3.9.5. 案件とユーザコンテンツの関係¶
IM-Workflow ではワークフローが案件からユーザコンテンツ(画面やユーザプログラムなど)を特定するために、案件とユーザコンテンツを一意に示すIDを用意しています。この一意のIDを「システム案件ID」、「ユーザデータID」と呼びます。
連携用のID 識別 説明 ユーザデータID ユーザコンテンツ側が案件を一意に特定するためのIDです。ユーザコンテンツ側で採番します。採番のタイミングは任意です。案件の開始前に採番してもかまいません。申請時にユーザコンテンツ側がワークフロー側に引き渡す必要があります。システム案件ID ワークフロー側が案件を一意に特定するためのIDです。ワークフロー側で採番します。システム内部で使用するIDであり、外部からの指定はできません。案件番号 画面、帳票でユーザが案件を識別するためのIDです。ユーザが独自に採番して、申請時にユーザコンテンツ側がワークフロー側に引き渡す必要があります。※標準では連番を採番するサンプルを提供しています。ユーザコンテンツはシステム案件IDを使用してワークフローに問い合わせることにより、案件の状態を取得することができます。下図が案件とユーザコンテンツの連携イメージです。案件とユーザコンテンツの連携イメージ
案件プロパティについては下記を参照してください。