過去案件のユーザデータ案件プロパティ情報マネージャオブジェクト。
過去で利用するユーザデータ案件プロパティ情報の新規登録、更新、削除、検索処理を行います。
本オブジェクトではユーザデータIDをキーで検索や更新処理を行います。検索や更新処理の対象になるテーブルは過去案件関連テーブルである「imw_ayyyymm_matter_user_data」です。
テーブル名に含まれる「yyyymm」はコンストラクタで指定する「archiveMonth アーカイブ年月(yyyyMM)」です。
処理中の未完了案件や完了案件のユーザデータプロパティ情報の操作には「UserActvMatterPropertyValue」、「UserCplMatterPropertyValue」を利用してください。
システム案件IDをキーで過去案件情報からユーザデータ案件プロパティ情報を取得するには、「ArcMatter」を利用してください。
関連オブジェクト:UserActvMatterPropertyValue, UserCplMatterPropertyValue, ArcMatter
導入されたバージョン:7.2
コンストラクタの概要 | |
UserArcMatterPropertyValue
|
メソッドの概要 | |
| createMatterProperty
|
| deleteMatterProperty
|
| getMatterProperty
|
| getMatterPropertyList
|
| getMatterPropertyListCount
|
| updateMatterProperty
|
コンストラクタの詳細 |
コンストラクタ。
引数で指定したログイングループIDでユーザデータ案件プロパティ情報(過去案件)マネージャを新しく生成します。
パラメータ
loginGroupId String ログイングループID archiveMonth String アーカイブ年月(yyyyMM)
メソッドの詳細 |
| createMatterProperty
|
過去案件のユーザデータ案件プロパティ情報を新規登録します。
指定した「ユーザデータ案件プロパティ情報オブジェクトの配列」を過去案件関連テーブルのユーザデータテーブル「imw_ayyyymm_matter_user_data」に登録します。
テーブル名に含まれる「yyyymm」はコンストラクタで指定する「archiveMonth アーカイブ年月(yyyyMM)」です。
登録する案件プロパティ情報オブジェクトの配列は必須になります。設定されてない場合は処理に失敗し、エラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
登録対象になる指定したパラメータの配列の件数と実際に成功した登録件数が異なる場合でも、エラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
コンストラクタで指定するアーカイブ年月でのテーブル存在チェックは行なっていません。
テーブルが存在しない場合やデータベースへの処理で失敗した場合にも、エラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
更新、削除処理は「updateMatterProperty(Array)」、 「deleteMatterProperty(Array)」を利用してください。
このメソッドでは内部でトランザクション制御を行なっていません。外部で制御を行う必要があります。
パラメータ
matterProperty Array ユーザデータ案件プロパティ情報オブジェクトの配列
返却値
WorkflowResultInfo 処理結果を返却します。
WorkflowResultInfo のdata属性には、nullが設定されます。
| deleteMatterProperty
|
過去案件のユーザデータ案件プロパティ情報を削除します。
過去案件関連テーブルのユーザデータテーブル「imw_ayyyymm_matter_user_data」に対して削除処理を行います。
テーブル名に含まれる「yyyymm」はコンストラクタで指定する「archiveMonth アーカイブ年月(yyyyMM)」です。
削除する案件プロパティ情報オブジェクトの配列は必須になります。設定されてない場合は処理に失敗し、エラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
指定した「ユーザデータ案件プロパティ情報の配列」モデルに設定された項目の値をキーにしてデータを削除します。
値を設定していない項目(nullの項目)は検索条件から除いて削除処理を行います。
ただし、モデルの全項目を「null」にしても全項目削除にはなりません。処理に失敗し、エラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
削除をする場合には、必ずひとつ以上の項目に値を設定する必要があります。
コンストラクタで指定するアーカイブ年月でのテーブル存在チェックは行なっていません。
テーブルが存在しない場合やデータベースへの処理で失敗した場合にもエラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
削除については実際に削除されたデータが「1」件未満の場合でも正常終了になります。
登録、更新処理は「createMatterProperty(Array)」、 「updateMatterProperty(Array)」を利用してください。
このメソッドでは内部でトランザクション制御を行なっていません。外部で制御を行う必要があります。
パラメータ
matterProperty Array ユーザデータ案件プロパティ情報オブジェクトの配列
返却値
WorkflowResultInfo 処理結果を返却します。
WorkflowResultInfo のdata属性には、nullが設定されます。
| getMatterProperty
|
過去案件の特定のユーザデータ案件プロパティ情報を取得します。
該当の案件プロパティ情報はコンストラクタで指定した「archiveMonth アーカイブ年月(yyyyMM)」、
パラメータで指定した「userDataId ユーザデータID」と「key 案件プロパティキー」で「imw_ayyyymm_matter_user_data」テーブルから取得します。
テーブル名に含まれる「yyyymm」はコンストラクタで指定する「archiveMonth アーカイブ年月(yyyyMM)」です。
検索結果が存在しない場合は、data属性に「null」を設定して返却します。
コンストラクタで指定するアーカイブ年月でのテーブル存在チェックは行なっていません。
テーブルが存在しない場合やデータベースへの検索処理で失敗した場合にはエラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
本メソッドでは、ユーザデータIDをキーで情報を取得しますが、システム案件IDをキーでユーザデータ案件プロパティ情報を取得するには、
「ArcMatter#getMatterProperty(String)」を利用してください。
特定の案件プロパティキーに限らず、ユーザデータIDの全ての案件プロパティ情報を取得するには「getMatterPropertyList(String)」を利用してください。
処理中の未完了案件の特定のユーザデータ案件プロパティ情報を取得するには「UserActvMatterPropertyValue#getMatterProperty(String, String)」を利用してください。
完了案件の特定のユーザデータ案件プロパティ情報を取得するには「UserCplMatterPropertyValue#getMatterProperty(String, String)」を利用してください。
パラメータ
userDataId String ユーザデータID key String 案件プロパティキー
返却値
WorkflowResultInfo 処理結果を返却します。
WorkflowResultInfo のdata属性には、ユーザデータ案件プロパティ情報オブジェクトが設定されます。
| getMatterPropertyList
|
過去案件のユーザデータ案件プロパティ情報をすべて取得します。
該当の案件プロパティ情報はコンストラクタで指定した「archiveMonth アーカイブ年月(yyyyMM)」、
パラメータで指定した「userDataId ユーザデータID」と「key 案件プロパティキー」で「imw_ayyyymm_matter_user_data」テーブルから取得します。
テーブル名に含まれる「yyyymm」はコンストラクタで指定する「archiveMonth アーカイブ年月(yyyyMM)」です。
指定のユーザデータIDに対して、検索結果が存在しない場合にはdata属性にサイズ0の空オブジェクトを設定して返却します。
コンストラクタで指定するアーカイブ年月でのテーブル存在チェックは行なっていません。
テーブルが存在しない場合やデータベースへの検索処理で失敗した場合にはエラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
本メソッドでは、ユーザデータIDをキーで情報を取得しますが、システム案件IDをキーでユーザデータ案件プロパティ情報を取得するには、
「ArcMatter#getMatterPropertyList()」を利用してください。
特定の案件プロパティキーで、案件プロパティ情報を取得するには「getMatterProperty(String, String)}」を利用してください。
処理中の未完了案件のユーザデータ案件プロパティ情報をすべて取得するには「UserActvMatterPropertyValue#getMatterPropertyList(String)」を利用してください。
完了案件のユーザデータ案件プロパティ情報をすべて取得するには「UserCplMatterPropertyValue#getMatterPropertyList(String)」を利用してください。
パラメータ
userDataId String ユーザデータID
返却値
WorkflowResultInfo 処理結果を返却します。
WorkflowResultInfo のdata属性には、ユーザデータ案件プロパティ情報オブジェクトの配列が設定されます。
| getMatterPropertyListCount
|
過去案件のユーザデータ案件プロパティ情報の件数を取得します。
該当の案件プロパティ件数はコンストラクタで指定した「archiveMonth アーカイブ年月(yyyyMM)」、
パラメータで指定した「userDataId ユーザデータID」と「key 案件プロパティキー」で「imw_ayyyymm_matter_user_data」テーブルから取得します。
テーブル名に含まれる「yyyymm」はコンストラクタで指定する「archiveMonth アーカイブ年月(yyyyMM)」です。
コンストラクタで指定するアーカイブ年月でのテーブル存在チェックは行なっていません。
テーブルが存在しない場合やデータベースへの検索処理で失敗した場合にはエラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
本メソッドでは、ユーザデータIDをキーで情報を取得しますが、システム案件IDをキーでユーザデータ案件プロパティ情報を取得するには、
「ArcMatter#getMatterPropertyListCount()」を利用してください。
処理中の未完了案件のユーザデータ案件プロパティ情報の件数を取得するには「UserActvMatterPropertyValue#getMatterPropertyListCount(String)」を利用してください。
完了案件のユーザデータ案件プロパティ情報の件数を取得するには「UserCplMatterPropertyValue#getMatterPropertyListCount(String)」を利用してください。
パラメータ
userDataId String ユーザデータID
返却値
WorkflowResultInfo 処理結果を返却します。
WorkflowResultInfo のdata属性には、ユーザデータ案件プロパティ情報件数(Number)が設定されます。
| updateMatterProperty
|
過去案件のユーザデータ案件プロパティ情報を更新します。
過去案件関連テーブルのユーザデータテーブル「imw_ayyyymm_matter_user_data」に対して更新処理を行います。
テーブル名に含まれる「yyyymm」はコンストラクタで指定する「archiveMonth アーカイブ年月(yyyyMM)」です。
更新する案件プロパティ情報の配列は必須になります。設定されてない場合は処理に失敗し、エラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
指定した「ユーザデータ案件プロパティ情報オブジェクトの配列」モデルで「ユーザデータID」と「案件プロパティキー」をキーにして、
キー以外に設定されている値を更新します。
値を設定していない項目(nullの項目)は更新対象外になります。
データベース更新処理後、実際に更新されたデータが「1」件未満の場合でもエラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
コンストラクタで指定するアーカイブ年月でのテーブル存在チェックは行なっていません。
テーブルが存在しない場合やデータベースへの処理で失敗した場合にもエラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
登録、削除処理は「createMatterProperty(Array)」、 「deleteMatterProperty(Array)」を利用してください。
このメソッドでは内部でトランザクション制御を行なっていません。外部で制御を行う必要があります。
パラメータ
matterProperty Array ユーザデータ案件プロパティ情報オブジェクトの配列
返却値
WorkflowResultInfo 処理結果を返却します。
WorkflowResultInfo のdata属性には、nullが設定されます。