5.3. IM-LogicDesigner タスク説明¶
項目
5.3.1. エージェント呼び出し¶
WinActorエージェントを呼び出し、シナリオを実行するタスクです。エージェントセレクタの標準実装では、エージェントは登録されている中からランダムな順序で選択されます。選択されたエージェントが現在シナリオ実行中であるならば、次のエージェントが選択されます。すべてのエージェントがシナリオ実行中の場合は、設定ファイルにて指定した時間だけ待った後、最初からリトライを行います。リトライ回数が設定された最大回数を超えた場合、エラーが発生します。シナリオの実行結果として、更新されたデータ一覧ファイルや、特定のパスのファイルを取得することが可能です。
コラム
ロジックフロー定義編集画面にて、WinActorのカテゴリおよびタスクのアイコンが表示されない場合、アイコンのリカバリを実行することで表示されるようになる場合があります。
詳細は、「IM-LogicDesigner ユーザ操作ガイド」 - 「ユーザアイコンをリカバリする」を参照してください。
5.3.1.1. 入力値¶
im_winactorCallAgent <object>
├─ dataFile <storage>
├─ groupId <string>
├─ resultFilePath <string>
├─ scenario <storage> *
├─ timeout <integer>
├─ vmargs <string>
└─ suppressAllBusyError <boolean>
項目名 | 必須/任意 | 型 | 配列/リスト | 説明 |
---|---|---|---|---|
im_winactorCallAgent | 任意 | object | なし | -
|
dataFile | 任意 | storage | なし | シナリオにて利用するデータ一覧ファイルを指定してください。
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groupId | 任意 | string | なし | 実行するロボットのグループIDを指定してください。
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resultFilePath | 任意 | string | なし | シナリオによって出力された結果ファイルを取得したい場合に指定します。
エージェントのファイルシステム上の絶対パスを指定してください。
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scenario | 必須 | storage | なし | 実行するシナリオファイルを指定してください。
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timeout | 任意 | integer | なし | シナリオ実行のタイムアウト時間を指定します。
(単位:秒)
エージェントとの通信のタイムアウト時間ではありません。
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vmargs | 任意 | string | なし | WinActorに与えるVM引数(-VM)の内容を指定します。
詳細については、WinActorのドキュメントに含まれる「WinActor簡易マニュアル」を参照してください。
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suppressAllBusyError | 任意 | boolean | なし | 真偽値を指定してください。
false を指定すると、設定されたリトライ回数を試行しても全てのエージェントが実行中だった場合に例外が発生します。
true を指定すると、上記例外の発生を抑制し、正常終了とします。
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注意
エージェントを呼び出してシナリオを実行している間、アプリケーションサーバとエージェントとの間の通信のセッションは維持され続けている必要があります。
適切に timeout を設定し、通信のタイムアウトが発生する前にエージェントがレスポンスを返すようにしてください。
5.3.1.2. 出力値¶
im_winactorCallAgent <object>
├─ dataFile <binary>
├─ resultFile <binary>
├─ stderrLog <binary>
└─ stdoutLog <binary>
項目名 | 型 | 配列/リスト | 説明 |
---|---|---|---|
im_winactorCallAgent | object | なし | -
|
dataFile | binary | なし | シナリオによって更新されたデータ一覧ファイル
|
resultFile | binary | なし | 入力値 resultFilePath によって指定された結果ファイル
|
stderrLog | binary | なし | WinActorが標準エラーに出力した内容
(通常、何も出力されません)
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stdoutLog | binary | なし | WinActorが標準出力に出力した内容
(通常、何も出力されません)
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