intra-mart Accel Platform IM-Workflow 仕様書 第37版 2024-04-01

3.19.1. アラート機能

IM-Workflow ではアラート機能として以下に示す動作仕様を定めています。
後述する標準提供のアラート検出プログラムも以下に従って実装されています。
また、動作仕様に従う形でアラート機能を追加実装することもできます。
  • 「アラート検出プログラム」はワークフローの状態を確認できます。
    確認の結果、検出プログラムが定めた条件に合致する場合はアラート情報を通知します。
  • アラート検出プログラムが通知したアラート情報は「アラート一覧画面」にて参照できます。
    ただし、アラート一覧画面を使用できるのはワークフローシステム管理者のみです。
  • アラート情報には以下の要素があります。

アラート情報
項目名 キー 必須  
アラート情報ID キー TRUE
システムにて採番
アラート情報を一意に指し示します
アラート種類 TRUE
アラートの検出対象を識別するID
通常は1つのアラート検出プログラムを指示します
検出日時 TRUE アラートを検出した日時
アラートレベル TRUE アラートレベルを表す
アラートメッセージ FALSE アラート画面に表示するメッセージ
リンク使用可否 FALSE アラートメッセージをリンク表示するかどうかのフラグ
URL FALSE アラートメッセージをリンク表示した際の遷移先URL
  • アラートの検出対象を一意に示すIDを「アラート種類」と呼びます。
    通常は1つの検出プログラムは1つの検出対象のチェックを行いますので、アラート種類はアラート検出プログラムを一意に示すIDとしても使用します。
  • アラート機能で通知するメッセージを「アラートメッセージ」と呼びます。
    アラートメッセージは任意のページへのリンクとすることもできます。
    また、メッセージの表示言語はワークフローシステム管理者に設定されているロケールで切り替わります。
  • アラート情報にはエラーレベルを設定できます。
    これを「アラートレベル」と呼びます。
    アラート検出プログラム側で以下の値のうち何れかを設定します。

アラートレベル

条件 説明
INFO 情報レベル
WARN 警告レベル
ERROR エラーレベル
  • アラート検出プログラムとアラート一覧画面は「アラートテーブル」を介してアラート情報を共有します。

アラート検出プログラムとアラート画面

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