6.25. 申請書マスタのインポート・エクスポート機能を用いて申請書情報を移行する方法¶
本項では、 申請書マスタのインポート・エクスポート機能を用いて申請書情報を移行する方法を説明します。申請書マスタのインポート・エクスポート機能の詳細は申請書マスタを参照ください。
6.25.1. 前提¶
運用中の環境の申請書に対して、利用ガジェットの変更、GadgetBuilder定義の変更をする場合の移行方法を説明します。検証環境の申請書に変更を加え、本番環境へデータを移行するケースを例とします。
6.25.2. 手順¶
6.25.2.1. 変更前の本番環境のデータと検証環境のデータを一致させる¶
申請書の変更作業実施前に、本番環境のデータと検証環境のデータを一致させます。
本番環境で「申請書マスタエクスポート」を実施します。 検証環境で「申請書マスタインポート」を実施し、本番環境からエクスポートしたデータを取り込みます。
6.25.2.2. 検証環境の申請書を更新する¶
検証環境の申請書に必要な変更を反映します。GadgetBuilder定義に変更が発生する場合、検証環境に変更したGadgetBuilder定義が適用済みの前提で説明します。
使用するガジェットのGadgetBuilder定義に申請書ガジェットマスタの更新が必要な変更がある場合、検証環境にガジェットをインポートします。ガジェットインポートの詳細は『intra-mart Accel Kaiden! GadgetBuilder 設定ガイド』-「基本」-「設定の流れ」-「動作確認」-「GadgetBuilder定義インポート」を参照してください。申請書ガジェットマスタの更新が必要かどうかは、『intra-mart Accel Kaiden! GadgetBuilder 設定ガイド』-「カスタマイズ手順」-「手順⑤:GadgetBuilder定義編集」を参照してください。 検証環境でキャッシュ削除ジョブを実行し、キャッシュを削除します。キャッシュ削除ジョブの詳細は、『intra-mart Accel Kaiden! GadgetBuilder 設定ガイド』-「カスタマイズ手順」-「手順⑥-2:GadgetBuilder定義反映(申請書ガジェットマスタ更新不要)」を参照してください。 検証環境の申請書マスタメンテナンス機能で、必要な変更を反映します。申請書ガジェットマスタの更新が必要なGadgetBuilder定義の変更がある場合、申請書マスタメンテナンス機能でガジェットを削除して再度追加してください。申請書ガジェットマスタの更新が不要なGadgetBuilder定義の変更がある場合、申請書マスタメンテナンス機能で、コンテンツまたはコンテンツバージョンを更新してください。申請書マスタメンテナンス機能の詳細はコンテンツバージョン設定時の操作方法を参照ください。コラム
申請書マスタでガジェットを削除して再度追加すると、ガジェットの必須/任意設定等に初期値が登録されます。設定を変更している場合は、再度設定を行ってください。コラム
申請書マスタでコンテンツバージョンをコピーすると、フロー定義の個別設定の内容を引き継ぎません。コンテンツバージョンをコピーした場合、個別設定の内容は再度フロー定義で設定してください。
6.25.2.3. 検証環境のデータを本番環境に移行する¶
変更を反映した検証環境のデータを本番環境に移行します。GadgetBuilder定義に変更が発生する場合、本番環境に変更したGadgetBuilder定義が適用済みの前提で説明します。
使用するガジェットのGadgetBuilder定義に申請書ガジェットマスタの更新が必要な変更がある場合、本番環境にガジェットをインポートします。ガジェットインポートの詳細は『intra-mart Accel Kaiden! GadgetBuilder 設定ガイド』-「基本」-「設定の流れ」-「動作確認」-「GadgetBuilder定義インポート」を参照してください。申請書ガジェットマスタの更新が必要かどうかは、『intra-mart Accel Kaiden! GadgetBuilder 設定ガイド』-「カスタマイズ手順」-「手順⑤:GadgetBuilder定義編集」を参照してください。 検証環境で「申請書マスタエクスポート」を実施します。 本番環境で「申請書マスタインポート」を実施し、検証環境からエクスポートしたデータを取り込みます。 本番環境でキャッシュ削除ジョブを実行し、キャッシュを削除します。キャッシュ削除ジョブの詳細は、『intra-mart Accel Kaiden! GadgetBuilder 設定ガイド』-「カスタマイズ手順」-「手順⑥-2:GadgetBuilder定義反映(申請書ガジェットマスタ更新不要)」を参照してください。 本番環境の申請書マスタメンテナンス機能で、コンテンツまたはコンテンツバージョンを更新してキャッシュを削除します。申請書マスタメンテナンス機能の詳細はコンテンツバージョン設定時の操作方法を参照ください。
6.25.3. 環境間の設定比較¶
6.25.3.1. エクスポートデータの比較¶
変更前の本番環境からエクスポートした申請書のXMLと、変更後に検証環境からエクスポートした申請書のXML定義を比較することで申請書データの変更箇所を確認可能です。
6.25.3.2. テーブルデータの比較¶
変更前後の本番環境のテーブルを比較して申請書マスタデータの変更箇所を確認可能です。申請書マスタデータのテーブル定義は『intra-mart Accel Kaiden! プログラミングガイド』-「リファレンス」-「申請書マスタデータのテーブル構成について」を参照してください。