intra-mart Accel Platform IM-Workflow 仕様書 第36版 2023-10-01

3.10.5. 担当組織の指定

IM-Workflow では、案件の処理結果を履歴として記録します。
履歴として「誰がどの組織(立場)で行ったか」という形式で記録し、処理時に次ノードの処理対象者を決める場合などに使用します。
そのため、処理対象者は申請や承認の際に「どの組織(立場)で処理をしたのか」という情報をワークフローに通知する必要があります。
この際、指定する組織は処理権限を持つ本人(代理の場合は代理元)の組織が対象です。
  • 処理対象者に所属組織が複数ある場合は、複数の所属組織から1つ選択する必要があります。
  • 処理対象者に所属組織が無い場合は、「所属なし」を指定する必要があります。

指定した組織で案件が処理される例

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コラム

標準処理画面の「担当組織」について

  • 処理対象者が以下のプラグインによって展開されている場合、標準処理画面の「担当組織」には対象ユーザのすべての所属組織が表示されます。

    • ユーザ
    • ロール
    • パブリックグループ
    • 役職
    • 役割
    • パブリックグループ+役割
    • パブリックグループ+ロール
    • ロジックフロー(ユーザ)
  • 処理対象者が上記以外のプラグイン(※「組織」「組織+役職」「申請者の所属組織」「組織とその上位組織全て+役職」など)によってのみ展開されている場合、標準処理画面の「担当組織」には、当該ユーザの所属組織のうち、展開元となったプラグインに関連する組織のみが表示されます。
    なお、処理対象者として複数の組織情報が指定されており、かつ、指定されている組織を兼務している場合、「担当組織」には該当する所属組織がすべて表示されます。

    以下は例です。
    • 「組織」プラグインで特定の組織が指定されている場合、「担当組織」には指定された組織のみが表示されます。
      ../../../../_images/dept_in_charge_01.png
    • 「前処理者の上位組織」プラグインが指定されている場合、「担当組織」には前処理者の担当組織の上位組織のみが表示されます。

      ../../../../_images/dept_in_charge_02.png

コラム

複数の組織が「担当組織」に表示される場合、担当組織は以下のコードの昇順で表示されます。

  1. 会社コード
  2. 組織セットコード
  3. 組織コード