事業領域 取得 API(BusinessAreaController)¶
事業領域の情報を取得するためには、BusinessAreaController クラスの持つ各メソッドを利用する必要があります。引数、戻り値についての詳細な情報は、API リストを参照してください。
各メソッドの説明¶
コンストラクタ / メソッド名 説明 BusinessAreaController コンストラクタ(引数無し)。言語が「JA」、かつ ISO 639 準拠の言語が「JA」である事業領域情報のみ、No3~4 のメソッドにて取得することができるようになる。BusinessAreaController コンストラクタ(第1、第2引数あり)。第1引数で指定した言語、第2引数で指定した ISO 639 準拠の言語で有効な事業領域の情報を、No3~4のメソッドにて取得することができるようになる。getBusinessAreaList 引数なしコンストラクタの場合、言語が「JA」、かつ ISO 639 準拠の言語が「JA」である事業領域情報(事業領域コード、事業領域名)が格納された配列を取得する。引数ありコンストラクタの場合、引数で指定した言語、ISO 639 準拠の言語に紐づく事業領域情報(事業領域コード、事業領域名)が格納された配列を取得する。getBusArDes 引数で指定した「事業領域コード」に対応する事業領域名を取得する。
サンプルプログラム¶
var busArDes; var listResult; var listCount; function init(request) { var list; var objCon; var code; //インスタンス生成 objCon = new BusinessAreaController(); // 説明1 // コンストラクタでのエラーチェック if (objCon.getErrCode() != "0"){ //エラーメッセージ出力 Debug.browse(objCon.getErrMsg()); } //事業領域の一覧を取得 list = objCon.getBusinessAreaList(); // 説明2 //事業領域の一覧から1件目の「事業領域コード」を取得 code = list[0]["BUS_AREA"]; //1件目のデータの事業領域名を取得 busArDes = objCon.getBusArDes(code); // 説明3 //一覧の件数を取得 listCount = list.length; // 説明4 }
- 事業領域取得 API のインスタンス生成(説明1)
BusinessAreaController クラスのインスタンスを生成します。インスタンスは、以下の2つのいずれかの方法で生成することができます。インスタンスを生成すると、BAPI を呼出して事業領域を取得する処理が実行されます。
- 言語、ISO 639 準拠の言語を指定しないで事業領域を取得する場合
引数なしのインスタンスを生成します。言語に「JA」、ISO 639 準拠の言語に「JA」を内部で設定しBAPI を呼び出します。objCon = new BusinessAreaController; は、言語「JA」、ISO 639 準拠の言語「JA」に紐付けられている事業領域情報を取得、となります。
- 言語、ISO 639 準拠の言語を指定して事業領域を取得する場合
インスタンス(第1、第2引数あり)を生成します。第1引数で「言語」、第2引数で「ISO 639 準拠の言語」を指定します。もし、objCon = new BusinessAreaController(“EN”,”EN”);とした場合は、言語コード「EN」、ISO 639 準拠の言語「EN」に紐付けられている事業領域の情報を取得、となります。
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- 事業領域の一覧を取得(説明2)
BusinessAreaController クラスの getBusinessAreaList メソッドを使用すると、事業領域の一覧を取得することが可能です。-
- 1件目のデータの事業領域名を取得(説明3)
BusinessAreaController クラスの getBusArDes メソッドを使用すると、引数に指定した事業領域コードに対応する事業領域名を取得することが可能です。該当するデータが存在しない場合は、何も返却されません。-
- 一覧の件数を取得(説明4)
BusinessAreaController クラスのgetBusinessAreaListメソッドで取得した事業領域の一覧は、lengthで件数を取得することが可能です