IM-PDFDesigner for Accel Platform プログラミングガイド 第13版 2019-04-01

単票形式

単票形式のPDFファイルを作成するためのスクリプトプログラムを作成します。
スクリプト開発では、htmlファイルとJavaScriptファイルを作成する必要があります。

このチュートリアルでは、サンプルとしてインストールされているレイアウトファイルを利用しています。

注意

ファイル保存時の文字コードは、 UTF-8 を指定してください。


1. 入力画面の作成

テキストエディタを起動して、以下のHTMLを記述します。

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// CSVDOCサンプル(PDF-Desiner V8.0.0)
// IODoc帳票データをコード内部で生成し、単票用レイアウトの
// PDF帳票ファイルを生成します。
// PDFファイルへは、文書情報/セキュリティ情報を付加し、出力しています。
    -->
<DIV align="center" style="center; padding-top: 25px;">
    <P><FONT size="+2">チュートリアルサンプル(IODoc)</FONT></P>
    <TABLE border="1">
        <TR>
            <TH align="center" style="padding: 5px 10px;" nowrap>
                出力PDFファイルは、<BR>Public Storageの[pdfd/tutorial]<BR>
                フォルダ下に作成され、処理終了後に自動ダウンロードされます。
            </TH>
        </TR>
        <TR>
            <TH align="center" style="padding: 5px 10px;" nowrap>
                処理実行は下のボタンをクリックします。
            </TH>
        </TR>
        <TR>
            <TD align="center" style="padding: 5px 10px;" nowrap>
                <IMART type="form" action="makePDF">
                    <INPUT type="submit" value=" PDF作成 ">
                </IMART>
            </TD>
        </TR>
    </TABLE>
</DIV>
記述が完了したら %HOME_PATH%/jssp/src/pdfd/tutorial ディレクトリを作成し、
docsample.html というファイル名で保存してください。
ファイル名の大文字・小文字を区別する必要があります。

2. 入力画面処理の作成

次に、JavaScriptファイルを作成します。
“//”から始まる行は、コメントですので無視して記述頂いても問題ありません。

コラム

RESTインタフェースの機能を利用する場合は、利用クラスを IODoc から IODocRemote に変更します。サンプルプログラムの 47行目のコメントを外し、46行目をコメントアウトしてください。

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//---
// CSVDOCサンプル(PDF-Desiner V8.0.0)
//---
// IODoc帳票データをコード内部で生成し、単票用レイアウトのPDF帳票ファイルを生成します。
// PDFファイルへは、文書情報/セキュリティ情報を付加し、出力しています。
function makePDF(request) {

    //-----
    // 出力ファイルパスの設定
    //-----
    // 出力ファイルは、Storage上のPublicディレクトリ以下の任意の位置に出力できます。
    //
    //     Publicディレクトリとは、
    //         %PUBLIC_STORAGE_PATH%/public/storage/ までを指しています。
    //
    // また、ファイル名は PublicStorageクラスを使用しStorage上に同一ファイルがないか確認し
    // 同一ファイルが存在する場合は、ファイル名に"_"(アンダーバー)+数値"を付加しています。
    //
    // *** このサンプルでは完全な一意性は確保できません。 ***
    //
    var sessionid  = Client.identifier();    // セッションIDの取得
    var dirPath    = "pdfd/tutorial/";        // 出力フォルダ
    var prefix     = "nouhinkensa";          // 出力ファイル接頭文字
    var suffix     = ".pdf";                 // 出力ファイル拡張子
    var outPdfName = prefix + "_" + sessionid + suffix;
    var outPdfPath = dirPath + outPdfName;

    var ps = new PublicStorage(outPdfPath);
    var i = 1;
    while (ps.exists()) {
        outPdfName = prefix + "_" + sessionid + "_" + i + suffix;
        outPdfPath = dirPath + outPdfName;
        ps = new PublicStorage(outPdfPath);
        i++;
    }

    //-----
    // インスタンス生成 (V8.0.0から変更あり)
    //-----
    // メモリオブジェクト方式のため、入力IODのみ指定。
    // CSVファイル形式の場合はCCDファイルも指定します。
    //
    // 【V8.0.0】ファイルパス指定方法の変更
    //           Storage の Publicディレクトリ からの相対パスを指定します。
    //
    var pdf = new IODoc("pdfd/tutorial/nouhinkensa.iod", "");
    //var pdf = new IODocRemote("pdfd/tutorial/nouhinkensa.iod", "");
    
    //-----
    // 文書情報設定 (V7.x から変更なし)
    //-----
    // 文書情報セット(各項目最大255文字まで)
    //
    // defineTitle(String)       タイトルの設定
    // defineSubTitle(String)    サブタイトルの設定
    // defineAuthor(String)      作成者の設定
    // defineApplication(String) 作成アプリケーション名の設定
    //
    pdf.defineTitle("PDFデザイナー体験");
    pdf.defineAuthor("IM 太郎");

    //-----
    // セキュリティ設定 (V7.x から変更なし)
    //-----
    // セキュリティ情報セット(パスワードは最大32文字まで)
    //
    // <パスワード設定>
    //     setOpenPassword(String)     オープンパスワード(32文字まで)
    //     setSecurityPassword(String) セキュリティパスワード(32文字まで)
    //
    // <印刷許可設定>
    //     printSecurity("PRINT_ENABLE")  印刷許可
    //     printSecurity("PRINT_DISABLE") 印刷不許可
    //
    // <変更許可設定>
    //     modifySecurity("MODIFY_DISABLE")             変更不許可
    //     modifySecurity("MODIFY_ALL")                 変更許可
    //                                                  (ページの抽出を除くすべての変更を許可)
    //     modifySecurity("MODIFY_FORM_AND_ANNOTATION") 変更許可
    //                                                  ("注釈の作成","フォームフィールドの入力",
    //                                                   "既存の署名フィールドに署名"を許可)
    //     modifySecurity("MODIFY_FORM_AND_ASSEMBLY")   変更許可
    //                                                  ("ページレイアウト",
    //                                                   "フォームフィールドの入力",
    //                                                   "既存の署名フィールドに署名"を許可)
    //
    // <テキスト文字抽出許可及びアクセシビリティ許可設定>
    //     copySecurity("COPY_AND_ACCESSBILITY_DISABLE") 不許可
    //     copySecurity("COPY_AND_ACCESSBILITY_ENABLE")  許可
    //
    pdf.setSecurityPassword("secpasswd");
    pdf.printSecurity("PRINT_DISABLE");
    pdf.modifySecurity("MODIFY_DISABLE");
    pdf.copySecurity("COPY_AND_ACCESSBILITY_DISABLE");

    //-----
    // ページデータの生成 (V7.x から変更なし)
    //-----
    // 本チュートリアルでは、メモリオブジェクト形式でのデータ設定を実施します。
    // CSV/DATファイルオブジェクトでデータを与える場合には、
    // ここでそれぞれ入力ファイルを設定します。
    //
    // 埋め込み識別子及びデータ
    // (DBデータ検索等により取得、又はコード内で埋め込みデータを生成することの可能)
    //
    var doc_data = new Array(2);
    doc_data[0] = new Array(
            "kyakusaki","OrderComNo","nouhin_No","tantou","nouhinsaki",
            "tyuumon_No","hinmei_code","hinmei","h_memo","syukka_day",
            "suuryou","tani","tanka","j_memo","nouki",
            "shiji_suuryou","nounyu_suuryou","konpou_suuryou","zei","zeinuki",
            "zeikomi","BarCode1","bar1","bar2","bar3");
    doc_data[1] = new Array(
            "NTTデータイントラマート","001","001-001","IM 太郎","IM商事",
            "C-001-001","YPDFAUTO-001","IM-PDFオートコンバータ","","2004/07/01",
            "2","式","1000000","","2008/07/05",
            "2","2","2","100000","2000000",
            "2100000","CODE39","CODE39","CODE39","CODE39");

    //-----
    // テキスト関連識別子データ埋め込み (V7.x から変更なし)
    //-----
    // 通常テキスト文字列を埋め込みします。
    // (※複数行カラムデータの識別子名へは、[識別子#行番号]と編集してセットします)
    //
    for(var i = 0;i < doc_data[0].length;i++) {
        pdf.setData(doc_data[0][i],doc_data[1][i]);
    }

    //-----
    // 文字枠データの埋め込み (V7.x から変更なし)
    //-----
    // 文字枠への出力は下記の順で実施する。
    //     開始宣言[setTextBoxStart]→データセット[setTextBoxData]→終了宣言[setTextBoxEnd]
    //
    // データセットは1回で1行分のデータを出力できます。
    // (文字枠より大きい文字列長のデータが指定された場合は自動改行されます。)
    // 複数回データセットを呼び出すことで、改行を含めた文字列のセットが可能です。
    //
    pdf.setTextBoxStart("syoran");
    pdf.setTextBoxData("至急納品");
    pdf.setTextBoxEnd();

    //-----
    // ページ区切りを出力 (V7.x から変更なし)
    //-----
    // 複数ページとなる伝票を印刷する場合、印刷ページ区切りを指定することで改ページ位置を指定できます。
    //
//  pdf.setOutPage();

    //-----
    // PDF出力処理 (V8.0.0 から変更あり)
    //-----
    // PDFファイルへの出力処理が実行されます。
    // 正常に処理が完了した場合には指定されたPDFファイル名に該当の文書が作成されます。
    //
    // 【V8.0.0】ファイルパス指定方法の変更
    //           Storage の Publicディレクトリ からの相対パスを指定します。
    //
    var resultCode = pdf.toPDF(outPdfPath);

    //-----
    // 終了処理 (V8.0.0 から変更あり)
    //-----
    // PDF作成処理の戻り値が0以外である場合は、処理中で何らかのエラーが発生している場合です。
    // (出力ファイルは生成されません)
    // 戻り値、及びlastMessageメソッドにより取得できるエラーメッセージから原因を特定し対応します。
    //
    // 【V8.0.0】VirtualFileクラス の廃止
    //           intra-mart API の VirtualFileクラスが廃止されました。
    //           代替クラスとして、PublicStorageクラス を使用します。
    //           使用方法は、VirtualFileクラスと同じです。
    //
    if(resultCode == 0){
        // 結果PDFファイルのダウンロード
        var pdfpath = new PublicStorage(outPdfPath);
        Module.download.send(pdfpath, outPdfName);
    }
    else{
        Module.alert.reload("SYSTEM.ERR", "(" + resultCode + ")" + pdf.getMessage());
    }
}
記述が完了したら %HOME_PATH%/jssp/src/pdfd/tutorial ディレクトリに、
docsample.js というファイル名で保存してください。
ファイル名の大文字・小文字を区別する必要があります。

3. 認可・ルーティング設定

intra-mart Accel Platform の認可及びルーティング設定に従い、以下の設定をしてください。
  • path属性: 任意のURL文字列
  • page属性: pdfd/tutorial/docsample

4. 画面表示・プログラム実行

設定したURLにアクセスすると、以下の画面が表示されます。
「PDF作成」ボタンをクリックすると、PDFファイルが作成され処理終了後にダウンロードが開始されます。
実行エラーが発生した場合には、エラーメッセージの内容に従いJavaScriptファイルまたはhtmlファイルを修正してください。
../../../../_images/iodoc1.png

5. 確認

プログラムが正しく実行されると Public Storage の pdfd/tutorial/ に PDFファイルが作成されます。
このファイルがPDFのビューア (AdobeReaderなど) で正しく表示できれば、すべての処理が正しく行われたことになります。