ArcMatterList オブジェクト

過去案件一覧マネージャ。

コンストラクタに指定したユーザが指定した年月(yyyyMM)に申請された案件の中で、本人権限で処理した履歴がある案件の一覧を取得します。
(※本人権限での取得になるのは、標準のアーカイブリスナーで処理した時に限ります。)
一覧を取得する為には、コンストラクタに「archiveMonth アーカイブ年月(yyyyMM)」を指定する必要があります。
過去案件は申請基準日で、格納されるテーブルを分けています。申請基準日の年月部分がコンストラクタに指定する
「archiveMonth アーカイブ年月(yyyyMM)」になります。

特定のユーザをコンストラクタに設定せずに、ワークフロー運用管理者として全ての過去案件を取得したい場合は、
管理者オブジェクトである「ArcMatterAdminList」を利用してください。

本オブジェクトでは「imw_ayyyymm」で始まるトランザクション系の過去案件関連テーブルから情報を取得します。
テーブル名に含まれる「yyyymm」はコンストラクタで指定する「archiveMonth アーカイブ年月(yyyyMM)」です。

処理中の未完了した案件に対して、処理済み一覧を取得するには「ProcessedActvMatterList」を利用してください。
完了した案件に対して、処理済み一覧を取得するには「ProcessedCplMatterList」を利用してください。

オブジェクトに定義されている定数値は検索、ソート条件で利用されますが、 返却オブジェクトに指定されていないフィールドでのソートはできません。

関連オブジェクト:ArcMatterAdminList, ProcessedActvMatterList, ProcessedCplMatterList

導入されたバージョン:7.2

定数の概要
static String ACT_FLAG
代理フラグ
static String APPLY_ACT_FLAG
申請代理フラグ
static String APPLY_AUTH_USER_CODE
申請権限者コード
static String APPLY_AUTH_USER_NAME
申請権限者名
static String APPLY_BASE_DATE
申請基準日("yyyy/MM/dd"形式の文字列)
static String APPLY_DATE
申請日("yyyy/MM/dd HH:mm:ss.SSS"形式の文字列)
static String APPLY_EXECUTE_USER_CODE
申請実行者コード
static String APPLY_EXECUTE_USER_NAME
申請実行者名
static String AUTH_COMPANY_CODE
権限者会社コード
static String AUTH_ORGZ_CODE
権限者組織コード
static String AUTH_ORGZ_NAME
権限者組織名
static String AUTH_ORGZ_SET_CODE
権限者組織セットコード
static String AUTH_USER_CODE
権限者コード
static String AUTH_USER_NAME
権限者名
static String FLOW_GROUP_ID
フローグループID
static String FLOW_ID
フローID
static String FLOW_NAME
フロー名
static String FLOW_VERSION_ID
フローバージョンID
static String MATTER_CPL_DATE
案件終了日("yyyy/MM/dd HH:mm:ss.SSS"形式の文字列)
static String MATTER_NAME
案件名
static String MATTER_NUMBER
案件番号
static String PRIORITY_LEVEL
優先度
static String STATUS
案件完了状態
static String SYSTEM_MATTER_ID
システム案件ID
static String USER_DATA_ID
ユーザデータID

コンストラクタの概要
ArcMatterList (String userCd ,String loginGroupId ,String localeId ,String archiveMonth)
コンストラクタ。

メソッドの概要
WorkflowResultInfo getProcessedList (ListSearchCondition cond)
コンストラクタで指定した特定ユーザが指定したアーカイブ年月に申請された案件に対して、本人権限で処理した案件の一覧を取得します。
WorkflowResultInfo getProcessedListCount (ListSearchCondition cond)
コンストラクタで指定した特定ユーザが指定したアーカイブ年月に申請された案件に対して、本人権限で処理した案件の件数を取得します。

定数の詳細
ACT_FLAG

static String ACT_FLAG

代理フラグ

APPLY_ACT_FLAG

static String APPLY_ACT_FLAG

申請代理フラグ

APPLY_AUTH_USER_CODE

static String APPLY_AUTH_USER_CODE

申請権限者コード

APPLY_AUTH_USER_NAME

static String APPLY_AUTH_USER_NAME

申請権限者名

APPLY_BASE_DATE

static String APPLY_BASE_DATE

申請基準日("yyyy/MM/dd"形式の文字列)

APPLY_DATE

static String APPLY_DATE

申請日("yyyy/MM/dd HH:mm:ss.SSS"形式の文字列)

APPLY_EXECUTE_USER_CODE

static String APPLY_EXECUTE_USER_CODE

申請実行者コード

APPLY_EXECUTE_USER_NAME

static String APPLY_EXECUTE_USER_NAME

申請実行者名

AUTH_COMPANY_CODE

static String AUTH_COMPANY_CODE

権限者会社コード

AUTH_ORGZ_CODE

static String AUTH_ORGZ_CODE

権限者組織コード

AUTH_ORGZ_NAME

static String AUTH_ORGZ_NAME

権限者組織名

AUTH_ORGZ_SET_CODE

static String AUTH_ORGZ_SET_CODE

権限者組織セットコード

AUTH_USER_CODE

static String AUTH_USER_CODE

権限者コード

AUTH_USER_NAME

static String AUTH_USER_NAME

権限者名

FLOW_GROUP_ID

static String FLOW_GROUP_ID

フローグループID

FLOW_ID

static String FLOW_ID

フローID

FLOW_NAME

static String FLOW_NAME

フロー名

FLOW_VERSION_ID

static String FLOW_VERSION_ID

フローバージョンID

MATTER_CPL_DATE

static String MATTER_CPL_DATE

案件終了日("yyyy/MM/dd HH:mm:ss.SSS"形式の文字列)

MATTER_NAME

static String MATTER_NAME

案件名

MATTER_NUMBER

static String MATTER_NUMBER

案件番号

PRIORITY_LEVEL

static String PRIORITY_LEVEL

優先度

STATUS

static String STATUS

案件完了状態

SYSTEM_MATTER_ID

static String SYSTEM_MATTER_ID

システム案件ID

USER_DATA_ID

static String USER_DATA_ID

ユーザデータID

コンストラクタの詳細
ArcMatterList

ArcMatterList (String userCd ,String loginGroupId ,String localeId ,String archiveMonth)
コンストラクタ。
過去案件一覧マネージャを新たに生成します。
パラメータ
userCd String ユーザコード
loginGroupId String ログイングループID
localeId String ロケールID
archiveMonth String アーカイブ年月(yyyyMM)

メソッドの詳細
getProcessedList

WorkflowResultInfo getProcessedList (ListSearchCondition cond)

コンストラクタで指定した特定ユーザが指定したアーカイブ年月に申請された案件に対して、本人権限で処理した案件の一覧を取得します。
(※本人権限での取得になるのは、標準のアーカイブリスナーで処理した時に限ります。)

検索条件を設定する為の引数である「cond 検索条件」の設定は必須です。
特に検索条件を設定する必要がない場合でもインスタンスを作成して設定する必要があります。
検索結果が存在しない場合にはdata属性にサイズ0の空オブジェクトを設定して返却します。
コンストラクタで指定した「archiveMonth アーカイブ年月(yyyyMM)」に対して、過去案件テーブルが存在しない場合でもdata属性にサイズ0の空オブジェクトを設定して返却します。

データベースへの検索処理で失敗した場合にはエラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。

案件情報を取得する為の処理者情報は「imw_ayyyymm_matter_auth_user」から取得します。
「imw_ayyyymm_matter_auth_user」のデータ作成は標準のアーカイブリスナー処理で行なっています。
結果を保存する「過去案件情報オブジェクトの配列」に設定される案件情報は
「imw_ayyyymm_matter」、「imw_ayyyymm_matter_local」、「imw_ayyyymm_matter_task」から取得します。
テーブル名に含まれる「yyyymm」はコンストラクタで指定する「archiveMonth アーカイブ年月(yyyyMM)」です。

検索条件や、ソート条件の設定はオブジェクトに定義されている定数値で検索条件を設定できます。
ユーザデータ案件プロパティを取得一覧として取得する条件設定をした場合に、値を取得する対象テーブルは「imw_ayyyymm_matter_user_data」になります。
詳しい使用方法は「ListSearchCondition」を参照してください。

処理中の未完了案件に対して、処理済み一覧情報を取得するには 「ProcessedActvMatterList#getProcessedList(ProcessedAuthCondition, ListSearchCondition)」を利用してください。
完了した案件に対して、処理済み一覧情報を取得するには 「 ProcessedCplMatterList#getProcessedList(ProcessedAuthCondition, ListSearchCondition)」を利用してください。

パラメータ
cond ListSearchCondition 検索条件オブジェクト
返却値
WorkflowResultInfo 処理結果を返却します。
WorkflowResultInfo のdata属性には、過去案件情報オブジェクトの配列が設定されます。

getProcessedListCount

WorkflowResultInfo getProcessedListCount (ListSearchCondition cond)

コンストラクタで指定した特定ユーザが指定したアーカイブ年月に申請された案件に対して、本人権限で処理した案件の件数を取得します。
(※本人権限での取得になるのは、標準のアーカイブリスナーで処理した時に限ります。)

検索条件を設定する為の引数である「cond 検索条件」の設定は必須です。
特に検索条件を設定する必要がない場合でもインスタンスを作成して設定する必要があります。
コンストラクタで指定した「archiveMonth アーカイブ年月(yyyyMM)」に対して、過去案件テーブルが存在しない場合はdata属性に「0」を設定して返却します。

データベースへの検索処理で失敗した場合にはエラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。

案件情報を取得する為の処理者情報は「imw_ayyyymm_matter_auth_user」から取得します。
「imw_ayyyymm_matter_auth_user」のデータ作成は標準のアーカイブリスナー処理で行なっています。
案件情報を取得する対象テーブルは「imw_ayyyymm_matter」、「imw_ayyyymm_matter_local」、「imw_ayyyymm_matter_task」から取得します。
テーブル名に含まれる「yyyymm」はコンストラクタで指定する「archiveMonth アーカイブ年月(yyyyMM)」です。

検索条件の設定はオブジェクトに定義されている定数値で検索条件を設定できます。
ユーザデータ案件プロパティを取得一覧として取得する条件設定をした場合に、値を取得する対象テーブルは「imw_ayyyymm_matter_user_data」になります。
詳しい使用方法は「ListSearchCondition」を参照してください。

処理中の未完了案件に対して、処理済み一覧の件数を取得するには 「ProcessedActvMatterList#getProcessedListCount(ProcessedAuthCondition, ListSearchCondition)」を利用してください。
完了した案件に対して、処理済み一覧の件数を取得するには 「ProcessedCplMatterList#getProcessedListCount(ProcessedAuthCondition, ListSearchCondition)」を利用してください。

パラメータ
cond ListSearchCondition 検索条件オブジェクト
返却値
WorkflowResultInfo 処理結果を返却します。
WorkflowResultInfo のdata属性には、過去案件情報件数(Number)が設定されます。