intra-mart Accel Kaiden! 勤務管理 / 管理者操作ガイド 第24版 2024-04-01

7.1.4.1. 顔認証履歴取込

本項では、「Bio-IDiom Services for GPS連携」から顔認証履歴データを取得/登録する方法を説明します。

7.1.4.1.1. 概要

顔認証履歴取込は、Bio-IDiom Services for GPS連携で保持している認証履歴を取得します。
取得した認証履歴は勤務データの登録または客観時間の登録に利用することができます。
加えて、ジョブパラメータの「削除モード」、「削除対象判定期間/削除対象判定日付」の設定値より、削除対象となった顔認証履歴データを削除します。

7.1.4.1.2. ジョブネットの設定

ジョブネットの設定を行います。
  1. 「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。
  2. ジョブネット一覧(画面左部)の「顔認証履歴取込」をクリックします。
    ../../../../../_images/jobnet_0150.png
  3. 「編集」をクリックします。
    ../../../../../_images/jobnet_0250.png
  4. 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。
    ../../../../../_images/jobnet_0350.png

    コラム

    設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。
    トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。

    コラム

    複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。
    ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。

    ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
    ジョブID ジョブ名(ジョブ選択時のツリー)
    kaiden-job-prlb-neo-face-external-auth-logs-data-import 勤務管理/ 顔認証 / 外部 / 顔認証履歴取込
  5. 編集後、「更新」をクリックします。
    ../../../../../_images/jobnet_0450.png
  6. 確認ポップアップの「決定」をクリックします。
    ../../../../../_images/jobnet_0550.png
  7. ジョブネットが設定されました。
    ../../../../../_images/jobnet_0650.png

7.1.4.1.2.1. 実行パラメータ

設定が可能な実行パラメータは次の通りです。
名称 キー 説明/設定値
エラースキップ
error_skip
会社別処理でエラー発生時の後続処理をスキップするか設定します。
(省略時:false)
ロック待ち時間
lock_wait
ロックの待ち時間を設定します。
(省略時:10秒)
コンダクター
conductor
ジョブの各処理間で実行されるコンダクターを設定します。
カンマ区切りで複数指定できます。
AbstractGenericJobConductorを継承したクラスのコンポーネント名を指定してください。
(省略時:コンダクターを使用しません。)
認証起点時間
auth_target_time
その日の認証起点時間を指定します。
(省略時:00:00)
会社コード
company_cd
インポートを行う会社の会社コードを設定します。
(省略時:登録済みの全会社を対象とします。)
認証取得開始日
auth_date_from
取得する認証履歴データの開始日(yyyy/MM/dd)を設定します。
設定した場合、「認証取得開始日」から「認証取得終了日」の期間内に「Bio-IDiom Services for GPS連携」から連携されたデータを取得します。
(省略時:ジョブ実行日の前日)
認証取得終了日
auth_date_to
取得する認証履歴データの終了日(yyyy/MM/dd)を設定します。
設定した場合、「認証取得開始日」から「認証取得終了日」の期間内に「Bio-IDiom Services for GPS連携」から連携されたデータを取得します。
(省略時:ジョブ実行日の前日)
削除モード
delete_period_mode
削除モードを設定します。
(省略時:1)
  • 1 : 期間指定
  • 2 : 日付指定
削除対象判定期間
/削除対象判定日付
delete_period_value
削除対象を判定する期間、または日付を設定します。
(省略時:3)
  • 期間指定時: 月数を設定します。
  • 日付指定時: 日付(yyyy/MM/dd)を設定します。
  • 削除対象の顔認証履歴データ
    削除対象となる顔認証履歴データは次の通りです。
    但し、現在日付から1か月以内の顔認証履歴データの削除は行いません。
    1. 削除モード(delete_period_mode)を期間指定(1)に設定した場合
      現在日付から削除対象判定期間に設定した月数分前の日付より、顔認証日時が過去となる顔認証履歴データを削除します。
      削除対象判定期間を設定しない場合は、現在日付から3か月前の日付より、顔認証日時が過去となる顔認証履歴データを削除します。

      コラム

      例①(削除対象判定期間を設定しない場合)
      削除モード:1、削除対象判定期間:3、現在日付:2022/02/15 の場合
      • 2021/11/14以前の顔認証履歴データ を削除します。

      コラム

      例②
      削除モード:1、削除対象判定期間:12、現在日付:2022/02/15 の場合
      • 2021/02/14以前の顔認証履歴データ を削除します。

      コラム

      例③
      削除モード:1、削除対象判定期間:1、現在日付:2022/02/15 の場合
      • 2022/01/14以前の顔認証履歴データ を削除します。
    2. 削除モード(delete_period_mode)を日付指定(2)に設定した場合
      削除対象判定日付に設定した日付より、顔認証日時が過去となる顔認証履歴データを削除します。
      削除対象判定日付を設定しない場合は、ジョブ実行時にエラーが発生します。

      コラム

      例④
      削除モード:2、削除対象判定期間/日付:2021/02/15、現在日付:2022/02/15 の場合
      • 2021/02/14以前の顔認証履歴データ を削除します。

      コラム

      例⑤
      削除モード:2、削除対象判定期間/日付:2022/02/15、現在日付:2022/02/15 の場合
      • 2022/01/14以前の顔認証履歴データ を削除します。

7.1.4.1.3. 取得データ

  • 取得データ
    取得データが登録される形式です。
    「k40t_bids_face_auth_logs」に登録されます。
    項目名 備考
    contract_id 契約番号  
    face_matching_history_id 顔照合履歴ID  
    contract_name 契約名  
    auth_timestamp 顔認証日時 顔認証対象者が認証を行った時間(年/月/日 時:分:秒:ミリ秒)
    status ステータス 顔認証対象者が認証を行った結果(0K:認証成功、NG:認証失敗)
    company_cd IM会社コード  
    user_cd IMユーザコード  
    person_id 顔認証対象者OID  
    custom_id 顔認証対象者ID  
    person_first_name 顔認証対象者ファーストネーム  
    person_middle_name 顔認証対象者ミドルネーム  
    person_last_name 顔認証対象者ラストネーム  
    picture_id 顔画像ID  
    face_image_id 入力画像ID  
    detected_image_id 検出顔画像ID  
    watchlist_ids ウォッチリストID  
    match_result_info 顔認証結果情報  
    api_execute_user_name 照合API実行ユーザ名  
    note_str1 付加情報(文字列)1 SaaSiD001(固定値)
    note_str2 付加情報(文字列)2 事前に定義した場所の名前
    note_str3 付加情報(文字列)3 入退種別
    note_num1 付加情報(数値)1 未使用
    note_num2 付加情報(数値)2 顔認証した場所の緯度
    note_num3 付加情報(数値)3 顔認証した場所の経度