intra-mart IM-Workflow トラブルシューティング 第22版 2024-04-01

4.30. インポートが正常に終了したのに、設定内容が反映されません


4.30.1. メール定義・IMBox定義をインポートしたところ、インポートした設定内容が画面に反映されません

対象バージョン

  • iWP / iAF の場合

    • IM-Workflow 7.2.0 ~ 最新バージョン
  • intra-mart Accel Platform の場合

    • 2012 Autumn(Alba) IM-Workflow 8.0.1 ~ 最新バージョン

現象

  • メール定義・IMBox定義でヘッダ情報を変更し、別環境へのインポートを行ったところ、「定義内容が更新されました。」と表示されたにも関わらず、該当の定義の設定画面を表示すると、ヘッダ情報が更新されていません。

    コラム

    「ヘッダ情報」とは、メール定義・ IMBox 定義における以下の項目を指します。

    • 差出人(From)
    • 宛先(To)
    • CC
    • BCC
    • 返信先の宛先(Reply-To)

条件

以下の条件を満たす場合に発生します。

  • インポート先の環境のシステムロケールが 3 言語未満である
  • インポート先の環境において、上書きインポート対象のメール定義・ IMBox 定義を一度も画面から更新していない
  • メール定義・ IMBox 定義を別環境からエクスポートし、同ファイルによって上書きインポートしている

原因

製品の不具合です。
メール定義・ IMBox 定義は、単一言語環境として構築された場合であっても、テナント環境セットアップ直後はパブリックストレージ上に3ロケール分(日本語(ja)、英語(en)、中国語(簡体字)(zh_CN))のメールテンプレートを保持しています。
また、メール定義・ IMBox 定義の画面上に表示されるヘッダ情報は、どのロケールに関する設定値が表示されるか明確に決まっていません。
そのため、上書きインポート対象外ロケールに関するヘッダ情報が画面に表示される場合があります。

解決方法

ありません。

回避方法

メール定義・ IMBox 定義のインポートを行う前に、インポート先の環境にて、上書きインポート対象の定義情報を設定画面上から更新してください。
なお、更新の際は、画面の設定項目はまったく変更せずに、画面下部の「更新」ボタンをクリックするだけで問題ありません。

コラム

メール定義・ IMBox 定義の設定画面で一度「更新」を行うと、不要な言語分のメールテンプレートが削除されます。
あらかじめ、メールテンプレートを必要な言語のみ存在する状態とすることにより、メール定義・ IMBox 定義のインポートの際に、不要な言語を除いた状態でインポートが行われます。

復旧方法

ありません。