intra-mart Accel Platform IM-Workflow 仕様書 第37版 2024-04-01

1.10. 案件申請情報を一時保存する

ワークフローの案件申請情報を一時保存するアクションです。
指定したユーザデータIDが存在すれば更新、存在しなければ新規作成します。

1.10.1. 入力値

項目名 必須/任意 型(最大バイト数) 説明
ユーザデータID 任意 文字列(20)
「案件一覧」画面から遷移した場合は、一覧で選択した一時保存情報のユーザデータIDが設定されるため不要
未指定の場合、Identifier.get()で一時保存情報を新規作成
指定した場合、当該キーで特定される一時保存情報が存在しない場合、一時保存情報を新規作成
当該キーで特定される一時保存情報が存在する場合、一時保存情報を更新
フローID 任意 文字列(20)
一時保存情報を新規作成時は必須
一時保存情報を更新時は不要
案件名 任意 文字列(200)
未指定の場合、以下の優先度で決定して申請
1.一時保存時に指定した案件名(一時保存情報更新の場合)
2.フロー名
申請基準日 任意 日付/文字列
未指定の場合、「申請一覧」画面から遷移した場合は、一覧で選択した申請基準日が設定される
「申請一覧」画面以外から遷移した場合は、アカウントコンテキストのタイムゾーンにおける現在日付で申請
"yyyy/MM/dd"形式の文字列指定も可能
権限者コード 任意 文字列
未指定の場合、実行ユーザで申請
処理コメント 任意 文字列(2000)  
オプションパラメータ 任意 下記参照
IM-Workflow のuserParameterとして受け取る値を設定
または、 IM-FormaDesigner / IM-BIS のformaParamとして受け取る値を設定
案件処理後の自動画面遷移 任意 boolean
trueの場合、案件処理後に申請一覧」「案件一覧」画面や、各種ワークフローポートレットから渡された「imwCallOriginalPagePath」に遷移

1.10.1.1. オプションパラメータ

userParameterには、アクション処理に受け渡したいパラメータを指定してください。
formaParamは IM-FormaDesigner / IM-BIS で作成したワークフローの場合のみ有効です。
印影を指定する場合、imwStampIdを指定してください。
印影を利用していて、imwStampIdを指定しない場合、常用印が利用されます。
{
  "optionalParameter": {
      "userParameter": {
          "imwStampId": "string",
          "xxxx": "string"
      },
      "formaParam": {
          "items": {
            "textbox1": "string"
          }
      }
  }
}

コラム

IM-BloomMaker では上記のJSON文字列を利用することで、変数のJSON入力機能で取り込むことができます。

1.10.2. 出力値

項目名 説明
ユーザデータID 文字列 処理正常終了時に返却
エラーコード 文字列 処理エラー時に返却
エラーメッセージ 文字列 処理エラー時に返却

1.10.3. エラーコード

エラーコード エラーメッセージ 備考
1001 一時保存情報が未指定です。  
1002 一時保存情報が未指定です。  
6000 一時保存情報の取得に失敗しました。  
6001 一時保存情報が存在しません。  
6002 一時保存情報に関連する案件プロパティの取得に失敗しました。  
7000 一時保存機能は設定により利用できません。管理者に連絡してください。  
7001 一時保存機能の利用可否設定情報の取得に失敗しました。管理者に連絡してください。  
0017 指定したフロー、申請基準日、権限者に対する一時保存情報登録処理権限がありません。  
0018 申請権限のチェックに失敗しました。管理者に連絡してください。  
0019 指定した一時保存情報、権限者に対する一時保存情報更新権限がありません。  
0020 申請権限のチェックに失敗しました。管理者に連絡してください。  
1025 コメントが許可された最大文字数を超えています。  
1026 コメントのチェック処理でエラーが発生しました。管理者に連絡してください。  
1051 案件名が許可された最大文字数を超えています。  
1052 案件名のチェック処理でエラーが発生しました。管理者に連絡してください。  
1080 フローIDが未指定です。  
1081 ユーザデータIDが未指定です。  
2004 案件名の補完用情報フロー名取得に失敗しました。  
3008 ユーザデータIDの採番に失敗しました。  
3009 更新対象の一時保存情報が見つかりませんでした。  
3010 更新対象の一時保存情報取得に失敗しました。管理者に連絡してください。  
3011 ユーザデータIDの重複チェックに失敗しました。管理者に連絡してください。  
3012 ユーザデータIDは一時保存案件で使用済みです。  
3013 ユーザデータIDは案件で使用済みです。  
6000 一時保存情報の取得に失敗しました。  
6001 一時保存情報が存在しません。  
6002 一時保存情報に関連する案件プロパティの取得に失敗しました。  
9001 (内部処理エラーメッセージ) IM-FormaDesigner / IM-BIS の内部処理でシステムエラーが発生した場合
9010 (入力チェックエラーメッセージ)
IM-FormaDesigner の入力チェックエラーメッセージ
IM-FormaDesigner / IM-BIS で作成したワークフローの場合のみ
9011 入力チェックでシステムエラーが発生しました。
IM-FormaDesigner の入力チェックでシステムエラー
IM-FormaDesigner / IM-BIS で作成したワークフローの場合のみ