IM-ERP Real Connect for Accel Platform プログラミングガイド 初版 2013-02-01

SAPリアルタイム連携APIの構造

SAP リアルタイム連携 API とは、intra-mart 上の Web システムから SAP 内のデータを取得・更新するためのJavaAPI 群の総称です。
SAP には外部システムから SAP 内のデータにアクセスするためのインタフェースであるBAPI(RFC 汎用モジュール)が実装されています。
このインタフェースは、ビジネスプロセスをカプセル化したコンポーネントのメソッドで構成されます。
また、SAP 社は BAPI を操作するための JavaAPI 群である JCo(JavaConnector)を提供しています。
SAP リアルタイム連携 API は、JCo をラップした JavaAPI 群であり、JCo を意識することなく、容易に SAP 内のデータの取得・更新を実現する機能を提供します。
提供されている各APIの仕様に関しては、以下を参照してください。
SAP連携APIの構造

注意

intra-mart の提供範囲は、上記図の点線で囲まれた SAP 連携モジュール(SAP リアルタイム連携 API)のみです。
SAP 社の提供する SAP 環境及び、「JCo」、「RFC Lib」は intra-mart には含まれません。