IM-PDFDesigner for Accel Platform プログラミングガイド 第22版 2024-04-01

3.5. PDFファイルの作成パターン

IM-PDFDesigner for Accel Platform での、票形式ごとのPDFファイルの作成パターンについて示します。

コラム

本項目の作成パターンと同様のプログラムが、 IM-PDFDesigner for Accel Platform のサンプルプログラムとして、本製品に一部同梱されています。

詳細については、「 サンプルプログラム 」を参照してください。

3.5.1. 単票形式 IODOC

3.5.1.1. CSVファイルを用いて、単票形式のPDFファイルを作成する

  1. 帳票レイアウトファイルとして、IODファイルを指定します。
  2. IODファイルとCSVファイルのデータを関連付けるための定義ファイルとして、CDDファイルを指定します。
  3. CSVファイルを使用し、データを指定します。
  4. データを埋め込んだPDFファイルの帳票を作成します。
../../_images/create_pdf_pattern_1.png

3.5.1.2. DATファイルを用いて、単票形式のPDFファイルを作成する

  1. 帳票レイアウトファイルとして、IODファイルを指定します。
  2. DATファイルを使用し、データを指定します。
  3. データを埋め込んだPDFファイルの帳票を作成します。
../../_images/create_pdf_pattern_2.png

3.5.1.3. プログラム変数を用いて、単票形式のPDFファイルを作成する

  1. 帳票レイアウトファイルとして、IODファイルを指定します。
  2. プログラム内部でプログラム変数を使用し、データを指定します。
  3. データを埋め込んだPDFファイルの帳票を作成します。
../../_images/create_pdf_pattern_3.png

3.5.2. 連票形式 IODBDOC

3.5.2.1. プログラム変数を用いて、連票形式のPDFファイルを作成する

  1. 帳票レイアウトファイルとして、DDLファイルを指定します。
  2. プログラム内部でプログラム変数を使用し、データを指定します。
  3. データを埋め込んだPDFファイルの帳票を作成します。
../../_images/create_pdf_pattern_4.png

3.5.3. 結合(単票形式/連票形式/複数の票形式)

IM-PDFDesigner for Accel Platform では、PDFファイルだけではなく、帳票レイアウトファイルにデータを埋め込んだIODファイル(以下中間ファイルと記述します)を作成することも可能です。

作成した中間ファイル同士を結合し、PDFファイルを作成できます。

次のように結合の順番やファイル数を自由に指定することが可能です。

  • 表紙(1ページ目)を単票形式 IODOC
  • 2ページ目以降を連票形式 IODBDOC

コラム

結合される順番は、対象の中間ファイルを追加した順となります。

注意

中間ファイルを作成する際に、PDFファイルの文書情報、および、セキュリティを設定しても、その中間ファイルからのPDFファイル作成時には設定が引き継がれません。

上記設定は、PDFファイルを作成する際に設定してください。

注意

IM-PDFDesigner for Accel Platform では、PDFファイル同士を結合することはできません。

PDFファイル同士を結合する場合は、 IM-PDFCoordinator for Accel Platform (ページ機能)を利用してください。

3.5.3.1. 中間ファイルを結合し、PDFファイルを作成する

  1. 上記PDFファイルの作成手順と同様の手順で、データを埋め込んだ中間ファイル(IODファイル)を作成します。

    • 単票形式の中間ファイルを作成する場合

      ../../_images/create_pdf_pattern_5.png
    • 連票形式の中間ファイルを作成する場合

      ../../_images/create_pdf_pattern_6.png
  2. 結合する対象の中間ファイル(IODファイル)を指定します。

  3. 中間ファイルを結合し、PDFファイルを作成します。

../../_images/create_pdf_pattern_7.png