3.18.2. アーカイブ対象期間の決定ルール¶
アーカイブ機能ではアーカイブの対象期間をジョブ起動日とアーカイブ期間で制御します。
アーカイブ期間は年、月、年月日のいずれかで、アーカイブの対象期間を指定できます。
年指定、または月指定の場合
アーカイブジョブの起動日の月の1日からアーカイブ期間設定で指定した期間(過去に遡って算出した期間)を申請基準日とする完了案件をアーカイブの対象外とします。(アーカイブ対象の案件は日付まではチェックしません。)完了案件から「申請基準日 < アーカイブジョブの起動日の月の1日-アーカイブ期間」となる案件を退避します。
アーカイブ期間に”0”を指定した場合には、アーカイブジョブの起動日の前月末日以前を申請基準日とするすべての完了案件をアーカイブ対象とします。
年月日指定の場合
- 完了案件から「申請基準日 < アーカイブ期間で指定した日付」となる案件を退避します。
- アーカイブ期間で指定した日付がアーカイブジョブの起動日より未来日付となる場合であっても、申請基準日 < アーカイブ期間で指定した日付となる完了案件を対象にアーカイブを行います。
アーカイブ期間設定の種類、およびアーカイブ期間はテナント単位設定「アーカイブの設定」から取得します。
<アーカイブ例>
- アーカイブジョブの起動日が「2014年6月12日」となる場合、アーカイブ期間設定によって次の通り動作します。
【年指定の場合】【月指定の場合】【年月日指定の場合】
- アーカイブの月指定で”0”を指定した場合、以下のように動作します。
- アーカイブの年月日指定でアーカイブジョブの起動日よりアーカイブ期間設定で指定した日付が未来日付(2014/06/15)となる場合、次の通り動作します。
- アーカイブの月指定で、アーカイブ期間に1年(12ヵ月)を超える月数を指定した場合、次の通り動作します。