IM-PDFDesigner for Accel Platform セットアップガイド 第12版 2019-04-01

IM-PDFデザイナー Ver.7.x 以前で構築されたシステムを IM-PDFDesigner for Accel Platform へバージョンアップする際の手順

IM-PDFデザイナー Ver.7.x のAPIを利用する上位プログラムは、基本的に IM-PDFDesigner for Accel Platform でも修正なしにそのまま動作します。
が、以下2点に該当する場合には移行作業とは別にソースコード・帳票レイアウトファイルの修正が必要です。
該当例 必要な作業
廃止メソッド、廃止クラスを利用している場合 ソースコードの修正が必要です。下記の移行先クラス、および付属のサンプルソースを参照してください。
2バージョン以上前の帳票レイアウトを利用している場合 レイアウトデザインツールで既存の帳票レイアウトファイルを開き、上書き保存してください。プログラムからPDFファイルを出力し、出力結果に問題がないことを確認してください。 出力結果に文字化けや文字のずれがないことを確認してください。文字化けや文字のずれ等はレイアウトデザインツール上で修正してください。

廃止メソッド

IM-PDFデザイナー Ver.7.x の setCompressionメソッドは、 IM-PDFDesigner for Accel Platform では廃止されています。利用できずエラーとなりますので、本メソッドを呼び出している箇所は削除してください。

廃止クラス

Storage Service の廃止により、一部のクラスが廃止となりました。
クラス名 新規/廃止/継続 移行先クラス
AbstractBuilder 廃止(使用できません) なし
AbstractPageBuilder 廃止(使用できません) なし
CompressedPDF 継続  
IOCelaPageBuilder 廃止(使用できません) CSVCela
IOCelaPageWriter 廃止(使用できません) CSVCela
IODocPageBuilder 廃止(使用できません) CSVDoc
IODocPageWriter 廃止(使用できません) CSVDoc
PageWriter 廃止(使用できません) なし
PDFBuilder 廃止(使用できません) IOIntegration
PDFDocumentInformation 継続  
PDFException 継続  
PDFIllegalLicenseException 継続  
PDFIllegalParameterException 継続  
PDFIllegalStateException 継続  
PDFIOException 継続  
PDFLibSecurity 継続  
PDFMemoryAccessException 継続  
PDFRuntimeException 継続  
PDFSecurity 継続  
PDFUnsupportedVersionException 新規(サポート対象外のクラスを使用した場合)  
PDFWriter 廃止(使用できません) IOIntegration
AbstractCSVCela 新規(インスタンスの生成はできません)  
AbstractCSVDoc 新規(インスタンスの生成はできません)  
AbstractIODOC 継続  
AbstractIOIntegration 新規(インスタンスの生成はできません)  
CSVCela 継続  
CSVDoc 継続  
IOIntegration 継続  

データファイルの文字コード

IOWebDOC (1.9.x) を利用する場合、データファイルの文字コードは、 SJIS(MS932) で作成してください。
IOWebDOC (3.x.x) を利用する場合、データファイルの文字コードは、 UTF8/UTF16(BOM付き) で作成してください。

IM-PDFDesigner for Accel Platform へのバージョンアップ手順

1. 既存環境(移行元環境)の帳票レイアウトファイル(拡張子が dlf/def/clf/ddl のファイル)を準備します。

コラム

dlfファイルが存在しない場合は、拡張子が iod のファイルを探してください。dlfファイルから帳票ツール固有の情報を削除したものがiodファイルです。dlfファイルとiodファイルは同一です。

2. 作業が必要なファイルは、以下の2種類のファイルです。
・dlfファイル:帳票レイアウト(単票)- ※ dlfファイルが存在しない場合は、iodファイルを探してください。
・def/clf/ddlファイル:帳票レイアウト(連票)
3. dlfファイル(単票)の変換
3.1. スタートメニュー → YSS IOWebDOC → IODOC を起動します。
3.2. dlfファイル(またはiodファイル)を、IODOCツールにドラッグ&ドロップします。
3.3. 帳票レイアウトが開きます。
3.4. 上書き保存してください。
3.5. dlfファイルと同じ名称の iodファイル が作成されていることを確認してください。
3.6. ファイルの最終更新日時が更新されていることを確認してください。
4. def/clfファイル(連票)の変換
4.1. スタートメニュー → YSS IOWebDOC → IOCELA を起動します。
4.2. def/clfファイルを、IOCELAツールにドラッグ&ドロップします。
4.3. 帳票レイアウトが開きます。
4.4. 上書き保存してください。
4.5. def/clfファイルの最終更新日時が更新されていることを確認してください。
5. 移行先の環境に、IM-PDFDesigner for Accel Platform を手順に沿ってインストールします。
6. 帳票レイアウトファイル/ソースコード一式を新環境に配置します。

コラム

帳票レイアウトファイルの置き場所に注意してください。iAPよりストレージサービスの概念がなくなっており、またテナント機能が新たに追加されています。

コラム

dlf/def/clfファイル以外に cddファイルや画像ファイルを利用している場合は、これらのファイルも一緒に配置してください。基本は帳票レイアウトファイル一式が保存されたフォルダを丸ごと新環境にもっていきます。

7. 動作確認
既存の帳票出力機能からPDFファイルを出力します。
IM-PDFDesigner for Accel Platform 2017 Summer 以降では、データチェック機能が厳しくなっており、IM-PDFデザイナー Ver.7.x 以前で作成されたデータがエラーとなる可能性があります
このため、必ずすべての帳票レイアウトについて出力を確認してください。