一時保存マネージャオブジェクト。
一時保存案件を新規作成、更新、削除処理ができます。
このオブジェクトでは、データベーステーブル「imw_t_temporary_save」への処理を行なっています。
新規作成、更新、削除の各処理を実行する際に、処理対象フローの申請ノードに指定したアクション処理が実行されます。
詳細は各メソッドの説明を参照してください。
導入されたバージョン:7.2
コンストラクタの概要 | |
TempSaveManager
引数で指定したログイングループID、ロケールIDで一時保存マネージャを新しく生成します。 |
メソッドの概要 | |
| createTempSaveMatter
|
| deleteTempSaveMatter
|
| updateTempSaveMatter
|
コンストラクタの詳細 |
コンストラクタ
引数で指定したログイングループID、ロケールIDで一時保存マネージャを新しく生成します。
パラメータ
loginGroupId String ログイングループID localeId String ロケールID
メソッドの詳細 |
| createTempSaveMatter
|
一時保存案件を新規作成します。
このメソッドでは内部でトランザクションの制御処理を行なっています。
メソッドの実行前に、ユーザトランザクションを終了状態にして置く必要があります。
一時保存案件の作成処理を行う際に、対象のフローの申請ノードに設定されているアクション処理が実行されます。
アクション処理は、データベースに一時保存データを登録する前に実行されます。
アクション処理で実行される外部プログルムでのデータベースへの登録処理等もこのメソッド内の一時保存案件データ登録処理と同じトランザクション処理になります。
アクション処理の実行や、一時保存データの登録処理が全て正常に終了しない場合には、登録した全データがロールバックされて、エラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
「tempSaveParam 一時保存用パラメータ情報オブジェクト」には一時保存案件用の登録データを指定します。
このモデルのデータは「imw_t_temporary_save」テーブルに登録されます。
各項目の必須有無の詳細は「TempSaveParamInfo」を参照してください。
「userParam ユーザデータ保存用情報オブジェクト」に設定したデータはそのままアクション処理に渡されます。
アクション処理に必要な情報を渡したい場合には、このパラメータを利用してください。
データベースへの登録処理や、トランザクションの制御処理で失敗した場合は、エラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
一時保存案件データの更新や削除処理は、「updateTempSaveMatter(TempSaveParamInfo, Object)」、 「deleteTempSaveMatter(TempSaveParamInfo, Object)」を利用してください。
パラメータ
tempSaveParam TempSaveParamInfo 一時保存用パラメータ情報オブジェクト userParam Object ユーザデータ保存用情報オブジェクト(プロパティ形式で定義)
返却値
WorkflowResultInfo 処理結果を返却します。
WorkflowResultInfo のdata属性には、nullが設定されます。
| deleteTempSaveMatter
|
一時保存案件を削除します。
このメソッドでは内部でトランザクションの制御処理を行なっています。
メソッドの実行前に、ユーザトランザクションを終了状態にして置く必要があります。
一時保存案件の削除処理を行う際に、対象のフローの申請ノードに設定されているアクション処理が実行されます。
アクション処理の実行は、データベースの一時保存データを削除する前に行います。
アクション処理で実行される外部プログルムでのデータベースへの登録処理等もこのメソッド内の一時保存案件データ削除処理と同じトランザクション処理になります。
アクション処理の実行や、一時保存データの削除処理が全て正常に終了しない場合には、更新した全データがロールバックされて、エラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
「tempSaveParam 一時保存用パラメータ情報オブジェクト」には一時保存案件用の削除データを指定します。
設定したモデルで「imw_t_temporary_save」テーブルのデータを削除します。
各項目の必須有無の詳細は「TempSaveParamInfo」を参照してください。
削除処理は、一時保存案件のテーブルへ「tempSaveParam 一時保存用パラメータ情報オブジェクト」の「ユーザデータID」をキーにして、
該当のデータの削除処理になります。
パラメータの「ユーザデータID」項目以外のデータは設定しても無視されます。
尚、tempSaveParam 一時保存用パラメータ情報」の「ユーザデータID」が既に存在しない場合で、削除処理が「0」件実行された場合でもエラーにはなりません。
正常終了になります。
「userParam ユーザデータ保存用情報オブジェクト」に設定したデータはそのままアクション処理に渡されます。
アクション処理に必要な情報を渡したい場合には、このパラメータを利用してください。
データベースへの削除処理や、トランザクションの制御処理で失敗した場合には、エラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
一時保存案件データの新規作成や更新処理は、「createTempSaveMatter(TempSaveParamInfo, Object)」、 「updateTempSaveMatter(TempSaveParamInfo, Object)」を利用してください。
パラメータ
tempSaveParam TempSaveParamInfo 一時保存用パラメータ情報オブジェクト userParam Object ユーザデータ保存用情報オブジェクト(プロパティ形式で定義)
返却値
WorkflowResultInfo 処理結果を返却します。
WorkflowResultInfo のdata属性には、nullが設定されます。
| updateTempSaveMatter
|
一時保存案件を更新します。
このメソッドでは内部でトランザクションの制御処理を行なっています。
メソッドの実行前に、ユーザトランザクションを終了状態にして置く必要があります。
一時保存案件の更新処理を行う際に、対象のフローの申請ノードに設定されているアクション処理が実行されます。
アクション処理の実行は、データベースの一時保存データを更新する前に行います。
アクション処理で実行される外部プログルムでのデータベースへの登録処理等もこのメソッド内の一時保存案件データ更新処理と同じトランザクション処理になります。
アクション処理の実行や、一時保存データの更新処理が全て正常に終了しない場合には、更新した全データがロールバックされて、エラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
「tempSaveParam 一時保存用パラメータ情報オブジェクト」には一時保存案件用の更新データを指定します。
このモデルのデータは「imw_t_temporary_save」テーブルに更新されます。
各項目の必須有無の詳細は「TempSaveParamInfo」を参照してください。
更新処理は、一時保存案件のテーブルへ「tempSaveParam 一時保存用パラメータ情報オブジェクト」の「ユーザデータID」をキーにして、
他にパラメータに設定された値の更新処理になります。
パラメータの項目の中で、値が設定されてない項目は更新対象外になります。「null」に項目を更新するのはできません。
尚、tempSaveParam 一時保存用パラメータ情報」の「ユーザデータID」には既に存在するユーザデータIDを指定する必要があります。
一時保存案件データとして登録されているデータの中に、同じ「ユーザデータID」が存在しなくて、更新処理が行なってなかった場合には、エラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
「userParam ユーザデータ保存用情報オブジェクト」に設定したデータはそのままアクション処理に渡されます。
アクション処理に必要な情報を渡したい場合には、このパラメータを利用してください。
データベースへの更新処理や、トランザクションの制御処理で失敗した場合には、エラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
一時保存案件データの新規作成や削除処理は、「createTempSaveMatter(TempSaveParamInfo, Object)」、 「deleteTempSaveMatter(TempSaveParamInfo, Object)」を利用してください。
パラメータ
tempSaveParam TempSaveParamInfo 一時保存用パラメータ情報オブジェクト userParam Object ユーザデータ保存用情報オブジェクト(プロパティ形式で定義)
返却値
WorkflowResultInfo 処理結果を返却します。
WorkflowResultInfo のdata属性には、nullが設定されます。