ユーザプログラムの無効化¶
一覧に表示されなくなった案件に設定しているユーザプログラムの再実行を行わない場合、 下記の手順を実施してください。下記の手順によって、対象の案件のトランザクションデータからユーザプログラムの設定を削除します。
ワークフローパラメータで、未完了案件のトランザクションデータの保存先を「データベース」としている場合は、下記の手順を実施してください。対象のワークフローパラメータの設定については、「 IM-Workflow 仕様書 」-「 データ保存の設定 」を参照してください。コラム
ワークフローパラメータで、未完了案件のトランザクションデータの保存先を「データベース」に設定している場合、一度トランザクションデータをBLOBデータからXMLデータに変換した上で対応を行います。以下の手順で操作してください。
- 「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブ管理」→「ジョブ設定」をクリックします。
- ジョブ一覧から「 IM-Workflow 」→「未完了案件XMLデータ移行(Database LOB->File)」をクリックします。
- 「編集」をクリックします。
- 「実行パラメータ」を以下の通りに変更します。
- systemMatterId : 対象の案件のシステム案件ID
- deleteFlag : true
- 「更新」をクリックします。
- 「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブ管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。
- ジョブネット一覧から「 IM-Workflow 」→「未完了案件XMLデータ移行(Database LOB->File)」をクリックします。
- 以下のいずれかの方法で、「未完了案件XMLデータ移行(Database LOB->File)」のジョブネットを実行します。
- 「即時実行」をクリックし、ジョブネットを実行します。
- 「編集」をクリックし、トリガ設定を変更することで、ジョブネットを実行します。
ワークフローパラメータで、トランザクションファイル(XMLファイル)圧縮可否を「圧縮する」としている場合は、下記の手順を実施してください。対象のワークフローパラメータの設定については、「 IM-Workflow 仕様書 」-「 トランザクションファイル(XMLファイル)圧縮可否 」を参照してください。コラム
ワークフローパラメータで、トランザクションファイル(XMLファイル)圧縮可否を「圧縮する」としている場合、一度トランザクションデータを解凍した上で対応を行います。以下の手順で操作してください。
- 「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブ管理」→「ジョブ設定」をクリックします。
- ジョブ一覧から「 IM-Workflow 」→「未完了案件トランザクションXMLファイル解凍」をクリックします。
- 「編集」をクリックします。
- 「実行パラメータ」を以下の通りに変更します。
- systemMatterId : 対象の案件のシステム案件ID
- 「更新」をクリックします。
- 「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブ管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。
- ジョブネット一覧から「 IM-Workflow 」→「未完了案件トランザクションXMLファイル解凍」をクリックします。
- 以下のいずれかの方法で、「未完了案件トランザクションXMLファイル解凍」のジョブネットを実行します。
- 「即時実行」をクリックし、ジョブネットを実行します。
- 「編集」をクリックし、トリガ設定を変更することで、ジョブネットを実行します。
一覧に表示されなくなった案件にユーザプログラムを設定しており、該当のユーザプログラムの再実行を行わない場合、下記の手順を実施してください。対象データの特定 の手順 1 で確認した情報に基づいて、対象の案件のストレージ上のトランザクションデータのディレクトリ内の flow.xml を編集します。[%PUBLIC_STORAGE_PATH%]/im_workflow/data/[%テナントID%]/transaction/%YYYYMM%/%DD%/%HH%/%システム案件ID%/task/%sp_タスクID%/flow.xml
- /im_workflow/data/[%テナントID%]/transaction/%YYYYMM%/%DD%/%HH%/ の部分は「ディレクトリパス」の値です。
- /%システム案件ID%/ の部分は「システム案件ID」の値です。
- /%sp_タスクID%/ の部分は「最終タスク処理ID」の値です。
コラム
ワークフローパラメータで、トランザクションファイル(XMLファイル)圧縮可否を「圧縮する」としている場合、編集対象の flow.xml の内容はインデントと改行が除去された状態です。後続の編集作業を行う前に、必要に応じてファイル内容のフォーマットを実施してください。対象データの特定 の手順 2 で確認したノードIDの情報に基づいて、各ノードに一致する<node_id>の配下のユーザプログラムの設定情報(タグ)を削除します。削除範囲は、下記に示す4か所の<extensionPoint xxx>~</extensionPoint>です。この作業は、次の処理予定のノードや、直前の処理を実行したノードにユーザプログラムを設定している場合に、案件操作によって意図しない処理が行われることを防ぐために行います。
案件終了処理(直前の処理を行ったノードが、終了ノードの直前のノードである場合のみ、この箇所を編集してください。)
案件終了処理プログラム(トランザクションあり)
<extensionPoint name="jp.co.intra_mart.workflow.plugin.event.matter.end.process"> ・・・中略・・・ </extensionPoint>案件終了処理プログラム(トランザクションなし)
<extensionPoint name="jp.co.intra_mart.workflow.plugin.event.matter.end_no_transaction.process"> ・・・中略・・・ </extensionPoint>次の処理予定のノード
到達処理プログラム
<node id="%次の処理予定のノードのID%"> ・・・ <extensionPoint name="jp.co.intra_mart.workflow.plugin.event.node.arrive.process"> ・・・中略・・・ </extensionPoint> ・・・ </node>直前の処理を実行したノード
アクション処理プログラム
<node id="%直前の処理を実行したノードのID%"> ・・・ <extensionPoint name="jp.co.intra_mart.workflow.plugin.event.node.action.process"> ・・・中略・・・ </extensionPoint> ・・・ </node>到達処理プログラム
<node id="%直前の処理を実行したノードのID%"> ・・・ <extensionPoint name="jp.co.intra_mart.workflow.plugin.event.node.arrive.process"> ・・・中略・・・ </extensionPoint> ・・・ </node>コラム
<extensionPoint xxx>~</extensionPoint>を削除すると、該当の案件の上記手順中のノードに設定されているすべてのアクション処理・到達処理のユーザプログラムが無効化されます。特定のノードに複数のユーザプログラムを設定しており、特定のユーザプログラムのみを無効化したい場合には、<extensionPoint>タグ配下の<plugin xxx>~</plugin>を削除してください。例として、案件終了処理に2つのユーザプログラムを設定しており、「sample/test1」のユーザプログラムのみ無効化したい場合には、以下のファイルの2~4行目を削除してください。<extensionPoint name="jp.co.intra_mart.workflow.plugin.event.matter.end.process"> <plugin extensionPoint="jp.co.intra_mart.workflow.plugin.event.matter.end.process" id="jp.co.intra_mart.workflow.plugin.event.matter.end.process.pluginScriptExecutor"> <parameter>sample/test1</parameter> </plugin> <plugin extensionPoint="jp.co.intra_mart.workflow.plugin.event.matter.end.process" id="jp.co.intra_mart.workflow.plugin.event.matter.end.process.pluginScriptExecutor"> <parameter>sample/test2</parameter> </plugin> </extensionPoint> ワークフローパラメータで、トランザクションファイル(XMLファイル)圧縮可否を「圧縮する」としている場合は、下記の手順を実施してください。コラム
先の手順で、トランザクションデータを解凍した場合、再度処理を行う前にトランザクションデータを圧縮する必要があります。以下の手順で操作してください。
- 「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブ管理」→「ジョブ設定」をクリックします。
- ジョブ一覧から「 IM-Workflow 」→「未完了案件トランザクションXMLファイル圧縮」をクリックします。
- 「編集」をクリックします。
- 「実行パラメータ」を以下の通りに変更します。
- systemMatterId : 対象の案件のシステム案件ID
- 「更新」をクリックします。
- 「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブ管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。
- ジョブネット一覧から「 IM-Workflow 」→「未完了案件トランザクションXMLファイル圧縮」をクリックします。
- 以下のいずれかの方法で、「未完了案件トランザクションXMLファイル圧縮」のジョブネットを実行します。
- 「即時実行」をクリックし、ジョブネットを実行します。
- 「編集」をクリックし、トリガ設定を変更することで、ジョブネットを実行します。
ワークフローパラメータで、未完了案件のトランザクションデータの保存先を「データベース」としている場合は、下記の手順を実施してください。コラム
先の手順で、トランザクションデータをBLOBデータからXMLデータに変換した場合、再度処理を行う前にトランザクションデータをBLOBデータに再変換する必要があります。以下の手順で操作してください。
- 「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブ管理」→「ジョブ設定」をクリックします。
- ジョブ一覧から「 IM-Workflow 」→「未完了案件XMLデータ移行(File->Database LOB)」をクリックします。
- 「編集」をクリックします。
- 「実行パラメータ」を以下の通りに変更します。
- systemMatterId : 対象の案件のシステム案件ID
- deleteFlag : true
- 「更新」をクリックします。
- 「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブ管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。
- ジョブネット一覧から「 IM-Workflow 」→「未完了案件XMLデータ移行(File->Database LOB)」をクリックします。
- 以下のいずれかの方法で、「未完了案件XMLデータ移行(File->Database LOB)」のジョブネットを実行します。
- 「即時実行」をクリックし、ジョブネットを実行します。
- 「編集」をクリックし、トリガ設定を変更することで、ジョブネットを実行します。