intra-mart Accel Platform ViewCreator 管理者操作ガイド 第21版 2019-08-01

3.3. データ参照の作成

クエリを元にしてデータ参照(データの見せ方)を作成します。

3.3.1. データ参照の種類の選択

  1. 「サイトマップ」をクリックします。
  2. 「ViewCreator」→「クエリ一覧」をクリックします。
作成する集計パターン(リスト集計、クロス集計、グラフ集計)を選択して、対応するアイコンをクリックします。

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コラム

データ参照もクエリと同様に、「エクスポート」アイコンでXMLファイルを出力できます。
出力したデータは、データ参照一覧画面でインポートできます。

3.3.2. リスト集計の作成

リスト集計作成アイコンをクリックすると次の画面に遷移します。
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コラム

「エクスポート機能の利用」はデフォルトでチェックON状態です。チェックOFF状態にすると、データ参照画面で以下のボタンを非表示状態にできます。
集計パターン 非表示
リスト集計、サマリ集計 「CSV出力」ボタン、「帳票出力」ボタン
クロス集計、グラフ集計 「帳票出力」ボタン

コラム

フォーマットの設定は、データ参照を「CSV出力」する際にも適用されます。

コラム

  • ソート順について
複数のカラムに対してソート順が設定された場合は、上から順に第1ソートキー、第2ソートキー、・・・と割り当てられます。
下記の設定例では、地域名カラム(昇順)が第1ソートキー、都道府県名カラム(降順)が第2ソートキーです。
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※ソート順は非表示カラムにも適用させることができます。
  • 表示例
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表示画面では、カラムのヘッダをクリックすることでソート順を切り替えることが可能です。
編集画面でのソート順の設定値に関係なく、最初のクリックで降順、2回目のクリックで昇順に並びます。
ヘッダをクリックされた列が第1ソートキーにセットされ、編集画面で設定されているソート順は第2ソートキー以下として利用されます。

クエリで設定されたカラムが一覧で表示されるので、カラムごとに表示形式を設定していきます。

「タイプ」には集計関数および、グループ化、または任意のページへ遷移させるリンクの表示のいずれかを指定します。
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  • グループ化
そのカラムを「GROUP BY」によってグループ化します。
グループ化したカラムはドリルダウンが可能です。

  • 集計関数(合計、平均、最小、最大、カウント、標準偏差、分散)
全レコードを対象とした計算結果と、グループ化が指定されている場合は
各グループごとに小計を表示します。

  • プログラム
任意のプログラム(ページ)へ連携します。
詳細は応用編「外部ページへの連携(リスト/サマリ集計のみ)」を参照してください。

3.3.2.1. 表示設定

表示設定ボタンアイコンをクリックすると、下記のようなポップアップが表示されます。

コラム

縦方向の整列設定は2014 Winter(Iceberg)から利用可能です。
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しきい値の設定と条件式の設定が両方満たされた場合は、条件式による設定が優先されます。

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条件式は手入力することも可能ですが、式の作成を補助するダイアログを利用することも可能です。

注意

条件式で設定された式が真偽値(TRUE/FALSE)以外のデータを返した場合は、すべてFALSEと判定されます。

3.3.2.2. アイコン画像の表示

文字装飾ではなく代わりにアイコンを表示させることも可能です。

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アイコン画像は一覧から選ぶだけでなく、class名や画像のパス名を直接指定できます。

コラム

  • 設定例
例えばデータ参照名だけ入力して、それ以外は標準設定のままプレビューした結果、このように表示されたとします。

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プレビューを閉じて、下記のように設定します。

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このように表示されます。

../../_images/basic_guide_2_6.png

コラム

枠線の表示/非表示や背景色を設定の設定や、表全体の幅を指定することも可能です。

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実行結果
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3.3.2.3. 複数の表示条件設定(ヒートマップの作成)

「条件式を追加する」ボタンをクリックすると、表示条件を複数個設定することが可能です。
複数の条件に合致した場合は、一覧上でより下に設定されている条件が優先されて適用されます。
これを利用して、数値の大きさに応じて背景色や文字色を段階的に変える等の設定が可能です。

コラム

複数の表示条件設定は2014 Summer(Honoka)から利用可能です。
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コラム

追加した条件を削除したい場合は、式の入力欄を空にしてデータ参照を登録してください。


「ヒートマップ設定の生成」機能を利用すると、開始値と終了値の入力だけで
背景色をグラデーション的に表示する設定を自動的に生成できます。
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3.3.2.4. サマリ集計の設定


リスト集計の従属集計パターンとして、サマリ集計が用意されています。
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サマリ集計が選択された場合は、グループ化カラムをドリルダウン形式で1階層ずつ展開するのではなく
設定されたグループ化列をまとめてグルーピングします。
また、抽出条件の設定を行うことで集合関数を使用できます。

3.3.2.5. リスト集計からグラフ集計を作成

グラフ集計はクエリから作成するだけでなく、リスト(サマリ)集計から作成することも可能です。
データ参照一覧画面において、リスト(サマリ)集計の場合のみ「データ参照作成」列にグラフ集計作成アイコンが表示されます。

コラム

  • クエリからグラフを作成する
  • リスト(サマリ)集計からグラフを作成する

いずれの場合においてもグラフ集計作成画面で設定可能な項目は同一です。

3.3.3. 作成したデータ参照の閲覧

データ参照一覧に追加されます。

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データ参照名のリンクをクリックすると、データの閲覧ができます。

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コラム

出力されたCSVファイルをMicrosoft Excelで開く場合はCSVファイルをダブルクリック等で開くのではなく
「外部データの取り込み」機能を利用してください。

例)Microsoft Excel 2013の場合は、以下の操作でBOMなしUTF-8のテキストファイルを読み込むことができます。
「データ」タブをクリックします。
「外部データの取り込み・テキストファイル」をクリックします。
読み込むcsvファイルを選択します

注意

2016 Spring(Maxima) より、「リスト集計におけるCSV出力の設定」においてBOMを付与することが可能になりました。
そのため、出力されたCSVファイルのファイルエンコーディングがUTF-8の場合でも、Microsoft Excelで開く際にダブルクリック等で開ける可能性があります。

コラム

CSVファイルのヘッダには、参照元クエリのカラムで設定されているキャプションが出力されます。

3.3.4. クロス集計

クロス集計とは、2つの軸でデータを横断的に分析することを可能にする集計方法です。
※下記はクロス集計の表示画面です。編集画面については後述します。

コラム

クロス集計の表のデザインは2019 Spring(Violette)で一新されています。
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上記の例では、縦に見れば年度ごと、横に見れば都道府県ごとの人口データを表示しています。
クロス集計には、次の3種類のカラムを設定できます。
  • 列見出し
  • 行見出し
列見出しと行見出しには「ソート順」、値に関しては「集計方法」を選択できます。
「ソート指定無し」が選択された場合は、データベースから取得されたレコード順に従って見出しの作成が行われます。

注意

2015 Winter(Lydia)以降では、1つのカラムを複数個所に設定することはできません。
例えば上記の例で、「年度」カラムを「行見出し」と「値」の両方に設定する場合は
クエリ作成時に「年度」カラムを2つ作成してください。

3.3.4.1. 集計方法とは

例)
年度 都道府県名 人口
1970 千葉 810
1970 千葉 200
1970 千葉 50
1970 東京 1500
1970 東京 350
このようなデータであれば、年度が”1970”で都道府県名が”千葉”のレコードは3つあります。
このとき、その3レコードの人口データ(810, 200, 50)をどのような方法で1つに纏めるのかを設定します。
⇒ 合計、平均、最大、最小、カウント、標準偏差、分散

※カウントを選択した場合は値に関係なくレコード数が集計結果として表示されます。

「表示/非表示」の項目で表示されている、合計、平均、最小、最大、カウントのチェックボックスは、列ごと、行ごと、トータルの集計結果を表示するかどうかを設定できます。

3.3.4.2. 小計行の表示

「行見出し」に複数のカラムが設定されている場合(カテゴライズされている場合)は、「表示/非表示」の項目についてカテゴリ単位で小計を表示します。

コラム

小計行は 2019 Spring(Violette)より、表示されます。

コラム

「値」に複数のカラムが設定されている場合は、設定画面上で上にセットされたカラムのデータを小計行に表示します。

3.3.4.3. ソートについて

「列見出し」と「行見出し」には、それぞれソート順を指定できます。
ソートは「見出し名(ラベル)」を利用して行います。
「行見出し」については、集計結果(合計、平均、最小、最大、カウント)を利用したソートを行うことも可能です。
「行見出し」に複数のカラムが設定されている場合(カテゴライズされている場合)は、カテゴリ単位で行われた小計の値でソートします。

コラム

「行見出し」の集計結果を利用したソート機能は 2019 Spring(Violette)より、利用可能です。

注意

「表示/非表示」がチェックされていない集計結果でソートすることはできません。

3.3.4.4. カラムの入れ替えと再表示

カラムの入れ替えはドラッグ&ドロップで行うことができます。
「入れ替え可能カラム一覧」に配置されたカラムは、クロス集計の計算から除外されます。
「表示」ボタンをクリックすると、再計算が実行されます。
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3.3.4.5. クロス集計の編集画面

クロス集計の編集画面では、表示画面とほぼ同じようにカラムの設定を行うことができます。
ただし、表示画面と編集画面では以下の違いがあります。
  • 表示画面で行ったカラム設定は保存されません。
  • 編集画面では「カラム一覧」が表示されます。
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カラム一覧には、クエリで設定されているカラムがすべて表示されます。

コラム

「数値フォーマット」は「値」として設定されたカラムと、「表示/非表示」の下に表示されている入力項目の2箇所で設定できます。
後者の設定は、前者が未設定のときにのみ利用されます。

設定値として利用可能な文字列はどちらも同じです。
※java.text.DecimalFormatで利用可能なフォーマット文字列を設定できます。
例)
3桁区切りにする場合: #,###
小数点以下第2位まで表示する場合: #.##

コラム

クロス集計とグラフ集計にはページングが無いため、「1ページに表示する行数」で設定された値が
集計対象とする最大取得レコード数です。
デフォルト値である0(ゼロ)です。
無制限にする場合は、0(ゼロ)を設定します。
「行見出し」、「列見出し」、「値」には複数のカラムを配置することも可能です。
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注意

クロス集計では、対象となる全てのデータをメモリ上に展開して計算が実行されます。
データ量や表の大きさ(行見出しと列見出しの項目数に依存します)が大きすぎる場合は、エラーが発生する可能性があります。

3.3.5. グラフ集計の作成

グラフ集計において、グラフを描画するために利用するライブラリを選択できます。
グラフ描画ライブラリはデータ参照・編集画面の 「グラフ描画形式」で切り替えが行えます。
intra-mart Accel Platform標準では以下の 2種類の「グラフ描画形式」を提供しています。

注意

  • 「Highcharts」は 2016 Summer(Nirvana)から利用可能です。
  • グラフ描画形式の切り替えは 2016 Summer(Nirvana)から利用可能です。
  • グラフの描画は利用するライブラリによって表示が異なる場合があります。

3.3.6. 検索設定について

リスト集計、サマリ集計、クロス集計ではデータを参照画面で絞り込ませることができるように設定することが可能です。

コラム

クロス集計の検索設定は2016 Spring(Maxima)から利用可能です。
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上記のように設定しておくと、参照画面を表示したときに「検索」がツールバーに表示されます。

  • リスト集計の場合
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  • クロス集計の場合
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コラム

画面上で「検索(表示)」を実施していない場合でも、「CSV出力」「帳票出力」クリック時に検索設定に入力がある場合は、検索設定の絞り込み結果が出力されます。

3.3.6.1. AND検索とOR検索(各項目を結合する演算子)について

検索項目が複数の場合は、AND検索かOR検索を選択できます。
  • AND検索の場合
検索項目の条件をすべて満たすレコードが検索結果として表示されます。
ただし、条件値が入力されていない検索項目を除きます。
  • OR検索の場合
検索項目のうち、いずれかを満たすレコードが検索結果として表示されます。
ただし、条件値が入力されていない検索項目を除きます。

コラム

「範囲検索」を設定した場合、検索式は「 下限値 ≦ 設定値 ≦ 上限値」で検索されます。

コラム

クロス集計では、常に「検索」がツールバーに表示されます。

コラム

検索設定の初期値として、動的に生成された値をセットすることも可能です。
具体的にセット可能な値については、「動的パラメータ 」を参照してください。
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コラム

2019 Spring(Violette)より、最後に表示したデータの検索条件やソート順などの表示情報が保存されます。
保存した情報は「ブラウザを閉じる」、「リロードアイコンをクリックする」、「データ参照の変更が行われる」のいずれかの操作によって破棄されます。

コラム

OR検索は2019 Spring(Violette)より、利用できます。

3.3.6.2. リスト集計とサマリ集計で利用可能な機能

3.3.6.2.1. 検索の条件値入力に選択型コンポーネントを利用する

検索条件値はテキストフィールドでの入力だけでなく、「セレクトボックス」、「コンボボックス」、「オートコンプリート」を利用することが可能です。

コラム

コンボボックスの利用は2014 Summer(Honoka)より可能です。
セレクトボックスとオートコンプリートの利用は2018 Summer(Tiffany)より可能です。
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オートコンプリートを利用した場合の例。
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  • 設定方法
「検索設定」で「検索条件値・選択肢リスト」を「有効」にします。
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「選択肢の設定」ボタンを押下すると、ダイアログが表示されます。
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  • 共通の設定
設定方法

選択肢として表示する一覧データの取得方法を選択します。

【固定値を入力】

選択肢として表示する項目を手入力で設定します。

【データ参照を利用】

選択肢として表示する項目を、リスト集計または、サマリ集計のデータ参照を利用して生成します。 編集中のデータ参照だけでなく、他のデータ参照を利用することも可能です。 指定されたデータ参照に対して参照権が無いユーザが表示した場合、選択肢の生成が行われません。

【計算式を利用】

選択肢として表示する項目を計算式で生成します。

データの扱い

【重複を除外】

「送信値」が重複する選択肢を除外します。

【空白を除外】

「送信値」が null または空文字の選択肢を除外します。

コンポーネントの種類

【セレクトボックス】

セレクトボックスで表示します。

【コンボボックス】

コンボボックスで表示します。 項目を選択すると、「送信値」が表示されます。

【オートコンプリート】

テキストフィールドで表示します。 「表示値」に対して入力された文字列の部分一致で絞り込まれた一覧を生成します。 項目の選択が行われなかった場合は、テキストフィールドに入力された文字列がそのまま検索条件値として利用されます。

  • 「データ参照を利用」が選択された場合の設定
データ参照 選択肢の生成に利用するデータ参照を設定します。 リスト集計または、サマリ集計のデータ参照を設定します。
表示値 選択肢の表示値(ラベル)として利用するデータを取得するカラムを選択します。
送信値 選択肢の送信値として利用するデータを取得するカラムを選択します。
  • 「固定値を入力」が選択された場合の設定
「表示値」と「送信値」を手入力で設定します。
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  • 「計算式を利用」が選択された場合の設定
「式」 に選択肢として利用するデータを返却する計算式を設定します。
「表示値」と「送信値」を分けて設定することはできません。
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関数ボタンをクリックすると、計算式入力用のダイアログが表示されます。
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計算式の結果が「配列型」となるように設定してください。
配列型を返却する関数として、ARRAY関数やCOLUMNVALUES関数が用意されています。

コンボボックスに表示する選択肢を動的に生成する場合は、COLUMNVALUES関数を利用してください。

コラム

計算式や関数についての詳細は、「利用可能な関数一覧」を参照してください。

3.3.6.3. クロス集計で利用可能な機能

3.3.6.3.1. リスト選択(チェックボックスによる絞り込み)

クロス集計の検索設定では、チェックボックス形式で表示する値を選択させることが可能です。
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  • 設定方法
データ参照編集画面で、「検索タイプ」を「リスト選択」に設定してください。
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検索対象カラムに含まれるデータについて、重複を取り除いた形でチェックボックスが生成されます。

注意

日付型、タイムスタンプ型、バイナリ型、真偽値型のカラムは「リスト選択」では利用できません。

3.3.7. 参照権の設定

参照権の追加ボタンで、このデータ参照でデータの閲覧を許可するユーザ、ロール、会社/組織、グループを設定します。

ゲストユーザ、認証済みユーザに対して参照を許可する場合はチェックボックスを選択します。

コラム

参照権の設定は2014 Spring(Granada)から利用可能です。
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コラム

参照権を設定しなかった場合、そのデータ参照の作成者および、管理者のみが閲覧できます。

コラム

参照権はゴミ箱アイコンをクリックすることで削除できます。

設定が終わったら登録ボタンをクリックします。
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注意

既存のデータ参照の編集は、管理者ユーザかそのクエリを作成したユーザのみが実行できます。

コラム

データ参照を閲覧するためには、認可の設定も必要です。
必要に応じて設定を追加、変更してください。
詳細は「ViewCreator全体の権限設定」を参照してください。