5.4. WinActor連携 システム共通設定 編集画面¶
5.4.1. 概要¶
WinActor連携に関する設定の編集を、テナント管理者がiAP画面から行うことができます。
これを利用することで、エージェントの構成に変更があった際に、設定ファイルを手作業で編集する必要がなくなります。
また、WARファイルの再デプロイを行わずとも、全アプリケーションサーバに対して即座に設定内容を反映させることができます。
コラム
WinActor連携 システム共通設定 編集画面は、intra-mart Accel Platform 2020 Summer(Zephirine)以降で、かつ、IM-BloomMakerを導入している場合のみ、利用が可能です。
コラム
intra-mart Accel Platform 2023 Autumn(Hollyhock)以降で、テナント別に設定を保持する必要がある場合、または、大量にエージェントを管理する必要がある場合は、WinActor連携 テナント別設定 編集画面 を利用してください。
詳細については 「WinActor連携 テナント別設定 編集画面」 を参照してください。
5.4.2. 設定編集画面¶
テナント管理者でログインします。
「サイトマップ」→「RPA」→「WinActor連携設定」をクリックして「WinActor連携 設定編集」画面を開きます。
- 当画面の入力項目を編集し、「更新」ボタンをクリックすることで、設定を保存できます。入力項目の詳細については、次節以降を参照してください。
コラム
保存した設定内容は、設定ファイルとしてシステムストレージ内の以下のパスに出力され、全アプリケーションサーバ間で共有されます。
<ストレージルート>/system/storage/conf/winactor-config.xml
システムストレージに出力された設定ファイルは、WEB-INF/conf/winactor-config.xml よりも優先して利用されます。
5.4.2.1. エージェント¶
エージェントに関する設定を行います。
項目名 説明 エージェントの追加 エージェントを1つ追加します。 名前 エージェントの名前です。新しく追加したエージェントに入力可能です。空白ではない、ユニークなものを入力してください。「,(カンマ)」を含めることはできません。エンドポイント 接続先エンドポイントのURLです。パス /winactor/agent/service より前のホスト名/ポート番号を入力してください。拡張パラメータ クリックすることで拡張パラメータ編集ダイアログを開きます。拡張パラメータが設定されているエージェントには設定済みのアイコンが表示されます。接続確認 クリックすると入力済みのエンドポイントへ接続テストを行います。アプリケーションサーバからエンドポイントのホストに通信が可能で、かつ、エンドポイントのURLでエージェントが起動している場合、 接続に成功しました。 と表示されます。エンドポイントのホストに通信が行えない、または、エージェントが起動していない場合は、 接続に失敗しました。 と表示されます。削除 このエージェントを削除します。