3.10.5. 担当組織の指定¶
IM-Workflow では、案件の処理結果を履歴として記録します。履歴として「誰がどの組織(立場)で行ったか」という形式で記録し、処理時に次ノードの処理対象者を決める場合などに使用します。そのため、処理対象者は申請や承認の際に「どの組織(立場)で処理をしたのか」という情報をワークフローに通知する必要があります。この際、指定する組織は処理権限を持つ本人(代理の場合は代理元)の組織が対象です。
- 処理対象者に所属組織が複数ある場合は、複数の所属組織から1つ選択する必要があります。
- 処理対象者に所属組織が無い場合は、「所属なし」を指定する必要があります。
指定した組織で案件が処理される例
コラム
標準処理画面の「担当組織」について
処理対象者が以下のプラグインによって展開されている場合、標準処理画面の「担当組織」には対象ユーザのすべての所属組織が表示されます。
- ユーザ
- ロール
- パブリックグループ
- 役職
- 役割
- パブリックグループ+役割
- パブリックグループ+ロール
- ロジックフロー(ユーザ)
処理対象者が上記以外のプラグイン(※「組織」「組織+役職」「申請者の所属組織」「組織とその上位組織全て+役職」など)によってのみ展開されている場合、標準処理画面の「担当組織」には、当該ユーザの所属組織のうち、展開元となったプラグインに関連する組織のみが表示されます。なお、処理対象者として複数の組織情報が指定されており、かつ、指定されている組織を兼務している場合、「担当組織」には該当する所属組織がすべて表示されます。以下は例です。コラム
複数の組織が「担当組織」に表示される場合、担当組織は以下のコードの昇順で表示されます。
- 会社コード
- 組織セットコード
- 組織コード