2. IM-Reviewとは¶
2.1. 概要¶
IM-Reviewは、ローコード開発画面の仕様を伝達・確認・質問・指摘したいときに、対象となる画面から直接コミュニケーションできるツールです。
- 手間のかかる画面項目の説明や画面キャプチャを省いて、直接本題に入ることができます。
- IM-Reviewが対象の画面を直接開きますので、すぐに伝達・確認・質問・指摘を参照して、返信できます。
IM-Reviewが対象とするローコード開発画面とは以下の通りです。
- Accel Studio で開発した画面
- IM-BloomMaker で開発した画面
2.2. 利用場面¶
IM-Reviewはローコード開発システムの継続的な改善活動を支援します。
システム開発中の、システム開発者とシステム利用者とのコミュニケーション
システム運用開始後の、システム利用者からシステム開発者へのフィードバック
2.3. レビューの流れ¶
IM-Reviewを使ったレビューは以下の流れで行います。
- レビューグループの登録
- レビューテーマ単位にレビューメンバーを集めて、レビューグループを登録します。グループの単位は、レビュー対象のシステムやサブモジュールであったり、プロトタイプの評価というゴールであったり、そのときの状況に合わせて任意に設定します。
- レビューメンバーが新規にレビューを投稿
レビューメンバーはレビュー対象の画面から直接レビューコメントを入力して、レビューを投稿します。
- レビューメンバーは投稿されたレビューを参照して、返信を投稿する
- レビューが投稿されると通知を受け取ります。通知のリンクをクリックすると、直接レビュー画面が開いて、レビュー箇所がハイライト表示されます。ハイライトされたマークをクリックして、レビューコメントを読むことができます。レビュー内容確認できたら、自身のコメントを返信できます。
- レビューの議論が終了したら、レビューをクローズする
レビューのクローズができるのは、最初に新規レビューを投稿した人です。
以上、2 から 3を繰り返します。
2.4. 用語説明¶
- アノテーション
- レビュー対象画面のレビューを登録した場所に表示されるマークをアノテーションと言います。アノテーションを見れば、レビュー登録されている場所が一目でわかります。
コラム
レビュー対象のローコード開発画面に表示される 操作パネル を使って、アノテーションの登録や表示の切り替えを行います。
- レビュー
- アノテーションをクリックして表示されるコメントをレビューと言います。レビューは以下の4つの状態があります。
- 新規
初回登録状態のレビューです。
- 対応中
新規レビューに対して、1つ以上の返信コメントが追記されたレビューです。
- 期日過ぎ
期日設定されているレビューで、期日を超過したレビューです。
- 対応済み
- クローズ状態になったレビューです。クローズできるのは、レビューを新規登録したユーザだけです。
- 通知
- レビューが新規登録されたり、返信コメントが追記・登録されると、IM-Reviewはレビューグループのメンバーに通知を送ります。通知にはレビュー対象画面とアノテーションの場所が記録されたリンクが記載されています。リンクをクリックすることで、直ちにレビューが登録されている画面を開いて、レビューコメントを確認できます。通知は以下の2つの種類があります。
- IMBox
あらかじめIMBoxがセットアップ済みである必要があります。
- メール
あらかじめ intra-mart Accel Platform からメールが送信できるようにセットアップ済みである必要があります。