エクスポート・インポートの設定をファイルで管理する¶
テーブルのエクスポート・インポートに対する設定は、画面上からXML形式で編集できます。
エクスポートの設定をファイルで管理する¶
選択したエクスポート対象のテーブルや、オプション設定で入力した内容は
XML形式の文字列データで取得できます。
「export-option.xml」タブを選択すると次の画面に遷移します。
この設定データを、テキストエディタなどを使用してローカルに保存できます。
設定を読み込ませるには、保存しておいたデータをここにペーストします。
「メイン」タブの入力項目との対応関係は以下の通りです。
タグ名 | 対になるメインタブの入力項目 | 設定可能な値 |
---|---|---|
date-formatタグ | 日付フォーマット | メインタブ内の対応する入力項目と同じ |
decimal-formatタグ | 数値フォーマット | メインタブ内の対応する入力項目と同じ |
newline-codeタグ | 改行コード | メインタブ内の対応する入力項目と同じ CRLF, LF, CR のいずれかを指定します |
encodingタグ | ファイルエンコーディング | メインタブ内の対応する入力項目と同じ 「アルファベット」文字をバイトシーケンスに符号化できるエンコーディングセットであれば正常に動作します。 |
include-binaryタグ | バイナリデータ | trueまたはfalse |
zip-fileタグ | エクスポートファイルが1つのとき | trueまたはfalse |
zip-file-nameタグ | ZIPファイル名 | メインタブ内の対応する入力項目と同じ |
max-rowタグ | 最大出力件数(件) | メインタブ内の対応する入力項目と同じ |
null-valueタグ | Null値の代わりに出力する文字列 | メインタブ内の対応する入力項目と同じ |
output-headerタグ | ヘッダ | trueまたはfalse |
start-indexタグ | 出力開始レコード位置 | メインタブ内の対応する入力項目と同じ |
use-aliasタグ | フィールド名に対する別名の利用 | trueまたはfalseを設定します。
エクスポートするデータをjava.sql.ResultSetから取得するときに利用する「列名」に関する設定です。
trueの場合 : java.sql.ResultSetMetaData#getColumnLabelで取得された名称が利用されます。
falseの場合 : java.sql.ResultSetMetaData#getColumnNameで取得された名称が利用されます。
デフォルト値はfalseです。
テーブル一覧からエクスポートするテーブルを選択する場合はfalseで問題ありませんが、後述の「<table-name>タグでSELECT文を指定」を利用する場合はtrueに設定してください。
|
fetch-sizeタグ | フェッチサイズ | メインタブ内の対応する入力項目と同じ |
tableタグ | ターゲットテーブル | table-nameタグとdest-file-nameタグを子要素として持ちます table-nameタグ:ターゲットテーブルの物理名 dest-file-nameタグ:CSVファイル名に使用する文字列 |
use-bomタグ | BOM付与 | trueまたはfalseを設定します。
エクスポートするファイルに対してBOMを付与するかどうかの設定です。
encodingタグに記載されているファイルエンコーディングがUTF-8の場合のみ利用可能です。
trueの場合 : 出力するファイルにBOMを付与します。
falseの場合 : 出力するファイルにBOMを付与しません。
デフォルト値はfalseです。
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コラム
use-aliasタグは2014 Spring(Granada)から利用可能です。
use-bomタグは2016 Spring(Maxima)から利用可能です。
fetch-sizeタグは2017 Winter(Rebecca)から利用可能です。
コラム
- <table-name>タグでSELECT文を指定可能
<table-name>タグでSELECT文を指定できます。
この機能により、テーブルのデータをエクスポートする際に条件を加えて必要な情報のみエクスポートできます。
さらに、複数のテーブルからそれぞれ必要な情報を取り出してエクスポートすることも可能です。
<table-name>タグでSELECT文を指定した場合は、必ず<dest-file-name>タグでテーブルのエイリアス名を設定する必要があります。
エイリアス名を指定しない場合、システムで自動生成された文字列が設定されます。
例えば、以下のように指定します。
<table>
<table-name>SELECT user_cd, sort_key, notes FROM b_m_user_b</table-name>
<dest-file-name>b_m_user_b</dest-file-name>
</table>
上記のサンプルを指定して「メイン」タブに切り替えた場合は、選択されたテーブル一覧には、エイリアス名が表示されます。
SELECT文を指定する場合は、use-aliasタグの設定をtrueに設定してください。
コラム
- テーブルのフィールド単位で出力の有無を指定可能
<field-name>タグでフィールド単位で出力の有無を指定可能です。
<table>タグに<field-name>タグを指定した順序に従ってcsvファイルに出力されます。
<field-name>タグを指定しないフィールドは、CSVに出力されませんので注意してください。
例えば、以下のように指定します。
<table>
<table-name>b_m_user_b</table-name>
<field-name>user_cd</field-name>
<field-name>sort_key</field-name>
<field-name>notes</field-name>
</table>
インポートの設定をファイルで管理する¶
エクスポートと同様に、オプション設定で入力した内容は
XML形式の文字列データで取得できます。
「import-option.xml」タブを選択すると次の画面に遷移します。
この設定データを、テキストエディタなどを使用してローカルに保存しておくことができます。
設定を読み込ませるには、保存しておいたデータをここにペーストします。
「メイン」タブの入力項目との対応関係は以下の通りです。
タグ名 | 対になるメインタブの入力項目 | 設定可能な値 |
---|---|---|
encodingタグ | ファイルエンコーディング | メインタブ内の対応する入力項目と同じ |
max-error-sizeタグ | 最大エラーサイズ | メインタブ内の対応する入力項目と同じ |
interval-commit-countタグ | 中途コミット件数間隔(件) | メインタブ内の対応する入力項目と同じ |
date-formatタグ | 日付フォーマット | メインタブ内の対応する入力項目と同じ |
decimal-formatタグ | 数値フォーマット | メインタブ内の対応する入力項目と同じ |
null-valueタグ | Null値として扱う文字列 | メインタブ内の対応する入力項目と同じ |
null-value-for-stringタグ | Null値として扱う文字列(文字列型用) | メインタブ内の対応する入力項目と同じ |
insert-modeタグ | インサート・モード | trueまたはfalse |
replace-all-modeタグ | 洗い替えモード | trueまたはfalse |
commit-with-errorタグ | エラーデータ存在時のコミット | trueまたはfalse |
fileタグ | なし。メインタブでは設定できません | file-nameタグとimport-table-nameタグを子要素として持ちます file-nameタグ:ファイル名 import-table-nameタグ:インポート先のテーブル名 |
コラム
- fileタグでimport-table-nameタグを指定しない場合
<import-table-name>タグを指定しない場合は、ファイル名と同じテーブルにインポートします。
また、<file>タグで指定された順番でインポートを実行します。
コラム
<file-name>タグで指定するファイル名には、任意の文字列を表す * を利用できます。
例: sample_age*.csv
<file-name>タグで * を含むファイル名の設定を持つ <file> タグが複数存在し、どちらにもマッチした場合は、xml定義上で上に書かれた設定が優先されます。
ファイル名の * 指定は 2019 Winter(Xanadu) から利用可能です。
デフォルト値の設定¶
良く利用する設定等がある場合は、デフォルト値として登録しておくことが可能です。
コラム
デフォルト値の設定は2014 Winter(Iceberg)から利用可能です。
設定ファイルの配置場所¶
下記のファイルを編集します。
%PUBLIC_STORAGE_PATH%/products/tablemaintenance/export-option-default.xml
%PUBLIC_STORAGE_PATH%/products/tablemaintenance/import-option-default.xml