intra-mart Accel Platform IM-Workflow 管理者操作ガイド 第32版 2024-04-01

3.9. IMBox定義を登録・設定する

IMBox定義では、ワークフローの処理時にIMBoxへ送信する内容の雛型等を定義します。

コラム

2021 Spring(Bergamot) 以降は、「メッセージ定義」のリリースに伴い、新規テナント環境セットアップ時に 2020 Winter(Azalea) 以前の「メール定義」「IMBox定義」をメニューへ登録していません。
「メール定義」「IMBox定義」を利用する場合、「 以前のメニューを利用する 」を実施してください。
「メール定義」「IMBox定義」も利用可能ですが、「メッセージ定義」の利用を推奨いたします。

3.9.1. IMBox定義の利用に必要な設定

IMBox 定義を利用する場合、ワークフローパラメータの設定が必要です。
2021 Spring(Bergamot) 以降は、新規テナント環境セットアップ時の初期値は「通知しない」です。
ワークフローパラメータの詳細は、別紙「 | IM-Workflow 仕様書 」-「 通知の設定(メール/ IMBox 定義) 」を参照してください。

3.9.2. IMBox定義を設定する

  1. 「サイトマップ」→「ワークフロー」→「ワークフロー管理者」→「マスタ定義」→「 IMBox定義 」をクリックします。

  2. 「新規作成」をクリックします。

    ../../_images/basic_guide_7_2.png

    コラム

    IMBox定義の検索・表示
    IMBox定義の一覧画面では、条件を指定してIMBox定義を検索し、該当するものだけを表示させることができます。
    画面上部の検索条件指定項目に、検索条件を入力します。
    1. 「IMBox種別」のプルダウンから、検索対象としたいIMBox定義のIMBox種別を選択します。
    2. 右のプルダウンから、検索対象としたいIMBox定義の項目を選択します。
    3. 右のテキストボックスに、検索したい文字列を入力します。
    4. [検索]ボタンを押下します。
    選択した検索対象に対して、入力した文字列が部分一致するIMBox定義のみを表示します。

    コラム

    IMBox定義の編集・削除
    すでに登録されているIMBox定義の編集を行う場合は、編集したいIMBox定義の行の編集欄に表示されている image_common_34 を押下します。
    <IMBox定義­編集>画面に遷移しますので、内容を編集後に[更新]ボタンを押下すると、更新が行われます。
    IMBox定義の削除を行う場合も同様に操作し、遷移先の<IMBox定義­編集>画面で、[削除]ボタンを押下します。
  3. IMBox定義情報を入力します。

  • IMBoxID(必須)

    IMBox定義を識別するIDです。自動採番されます。すでに使用されているものでなければ、任意で変更できます。
  • IMBox種別(必須)

    登録IMBoxの種別をプルダウンから選択します。
    • 処理依頼

      到達したノードの処理者に対して送る処理依頼IMBoxです。
    • 処理結果通知

      案件が終了した場合に申請者に送る処理結果通知IMBoxです。
    • 参照依頼

      案件が申請された場合に参照権限者に送る処理結果通知IMBoxです。
    • 確認依頼

      案件が確認ノードに達した場合に確認者に送る確認依頼IMBoxです。
  • IMBox名(必須)

    登録IMBoxの名称を入力します。
    システムで設定されている全ロケールに対して、入力します。
  • 備考

    IMBox定義の説明等を入力できます。
    システムで設定されている全ロケールに対して、入力できます。
IMBoxの雛型
  • 宛先

    IMBoxの宛先をカンマ区切りで指定します。対象のユーザコードは、IMBox置換文字列の入力ができます。
  • 本文

    IMBoxの本文を入力します。IMBox置換文字列の入力ができます。
    システムで設定されている全ロケールに対して、入力します。

コラム

IMBox置換文字列
IMBox定義に「置換文字列」を記述することで、案件に合わせた動的な情報をIMBoxに埋め込むことができます。
たとえば、本文に、処理者の名前を表す置換文字列「{^Comp_User_Nm^}」と記述すると、実際の IMBoxの本文には、そのノードの処理者の名前が自動的に記述されます。
以下の手順で、使用できるIMBox置換文字列を確認することができます。
  1. <IMBox定義­新規作成>画面上部に表示されている image_common_41 <IMBox置換文字列>を押下します。

  2. <IMBox置換文字列>画面がポップアップ表示されます。

    ../../_images/basic_guide_7_3.png
※ IMBox置換文字列の詳細は、別紙「 IM-Workflow 仕様書 別紙 」を参照してください。

コラム

IMBoxのプレビューの確認
作成したIMBoxの、置換文字列を指定値に置き換えたプレビューを確認できます。
  1. <IMBox定義­新規作成>画面上部に表示されている image_common_43 プレビューを押下します。

  2. <IMBox定義­プレビュー>画面が表示されます。置換文字列を、置換文字列の説明に置き換えたプレビューを表示します。

    ../../_images/basic_guide_7_4.png
プレビューの表示条件を指定することができます。
  1. <IMBox定義­プレビュー>画面で、 image_common_24 <条件指定>を押下し、展開します。

  2. 表示する「ロケール」、置換文字列の「置換方法」を選択します。

  3. 「置換方法」で「置換後の値」を選択し、表示されている各置換文字列の置換後の値欄に値を入力すると、その置換文字列を、入力した値に置き換えてプレビュー表示します。

  4. [プレビュー]ボタンを押下すると、設定した条件でプレビューを表示します。

    ../../_images/basic_guide_7_5.png

コラム

置換文字列のリンク先URL指定
IMBox定義の置換文字列「{^IM_URL^}」で置換される「intra-martのURL」や「{^Matter_Detail_URL^}」で置換される「案件詳細のURL」は、 intra-mart Accel Platform の設定ファイルのベースURLを編集することで指定できます。
※ベースURLの設定の詳細については、「 設定ファイルリファレンス 」-「 コアモジュール-サーバコンテキスト設定 」を参照してください。
[ワークフローパラメータ]では、置換文字列に基づいて置換されたショートカットURL(IMBoxに記載されるURL)の有効期間(日)を指定できます。
初期設定は、有効期限3日です。
設定した有効期限は、置換文字列「{^IM_URL_Limit^}」で、「intra-mart のURLの有効期限」として置換できます。
※ワークフローパラメータの詳細は、別紙「 IM-Workflow 仕様書 」-「 ショートカットアクセスURLの設定 」を参照してください。
  1. 「登録」をクリックします。

    ../../_images/basic_guide_7_6.png
  2. IMBox定義を登録することができました。

    ../../_images/basic_guide_7_7.png

以上でIMBox定義の登録が完了しました。

コラム

IMBox定義のコピー
作成したIMBox定義はコピーすることができます。
  1. <IMBox定義­編集>画面で、画面上部に表示される <コピー>を押下すると、<IMBox定義­新規作成>画面に遷移します。
    画面上には「IMBoxID」以外のコピー元の情報が、あらかじめ入力されています。
    「IMBoxID」は、自動採番されたものが入力されます。すでに使用されているものでなければ、任意で変更できます。
  2. [登録]ボタンを押下します。

コピー元のIMBox定義の、「IMBoxID」以外の情報が同一のIMBox定義が、新たに作成されます。

コラム

IMBox定義の利用状況確認
編集中のIMBox定義が現在どのコンテンツ定義で利用されているかを確認することができます。
  • <IMBox定義­編集>画面で、 image_common_35 <利用状況確認>を押下します。
  • <IMBox定義­利用状況確認>画面がポップアップ表示されます。
IMBoxの基本情報と、現在このIMBoxを利用しているコンテンツ定義が一覧表示されます。
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