intra-mart Accel Kaiden! プログラミングガイド 第21版 2024-04-01

4.2.2.7. 管理者機能作成時のポイント

管理者機能は、管理ユーザを特定しそのユーザに紐づくデータを表示または処理できる必要があります。
管理ユーザと判定される条件は以下の通りです。
  • 組織管理者マスタメンテナンスで、組織に対して対象の機能の権限が付与されていること(管理組織が設定されていること)
  • 管理組織が属する会社に対して、認可が設定されていること(参照権または編集権)
  • 管理組織に IM-共通マスタ 上で所属しているユーザであること

コラム

「所属する」について、主所属か副所属かを intra-mart Accel Kaiden! 勤務管理モジュール 設定ファイルで設定することができます。
intra-mart Accel Kaiden! 勤務管理モジュール 設定ファイルについては、『intra-mart Accel Kaiden! セットアップガイド』を参照してください。

管理者機能を作成する際のポイントは、ログインユーザ(管理者)からみた管理ユーザを取得する ところです。
intra-mart Accel Kaiden! 勤務管理モジュール の基盤処理にて、管理ユーザを取得する仕組みを提供しています。

1つめとして、アクセス権フィルタ を使用する方法を、マスタメンテナンス機能の作成を例にして解説します。
2つめとして、アクセス権フィルタを使用せずに DBファンクション を直接使用するケースを解説します。