5.2.3. IM-FormaDesigner のアプリケーションの基本情報を設定する¶
ここでは、IM-FormaDesigner で作成するアプリケーションの基本情報の登録方法について、説明します。
Contents
5.2.3.1. IM-FormaDesigner のアプリケーションの基本情報とは¶
IM-FormaDesigner でアプリケーションの名称、一定期間ごとの履歴管理(バージョン)情報、対象の表示言語の設定を、アプリケーションの基本情報として保持します。IM-FormaDesigner のWebアプリケーションは基本情報に設定された内容に基づいて、利用可能な期間の制御や表示言語の切り替えを行います。
5.2.3.2. 「アプリケーション登録」画面の機能と各部の説明¶
「アプリケーション登録」画面の内容は以下の通りです。
アプリケーションID
IM-FormaDesigner のシステム内部で識別するための名前を半角英数字とアンダースコア(_)で入力します。大文字・小文字区別なく他のアプリケーションIDと重複した名前は登録できません。アプリケーション種別
IM-FormaDesigner で作成するアプリケーションをWebアプリケーションとして利用するか、IM-Workflow と連携して利用するかを選択します。
- 標準:IM-FormaDesigner のアプリケーションを単独のWebアプリケーションとして利用します。
- IM-Workflow :IM-FormaDesigner のアプリケーションをIM-Workflow と連携して利用します。
有効日付(開始)
IM-FormaDesigner で作成するアプリケーションで保持する最初のバージョンの履歴開始日を設定します。作成したアプリケーションはここで設定した日付以降利用できます。有効日付(終了)
IM-FormaDesigner で作成するアプリケーションで保持する最初のバージョンの履歴終了日を設定します。作成したアプリケーションはここで設定した日付まで利用できます。※入力を省略した場合はintra-mart Accel Platform のシステム終了日(デフォルトでは「2999/12/31」)が設定されます。対象ロケール
IM-FormaDesigner で作成するアプリケーションで利用する ロケール を選択します。アプリケーションを利用する場合には、利用者がここで設定したロケールでintra-mart Accel Platform にログインしている必要があります。カテゴリ
IM-FormaDesigner で作成するアプリケーションのカテゴリを設定します。作成者の場合、自身がアクセス権限を保持しているカテゴリの一覧が表示されます。一覧表示タイプ
IM-FormaDesigner で利用可能な、一覧表示画面の種類を選択します。「標準の一覧を利用する」 : IM-FormaDesigner 標準の一覧画面を作成します。「ViewCreatorの一覧を利用する」 : ViewCreatorの「データ参照(リスト集計)」で一覧画面を作成します。ViewCreatorについての詳細は「 ViewCreator 管理者操作ガイド 」を参照してください。アプリケーション名
IM-FormaDesigner で作成するアプリケーションの名前を入力します。入力した名前を、メニューでの表示や、IM-Workflow との連携時の案件名の初期値として利用できます。備考
アプリケーションの説明を入力します。入力した説明文を「アプリケーション一覧」画面の「備考」に表示します。注意
一覧表示タイプを変更した場合は、更新ボタンを押下しないと「一覧表示項目設定」画面が切り替わりません。
5.2.3.3. IM-FormaDesigner のアプリケーションを新規に作成する¶
ステップ1:「アプリケーション登録」画面を表示する¶
※以下の手順はintra-mart Accel Platform にログイン後の画面から説明します。
- メニューから「Formaアプリ作成」→「アプリ一覧」に移動します。
- 「アプリケーション一覧」画面上部の「登録」を押下します。
ステップ2:アプリケーション情報を入力する¶
「アプリケーション登録」画面が表示されますので、必要な情報を入力し、アプリケーションのバージョンを登録します。ここで登録した情報は、一部を除いて後から変更できます。
5.2.3.4. IM-FormaDesigner のアプリケーションを更新する¶
アプリケーション履歴の管理とは¶
IM-FormaDesigner の1つのアプリケーションには複数の「アプリケーション履歴」を登録できます。「アプリケーション履歴」を利用すると、特定の期間で利用する画面を切り替えることができますので、設定期間の終了後、自動的に次の設定期間の画面(フォーム)に切り替えて利用できます。「アプリケーション履歴」の仕様ついては、「 アプリケーション履歴の仕様 」 を参照してください。
ステップ1:アプリケーション履歴登録画面を表示する¶
IM-FormaDesignerで作成したアプリケーションのフォームを特定の期間で切り替えるためには、新しいフォームを適用する期間の情報(アプリケーション履歴)の追加を最初に行う必要があります。
※以下の手順はintra-mart Accel Platform にログイン後の画面から説明します。
- メニューから「Formaアプリ作成」→「アプリ一覧」に移動します。
- 「アプリケーション一覧」画面でアプリケーション履歴を追加したいアプリケーションの「編集」をクリックします。
- 「アプリケーション情報」画面から「フォーム一覧」をクリックします。
- 「アプリケーション履歴一覧」で「登録」をクリックすると、アプリケーション履歴情報の追加画面に遷移します。
ステップ2:アプリケーション履歴情報を登録する¶
- 新しいアプリケーション(フォーム)の適用開始日を「有効日付(開始)」に入力します。(「有効日付(終了)」を入力しない場合、デフォルトとして、「2999/12/31」が設定されます。)
- 「登録」をクリックすると、新しいアプリケーション履歴情報が登録されます。
ステップ3:フォームのレイアウトを編集する¶
- 「アプリケーション履歴情報」で「フォーム一覧」をクリックします。
- 前のアプリケーション履歴情報に登録されていたフォーム情報が表示されますので、編集対象のフォームの「フォーム編集」をクリックします。
- 「アプリケーションのフォームを作成する」の項の手順に従って、フォームのレイアウトを編集します。
- フォームの編集、遷移情報など、変更対象となる情報を変更したら完了です。
5.2.3.5. IM-FormaDesigner のアプリケーションを削除する¶
ここでは、IM-Workflow と連携しない場合のIM-FormaDesigner で作成したアプリケーションの削除について説明します。IM-Workflow と連携した場合の削除手順は IM-Workflow連携情報の解除(削除) を参照してください。
ステップ1:アプリケーション情報画面を表示する¶
※以下の手順はintra-mart Accel Platform にログイン後の画面から説明します。
- メニューから「Formaアプリ作成」→「アプリ一覧」に移動します。
- 「アプリケーション一覧」画面で削除したいアプリケーションの「編集」をクリックします。
ステップ2:アプリケーションを削除する¶
「アプリケーション情報」で「削除」をクリックします。
ダイアログで確認メッセージが表示されます。
- アプリケーションのヘッダーテーブル/明細テーブルを削除する場合には、「アプリケーションデータを格納するテーブルも削除します。」のチェックをオンにして「OK」をクリックするとアプリケーションが削除されます。
- アプリケーションの削除後も、アプリケーションから登録したデータを利用する場合には「アプリケーションデータを格納するテーブルも削除します。」のチェックをオフにして「OK」をクリックすると、アプリケーションのみが削除されます。
- アプリケーションを削除した際に、アプリケーション管理会社設定がされている場合には、アプリケーション管理会社設定の情報も同時に削除します。
コラム
アプリケーションを削除しても添付ファイルのデータは削除されません。
削除されない添付ファイルに関連するデータは、以下の通りです。
【テーブル】
以下のテーブルに対し、アプリケーションID(application_id)が一致するレコード
- imfr_t_fileupload
- imfr_t_fileupload_binary
【ファイル】
Public Storage上の下記のディレクトリに配置された添付ファイルのデータ%PUBLIC_STORAGE_PATH%/forma/fileupload/%Application Id%
IM-FormaDesigner 2016 Summer(8.0.13)以降のバージョンをご利用の場合、添付ファイルのデータの保存先は設定により、テーブル、またはPublic Storageのいずれかです。設定箇所については「 ファイルアップロードのファイルの保存先(transaction-file-location / fileupload)を設定する 」を参照してください。