4.2.2.6. 「管理者」とは¶
intra-mart Accel Kaiden! 勤務管理モジュール には「管理者」という概念があります。組織管理者マスタメンテナンス機能で、組織に対して管理者を設定されることで「管理者」として操作できます。コラム
組織管理者マスタメンテナンス機能にて、IM-共通マスタ で設定した組織に対して、管理者となるユーザを設定します。詳細は 『intra-mart Accel Kaiden! 勤務管理 / ユーザ操作ガイド』を参照してください。コラム
本書では以下のように呼称します。
- 組織の管理者に設定されたユーザ・・・『管理者』
- 管理者として使用することができる機能・・・『管理者機能』
- 管理者から見て管理する対象の組織・・・『管理組織』
- 管理者の管理組織に所属するユーザ・・・『管理ユーザ』
管理者は管理者機能を使用することで、管理組織に対して処理を行ったり、管理ユーザの情報を閲覧、訂正、及び設定変更を行うことができます。intra-mart Accel Kaiden! 勤務管理モジュール 標準版での管理者機能は以下の通りです。
機能 備考 勤務表照会機能 管理ユーザの勤務表を照会できます。また、勤務表の訂正を行うことができます。 代理設定機能 管理ユーザの代理設定を行うことができます。 承認者設定機能 管理ユーザの承認者設定を行うことができます。 日次承認機能 管理ユーザの申請に対して日次承認を行うことができます。 締め処理機能 管理組織の組織締めを行うことができます。管理組織が会社である場合、会社締めを行うことができます。 勤務表一括(組織) 管理ユーザの日々の勤務予定/実績を一括で入力することができます。 コラム
管理者の設定をする際、権限の範囲としての権限セットを指定します。権限セットとは、個別権限をカテゴライズしたものです。権限セットは「権限セットマスタ(k31m_authorityset)」個別権限は「権限セット明細マスタ(k31m_authorityset_dtl)」で定義されており、intra-mart Accel Kaiden! 勤務管理モジュール 標準版ではメンテナンス機能はありません。標準版での組織管理者の設定仕様は以下の通りです。
- 権限セットは「人事権限」「管理者権限」のいずれかを選択可能
人事権限は会社締め後であっても勤務表の訂正を行うことができるのに対して、管理者権限は組織締めされるまでに限って勤務表の訂正を行うことができます。
- 設定した組織とその配下組織すべての管理者に設定されたことになる
- 会社に対して管理者を設定することで、会社全体の管理者となる
締め処理機能で会社締めを行うためには、会社全体の管理者である必要があります。