3.14.1. 一括処理¶
「一括処理」では処理対象者となっているノードに対して一括で処理ができます。処理したい案件を選択して1つの画面にて一括で処理を行います。一括処理
- 選択した案件を一括で処理
一括処理でできる処理は承認のみです。
テナント単位設定「 一括処理機能・一括確認機能の設定 」で機能の使用可否の制御ができます。また、フロー定義の機能設定「一括処理機能の使用可否」でフロー定義単位、およびノード単位での使用可否の制御ができます。テナント単位設定は機能設定より優先します。 一括処理ができるノードとその状態は以下の通りです。一括処理ができるノード
ノード 状態 承認ノード 承認待ちであること
本人、および代理先による保留中であること
動的承認ノード
一括処理を行う場合、処理対象者を指定する画面は表示されません。その為、動的承認ノード、縦配置ノード、横配置ノード、確認ノードに処理対象者を設定する事はできません。 処理するノードの直後に、縦配置ノード/横配置ノードがあり、展開されていない場合にはエラーが発生します。 一括処理の途中でエラーが発生した場合、エラーが発生した案件はロールバックされ、その後の案件は処理されません。(例えば、一括処理対象の案件が5件あり、3件目でエラーが発生した場合には1~2件目をコミットし、3件目をロールバック、4~5件目は処理しません。) 一括処理中に発生したエラーが到達処理内となる場合には、トランザクションの範囲が異なるため、上記の通りの動作とならない可能性があります。