G/L 勘定 取得 API (GlAccController)¶
勘定科目の情報を取得するためには、GlAccController クラスの持つ各メソッドを利用する必要があります。引数、戻り値についての詳細な情報は、API リストを参照してください。
各メソッドの説明¶
コンストラクタ / メソッド名 説明 GlAccController コンストラクタ(第1引数あり)。引数で指定した「会社コード」配下の勘定科目の内、言語が「JA」、かつ ISO 639 準拠の言語が「JA」である勘定科目の情報取得することができるようになる。GlAccController コンストラクタ(第1~3引数あり)。第1引数で指定した会社コード、第2引数で指定した言語、第3引数で指定した ISO 639 準拠の言語で有効な勘定科目の情報を、No3~5 のメソッドにて取得することができるようになる。getGlAccList コンストラクタ(第1引数あり)の場合、指定した会社コード配下の勘定科目の内、言語が「JA」、かつ ISO 639 準拠の言語が「JA」である勘定科目情報(会社コード、G/L 勘定コード、テキスト(短)、テキスト(長))が格納された配列を取得する。コンストラクタ(第1~3引数あり)にの場合、引数で指定した会社コード、言語、ISO 639 準拠の言語に紐づく勘定科目情報(会社コード、G/L 勘定コード、テキスト(短)、テキスト(長))が格納された配列を取得する。getShortText 引数で指定した「G/L 勘定コード」に対応する勘定科目の G/L 勘定コードテキスト(短)を取得する。 getLongText 引数で指定した「G/L 勘定コード」に対応する勘定科目の総勘定元帳勘定テキスト(長)を取得する。
サンプルプログラム¶
var shortText; var longText; var list; var listCount; function init(request) { var objCon; var code; //インスタンス生成 objCon = new GlAccController("1000"); // 説明1 // コンストラクタでのエラーチェック if (objCon.getErrCode() != "0"){ //エラーメッセージ出力 Debug.browse(objCon.getErrMsg()); } //G/L 勘定の一覧を取得 list = objCon.getGlAccList(); // 説明2 //G/L 勘定の一覧から1件目の「G/L 勘定コード」を取得 code = list[0]["GL_ACCOUNT"]; //1件目のデータの G/L 勘定コードテキスト(短)を取得 shortText = objCon.getShortText(code); // 説明3 //1件目のデータの総勘定元帳勘定テキスト(長)を取得 longText = objCon.getLongText(code); // 説明4 //一覧の件数を取得 listCount = list.length; // 説明5 }
- G/L 勘定取得 API のインスタンス生成(説明1)
GlAccController クラスのインスタンスを生成します。インスタンスは、以下の2つのいずれかの方法で生成することができます。インスタンスを生成すると、BAPI を呼出して勘定科目を取得する処理が実行されます。サンプルプログラム内では、会社コード「JP10」を直接記述していますが、会社取得 API にて取得した会社コードがセットされた変数を引数に用いれば、より効率的なプログラムを作成することが可能です。
- 言語、ISO 639 準拠の言語を指定しないで勘定科目を取得する場合
インスタンス(第1引数あり)を生成します。第1引数で「会社コード」を指定します。言語「JA」、ISO 639 準拠の言語「JA」を内部で設定し BAPI を呼び出します。objCon = new GlAccController(“JP10”)は、会社コード「JP10」、言語コード「JA」、ISO 639 準拠の言語「JA」に紐付けられている G/L 勘定の情報を取得する、となります。インスタンスを生成すると、BAPI を呼出して G/L 勘定を取得する処理が実行されます。
- 言語、ISO 639 準拠の言語を指定して勘定科目を取得する場合
インスタンス(第1~3引数あり)を生成します。第1引数で「会社コード」、第2引数で「言語」、第3引数で「ISO 639 準拠の言語」を指定します。objCon = new GlAccController(“JP10”,”EN”,”EN”)は、会社コード「JP10」、言語コード「EN」、ISO 639 準拠の言語「EN」に紐付けられている G/L 勘定の情報を取得する、となります。インスタンスを生成すると、BAPIを呼出して G/L 勘定を取得する処理が実行されます。
G/L 勘定の一覧を取得(説明2)
GlAccController クラスの getGlAccList メソッドを使用すると、G/L 勘定の一覧を取得することが可能です。ただし、GlAccController クラスのインスタンスを生成する際に、引数で指定した会社コードに紐付けられている G/L 勘定のみ一覧に含まれます。
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1件目のデータの G/L 勘定コードテキスト(短)を取得(説明3)
GlAccController クラスの getShortText メソッドを使用すると、引数に指定した G/L 勘定コードに対応するG/L 勘定コードテキスト(短)を取得することが可能です。該当するデータが存在しない場合は、何も返却されません。
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1件目のデータの総勘定元帳勘定テキスト(長)を取得(説明4)
GlAccController クラスの getLongText メソッドを使用すると、引数に指定した G/L 勘定コードに対応する総勘定元帳勘定テキスト(長)を取得することが可能です。該当するデータが存在しない場合は、何も返却されません。
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一覧の件数を取得(説明5)
GlAccController クラスの getGlAccList メソッドで取得した G/L 勘定の一覧は、length で件数を取得することが可能です。