4.14. 処理待ちにならない¶
4.14.1. 分岐または同期内のノードから差戻し後引戻しを行うと、別ルートのノードが処理待ち状態にならない¶
対象バージョン¶
iWP / iAF の場合
- IM-Workflow 7.2.0 ~ IM-Workflow 7.2.9
intra-mart Accel Platform の場合
- 2012 Autumn(Alba) IM-Workflow 8.0.1 ~ 2013 Autumn(Eden) IM-Workflow 8.0.5
現象¶
分岐または同期内のノードから差戻し後引戻しを行うと、差戻しで戻された別ルートのノードが処理待ち状態に変わりません。処理待ちにならないため、処理をすることが出来なくなります。
再現手順例:
- 申請する
- Approve1、Approve2-1が処理待ち
- Approve2-1を承認する
- Approve2-2が処理待ち
- Approve2-1からApprove2-2を引戻しする
- Approve1から申請に向けて差戻しする。
- Applyが処理待ち
- 4.の差戻しに対して引戻しを実行する
上記の操作を行うと、Approve1、Approve2-1が処理待ちに変わるべきですが、Approve1のみ処理待ちに変わります。また、3.の手順をApprove2-1からの引戻しではなく、Approve2-2からの差戻し手順を進めると、Approve1ノードが処理待ちになり、Approve2-1は処理済みに変わります。分岐終了条件として、分岐内のすべてのノードが承認される必要がある場合は、当事象により分岐終了ノードが処理待ち状態となってしまいます。これは、同期終了の場合も同様です。