販売伝票一覧 照会 API (SalesOrderGetListController)¶

各メソッドの説明¶

コンストラクタ / メソッド名	説明
SalesOrderGetListController	コンストラクタ（引数無し）
SalesOrderGetListController	コンストラクタ（第 1 引数あり）。 ConnectionManager を使う場合に使用する。 第 1 引数で「ConnectionManager」を設定する。
SalesOrderGetListController	コンストラクタ（第 1 引数あり）。 SAPClient の接続情報を使う場合に使用する。 第 1 引数で「SAPClient」（オブジェクト）を設定する。
setCustomerNumber	import 項目：得意先コードを設定します。
setDocumentDate	import 項目：登録日付を設定します。
setDocumentDateTo	import 項目：入力日付 (以前/以降)を設定します。
setMaterial	import 項目：品目コードを設定します。
setPurchaseOrder	import 項目：得意先発注番号を設定します。
setPurchaseOrderNumber	import 項目：得意先発注番号を設定します。
setSalesOrganization	import 項目：販売組織を設定します。
setTransactionGroup	import 項目：一文字フラグを設定します。
setStrParam	構造型の各項目に値を設定する。 第1引数に structure 名、第2引数に項目名、第3引数に値を設定する。
setTblParam	テーブル型の各項目に値を設定する。 第1引数にテーブル名、第2引数に項目名第3引数に値、第4引数にレコード番号を設定する。
executeBapi	BapiController により販売伝票を取得します。
getBapiReturnErrMessage	BAPI実行結果である BapiReturn の Type 情報が正常(デフォルト値: “S” / “”)以外の BapiReturn オブジェクトのメッセージ情報を全て返します。 全て正常の場合は null が返却されます｡
getBapiReturnMessage	BAPI実行結果であるBapiReturnのType情報が正常(デフォルト値: “S” / “”)と判断された Type 情報のメッセージ情報を全て返します。 メッセージが存在しない場合は null が返却されます｡
getCustomerNumber	import 項目：得意先コードを取得します。
getDocumentDate	import 項目：登録日付を取得します。
getDocumentDateTo	import 項目：入力日付 (以前/以降)を取得します。
getMaterial	import 項目：品目コードを取得します。
getPurchaseOrder	import 項目：得意先発注番号を取得します。
getPurchaseOrderNumber	import 項目：得意先発注番号を取得します。
getSalesOrganization	import 項目：販売組織を取得します。
getTransactionGroup	import 項目：一文字フラグを取得します。
getMaterialEvg	import 項目：品目コード(長)情報を取得します。
getSalesOrdersList	得意先受注テーブル情報を取得します。

サンプルプログラム¶

//■販売伝票一覧
var salesOrderList;
var salesOrderCount;

function init(request) {
    //--------------------------------------------------------------------------
    //変数宣言
    //--------------------------------------------------------------------------
    var objCon;
    var objResult;
    
    //--------------------------------------------------------------------------
    //インスタンス生成   // 説明 2 
    //--------------------------------------------------------------------------
    objCon = new SalesOrderGetListController();
    
    //--------------------------------------------------------------------------
    // 単一項目セット   // 説明 2
    //--------------------------------------------------------------------------
    objCon.setCustomerNumber("0000000012"); //得意先コード
    objCon.setSalesOrganization("1100"); //販売組織
    objCon.setTransactionGroup("0"); //一文字フラグ
    
    //--------------------------------------------------------------------------
    // executeBapi実行   // 説明 5
    //--------------------------------------------------------------------------
    objResult = objCon.executeBapi();

    
    //--------------------------------------------------------------------------
    // エラー判定   // 説明 6
    //--------------------------------------------------------------------------
    if (objResult["ERR_CODE"] != null){
        Debug.browse(objResult);
    }

    //オブジェクトを取得
    //伝票明細
    salesOrderList  = objCon.getSalesOrdersList();
    salesOrderCount = salesOrderList.length;
}

• 販売伝票一覧照会 API のインスタンス生成(説明1)

  SalesOrderGetListController クラスのインスタンスを生成します。

  引数は不要です。

  インスタンスを生成すると、販売伝票一覧BAPI（BAPI_SALESORDER_GETLIST）のimport型のimport、table パラメータに値を設定することができます。

• import の各項目に値を設定(説明2)

  import パラメータの項目に値を設定する場合は、set メソッドを使用します。

  メソッドについては各 API のAPI リストを参照ください。

„

• structure の各項目に値を設定 (説明3)

  structure パラメータの項目に値を設定する場合は、setStrParam メソッドを使用します。

  第1引数のstructure 名称は固定値になっています。

  後述のとおりに名称を設定して下さい。

  第2引数の項目名称はSAP の各属性の項目名称を設定してください。

  structure 名称、項目名称は英字の大文字、小文字は厳密に区別されます。

  第三引数に値を設定します。

  SAP structure	セットする固有名称
  MATERIAL_EVG (品目コード (長) )	MaterialEvg

„

• table の各項目に値を設定 (説明4)

  table パラメータの項目に値を設定する場合は、setTblParam メソッドを使用します。

  第1引数のtable名称は固定値になっています。

  後述のとおりに名称を設定して下さい。

  第2引数の項目名称は SAP の各属性の項目名称を設定してください。

  table 名称、項目名称は英字の大文字、小文字は厳密に区別されます。

  第3引数に値、第四引数にレコード番号を設定します。

  SAP table	セットする固有名称
  SALES_ORDERS (得意先受注テーブル)	SalesOrders

• 販売伝票一覧照会(説明5)

  SalesOrderGetListControllerクラスのexecuteBapiメソッドを実行すると、各項目にセットされた値でSAPより販売伝票一覧データとして照会されます。

  販売伝票一覧照会用 BAPI（BAPI_GOODSMVT_GETITEMS）の実行後に RETURN パラメータの内容も取得します。

„

• サンプルプログラムの中で記載されたデータ取得メソッドの詳細説明については、以下を参照してください。(説明6)

  • Type 情報が正常(デフォルト値: “S” / “”)以外の BapiReturn を取得

    SalesOrderGetListController クラスの getBapiReturnErrMessage メソッドを使用すると、取得したBapiReturn の Type 情報が正常(デフォルト値: “S” / “”)以外の BapiReturn オブジェクトのメッセージ情報を取得することが可能です。

    全て正常の場合は null を取得します。

    項目の値を取得するには、KEYにSAPの各属性の項目名称を設定してください。

  • Type 情報が正常(デフォルト値: “S” / “”)の BapiReturn を取得

    SalesOrderGetListController ク ラ ス の getBapiReturnMessageメソッドを使用すると、取得した

    BapiReturn の Type 情報が正常(デフォルト値: “S” / “”)と判断された Type 情報のメッセージ情報を取得することが可能です。

    メッセージが存在しない場合は null を取得します｡

    項目の値を取得するには、KEYにSAPの各属性の項目名称を設定してください。

  • 得意先コード情報を取得

    SalesOrderGetListControllerクラスのgetCustomerNumberメソッドを使用すると、設定した得意先コード情報を取得することが可能です。

  • 登録日付情報を取得

    SalesOrderGetListController クラスの getDocumentDate メソッドを使用すると、設定した登録日付情報を取得することが可能です。

  • 入力日付 (以前/以降)情報を取得

    SalesOrderGetListController クラスの getDocumentDateTo メソッドを使用すると、設定した入力日付(以前/以降)情報を取得することが可能です。

  • 品目コード情報を取得

    SalesOrderGetListController クラスの getMaterial メソッドを使用すると、設定した品目コード情報を取得することが可能です。

  • 得意先発注番号情報を取得

    SalesOrderGetListController クラスの getPurchaseOrder メソッドを使用すると、設定した得意先発注番号情報を取得することが可能です。

  • 得意先発注番号情報を取得

    SalesOrderGetListController クラスの getPurchaseOrderNumber メソッドを使用すると、設定した得意先発注番号情報を取得することが可能です。

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• 販売組織情報を取得

  SalesOrderGetListController クラスの getSalesOrganization メソッドを使用すると、設定した販売組織情報を取得することが可能です。

• 一文字フラグ情報を取得

  SalesOrderGetListController クラスの getTransactionGroup メソッドを使用すると、設定した一文字フラグ情報を取得することが可能です。

• 品目コード (長)情報を取得

  SalesOrderGetListController クラスの getMaterialEvg メソッドを使用すると、設定した品目コード (長)情報を取得することが可能です。

• 得意先受注テーブル情報を取得

  SalesOrderGetListController クラスの getSalesOrdersList メソッドを使用すると、設定した得意先受注テーブル情報を取得することが可能です。

  項目の値を取得するには、KEY に SAP の各属性の項目名称を設定してください。

コラム

サンプルプログラム実行結果では、SAP テスト環境のデータが取得されています。SAP 標準では該当データが存在しません。