Red Hat Enterprise Linux (64 bit) 編¶
環境変数¶
IOWebDOC を利用するための環境設定を行います。
以下の表に従い、環境変数を設定してください。
変数名 設定内容 IODOC %IODOC% (末尾の”/”スラッシュなし) $ IODOC=/usr/local/webdoc $ export IODOC 各環境変数を設定します。%IODOC%/iodoc.sh に実行権限を追加して実行します。$ chmod +x /usr/local/webdoc/iodoc.sh $ . /usr/local/webdoc/iodoc.shコラム
iodoc.sh を実行すると下記の環境変数が追加されます。
PATH $IODOC/bin 追加 LD_LIBRARY_PATH $IODOC/lib 追加
環境設定が正しく設定できていることを確認します。バージョンが下記のように表示されることを確認してください。$ iowebver IOWebDOC 64bit Version x.x.x.x(linux/sjis)
ファイルの権限設定¶
Resin を実行するユーザ以外で解凍してしまった場合、 または権限ユーザを変更する場合の手順を説明します。コラム
Windows環境にインストールしている場合、この設定は必要ありません。
実行権限の設定¶
binディレクトリ内のすべてのファイルに実行(execute)権限を設定してください。
IOWebDOC をインストールしたディレクトリに移動します。
binディレクトリ に移動します。
すべてのファイルに実行権限を付与します。
$ cd /usr/local/webdoc/ $ cd bin/ $ chmod +x *
参照権限の設定¶
以下に示すファイルに参照(Read)権限を設定してください。
libディレクトリ内のすべてのファイルに参照権限を設定してください。
etcディレクトリ内のすべてのファイルに参照権限を設定してください。
$ cd /usr/local/webdoc/ $ cd lib/ $ chmod +r * $ cd etc/ $ chmod +r *なお、サブディレクトリがある場合は、サブディレクトリおよびサブディレクトリ内の ファイルにも同様の権限を設定してください。
フォント埋め込み・外字オプションの設定¶
以下は、 IOWebDOC (3.x.x) 利用時は、フォントの埋め込みが必須です。
文字コードについて¶
- 文字コードはUTF-8を前提としているため、
- コマンド引数の文字列、コマンド引数で指定するファイルの
- 文字コードはUTF-8にしてください。
- また、出力されるログファイルは全てUTF-8です。
制限事項¶
- フォントは etc/fonts/pfont.txt に登録したフォントのみ使用できます。
- 登録外のフォントは etc/prop/jp.sjis/locale.prop の設定に従い置換します。
- etc/prop/jp.sjis/locale.prop の wfonthz に設定されたフォント(デフォルトではIPA明朝)が etc/fonts/pfont.txt に登録されていない場合はエラーです。