7.1.4.2. 勤務情報データインポート(顔認証履歴)¶
本項では、顔認証履歴データから勤務情報データを登録する方法を説明します。
7.1.4.2.1. 概要¶
勤務情報データインポート(顔認証履歴)は、顔認証履歴データから勤務データを登録します。本機能では以下の状況の場合、勤務データの登録が行われません。
Bio-IDiom Servicesユーザマッピングマスタ に登録されていない場合 対象日時点で対象の勤務体系が未オープンの場合 所属している勤務体系でデフォルトの勤務状況が未設定の場合 既に勤務データが登録済みの場合 対象者の勤務表が提出済みの場合 出勤または退勤の認証履歴がない場合コラム
勤務情報データインポート(顔認証履歴)で登録される勤務データの申請ステータスは「保存中」で登録されます。コラム
勤務情報データインポート(顔認証履歴)で登録される勤務データは勤務体系マスタで登録されている情報のみとなります。遅刻や早退等の内容は画面で入力する必要があります。コラム
同一日に入場の顔認証履歴データが複数件存在した場合、一番早い時間を勤務開始時間として登録します。同一日に退場の顔認証履歴データが複数件存在した場合、一番遅い時間を勤務終了時間として登録します。ジョブパラメータの認証起点時間を元に、1日の時間を定義します。認証起点時間が「5:00」の場合、ジョブ実行日の前日05:00~翌日04:59が1日(同一日)として扱われます。
7.1.4.2.2. ジョブネットの設定¶
ジョブネットの設定を行います。
「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。 ジョブネット一覧(画面左部)の「勤務情報データインポート(顔認証履歴)」をクリックします。 「編集」をクリックします。 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。コラム
設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。コラム
複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
ジョブID ジョブ名(ジョブ選択時のツリー) kaiden-job-prlb-neo-face-external-daily-record-import 勤務管理/ 顔認証 / 外部 / 勤務情報データインポート(顔認証履歴) 編集後、「更新」をクリックします。 確認ポップアップの「決定」をクリックします。 ジョブネットが設定されました。
7.1.4.2.2.1. 実行パラメータ¶
設定が可能な実行パラメータは次の通りです。
名称 キー 説明/設定値 エラースキップ error_skip 会社別処理でエラー発生時の後続処理をスキップするか設定します。(省略時:false) ロック待ち時間 lock_wait ロックの待ち時間を設定します。(省略時:10秒) コンダクター conductor ジョブの各処理間で実行されるコンダクターを設定します。カンマ区切りで複数指定できます。AbstractGenericJobConductorを継承したクラスのコンポーネント名を指定してください。(省略時:コンダクターを使用しません。) 認証起点時間 auth_target_time その日の認証起点時間を指定します。(省略時:00:00) 会社コード company_cd インポートを行う会社の会社コードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) 取込対象開始日 import_date_from 取得する認証履歴データの開始日(yyyy/MM/dd)を設定します。設定した場合、「取込対象開始日」から「取込対象終了日」の期間内に「Bio-IDiom Services for GPS連携」から連携されたデータを取得します。(省略時:ジョブ実行日の前日) 取込対象終了日 import_date_to 取得する認証履歴データの終了日(yyyy/MM/dd)を設定します。設定した場合、「取込対象開始日」から「取込対象終了日」の期間内に「Bio-IDiom Services for GPS連携」から連携されたデータを取得します。(省略時:ジョブ実行日の前日)