としたWebシステム構築の計画段階から、フィージビリティ・スタディ、システム分析、上流工程の設計、システム全体のチューニング・アップのコンサルティング業務を提供しております。
  • システム開発
     当社ではエンドユーザから「intra-mart」を利用したシステム開発を請け負っており、必要に応じ特約店パートナに委託するなど、特約店パートナと共に開発体制を組んでおります。 システム設計からシステム開発、そしてプロジェクト・マネージャーとしての支援等、通常のシステム開発の支援に加え、「intra-mart」を中心としたオープンソース環境の構築支援も行うことが、当社の特徴となっております。
  • 教育研修
     「intra-mart」を普及する上で重要なポイントに、「intra-mart」技術者の育成があります。当社では、特にシステム開発会社の技術者育成支援をすることにより、システム開発会社自身による「intra-mart」の活用・カスタマイズを推進し、よりエンドユーザの業務効率の向上を図る目的のため、「簡易開発」、「J2EEフレームワーク」、「ワークフロー」、「システム管理」等に関する教育研修内容を用意・実施しております。

その他の事業

前述のパッケージ事業、サービス事業以外に、他社のハードウェア、ソフトウェア等の商品の仕入販売を行っております。

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