6. IM-LogicDesigner からSlack へメッセージを送信する方法¶
6.1. 単純なメッセージの送信¶
単純なメッセージを送信する際には、 channel、text、token の値を設定してタスクを実行します。
タスクが実行されるとbotとしてメッセージが投稿されます。
6.2. 返信メッセージの送信¶
任意のスレッドへの返信メッセージを送信する場合には、threadTs に返信先のスレッドのタイムスタンプを指定してタスクを実行します。
タスクが実行されると指定したスレッドへ返信メッセージが送信されます。
6.3. 正式なユーザとしてメッセージを投稿¶
botとしてではなく、正式なユーザとしてメッセージを投稿するには user を true にしてタスクを実行します。
タスクが実行されるとtokenで認証された正式なユーザとしてメッセージが投稿されます。
注意
このプロパティは従来のSlackアプリ用の設定です。新しいSlackアプリでbotとしてではなく、正式なユーザとしてメッセージを投稿するには ``chat:write:user`` スコープを保持する user token を使用してメッセージを投稿してください。
6.4. bot の名前、アイコンの変更¶
botとしてメッセージを投稿する際のユーザ名、アイコンを変更したい場合は、username にbot の名前を、 iconUrl または iconEmoji にアイコンを指定してタスクを実行します。
例えば、 username に「bot 」、iconEmoji に「:smile: 」と指定してタスクを実行すると以下のようにメッセージが投稿されます。
6.5. リンクボタン付きメッセージの投稿¶
リンクボタン付きのメッセージを投稿する場合は、「attachment - button1 - text」にボタンに表示するテキストを、「attachment - button1 - url」にリンク先のURLを設定してタスクを実行します。
例えば、 text に 「intra-mart 」、url に 「https://www.intra-mart.jp/ 」と指定してタスクを実行すると以下のようにメッセージが投稿されます。
ボタンをクリックするとリンク先URLに指定したページが表示されます。
6.6. interactive message button付きのメッセージの投稿¶
interactive message button付きのメッセージを投稿する場合は、 「attachment - button1 - text」にボタンに表示するテキストを、 「attachment - button1 - name」にボタンをクリックした際に送信されるパラメータの名前を、 「attachment - button1 - value」にボタンをクリックした際に送信されるパラメータの値を設定してタスクを実行します。
例えば、 text に 「承認 」、name に 「action 」、value に 「approve 」と指定してタスクを実行すると以下のようにメッセージが投稿されます。
注意
「メッセージ送信」タスクは、ボタンを2つまで配置できるように作成されています。3つ以上のボタンを配置することや、ボタン以外のコンテンツを配置することはできません。