IM-ERP Real Connect for Accel Platform プログラミングガイド 初版 2013-02-01

事業領域 取得 API(BusinessAreaController)

事業領域の情報を取得するためには、BusinessAreaController クラスの持つ各メソッドを利用する必要があります。
引数、戻り値についての詳細な情報は、API リストを参照してください。

各メソッドの説明

コンストラクタ / メソッド名 説明
BusinessAreaController
コンストラクタ(引数無し)。
言語が「JA」、かつ ISO 639 準拠の言語が「JA」である事業領域情報のみ、No3~4 のメソッドにて取得することができるようになる。
BusinessAreaController
コンストラクタ(第1、第2引数あり)。
第1引数で指定した言語、第2引数で指定した ISO 639 準拠の言語で有効な事業領域の情報を、No3~4のメソッドにて取得することができるようになる。
getBusinessAreaList
引数なしコンストラクタの場合、言語が「JA」、かつ ISO 639 準拠の言語が「JA」である事業領域情報(事業領域コード、事業領域名)が格納された配列を取得する。
引数ありコンストラクタの場合、引数で指定した言語、ISO 639 準拠の言語に紐づく事業領域情報(事業領域コード、事業領域名)が格納された配列を取得する。
getBusArDes 引数で指定した「事業領域コード」に対応する事業領域名を取得する。

サンプルプログラム

var busArDes;
var listResult;
var listCount;

function init(request) {

    var list;
    var objCon;
    var code;

    //インスタンス生成 
    objCon = new BusinessAreaController();   // 説明1  

    // コンストラクタでのエラーチェック 
    if (objCon.getErrCode() != "0"){ 

        //エラーメッセージ出力 
        Debug.browse(objCon.getErrMsg()); 
}

    //事業領域の一覧を取得 
    list = objCon.getBusinessAreaList();   // 説明2  

    //事業領域の一覧から1件目の「事業領域コード」を取得 
    code =  list[0]["BUS_AREA"]; 

    //1件目のデータの事業領域名を取得 
    busArDes = objCon.getBusArDes(code);   // 説明3  

    //一覧の件数を取得
    listCount  =  list.length;      //  説明4
}
  • 事業領域取得 API のインスタンス生成(説明1)
BusinessAreaController クラスのインスタンスを生成します。
インスタンスは、以下の2つのいずれかの方法で生成することができます。
インスタンスを生成すると、BAPI を呼出して事業領域を取得する処理が実行されます。
  1. 言語、ISO 639 準拠の言語を指定しないで事業領域を取得する場合
引数なしのインスタンスを生成します。
言語に「JA」、ISO 639 準拠の言語に「JA」を内部で設定しBAPI を呼び出します。
objCon = new BusinessAreaController; は、言語「JA」、ISO 639 準拠の言語「JA」に紐付けられている事業領域情報を取得、となります。
  1. 言語、ISO 639 準拠の言語を指定して事業領域を取得する場合
インスタンス(第1、第2引数あり)を生成します。
第1引数で「言語」、第2引数で「ISO 639 準拠の言語」を指定します。
もし、objCon = new BusinessAreaController(“EN”,”EN”);とした場合は、言語コード「EN」、ISO 639 準拠の言語「EN」に紐付けられている事業領域の情報を取得、となります。
„
  • 事業領域の一覧を取得(説明2)
BusinessAreaController クラスの getBusinessAreaList メソッドを使用すると、事業領域の一覧を取得することが可能です。
„
  • 1件目のデータの事業領域名を取得(説明3)
BusinessAreaController クラスの getBusArDes メソッドを使用すると、引数に指定した事業領域コードに対応する事業領域名を取得することが可能です。
該当するデータが存在しない場合は、何も返却されません。
„
  • 一覧の件数を取得(説明4)
BusinessAreaController クラスのgetBusinessAreaListメソッドで取得した事業領域の一覧は、lengthで件数を取得することが可能です