3. 概要¶
3.1. Salesforce 連携とは¶
Salesforce 連携とは、 intra-mart Accel Platformと Salesforceを連携させる機能です。
Salesforce 連携の特徴は以下の通りです。
Salesforce連携
Salesforceオブジェクト操作定義
- Salesforceオブジェクトのレコード作成、取得、更新、削除を行えます。
SalesforceSOQL 定義
- SOQL を記述することで Salesforce データを検索することができます。
Salesforceバッチ定義
- SalesforceBulk API を利用することで大量データの読み込みや削除などを行えます。
- Bulk API ジョブの作成 タスクなどと組み合わせて使用します。
Salesforce Streaming クライアント
- SOQL で定義した条件に基づいて Salesforceのデータの変更を intra-mart Accel Platformへ通知することができます。
このチュートリアルガイドでは上記概要の順に、実際の操作方法や実行までの手順を開発者の皆様へ紹介します。
3.2. Salesforce 連携の全体像と、本チュートリアルガイドの説明範囲¶
Salesforce 連携の全体像と、各機能に対する本チュートリアルガイドの説明範囲を以下に示します。
本書では吹き出しの番号に対応する次のようなチュートリアルを用意しています。
-
- Salesforceでカスタムオブジェクトを作成する
- オブジェクトのレコードを操作するユーザ定義の作成
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- SOQL クエリの発行による Salesforceのレコード検索
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- Salesforceに対するバッチ処理の登録
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- Salesforceからのプッシュ通知受信
認証に関しては本書では特に取り上げません。認証の詳細は「 Salesforce 連携セットアップガイド 」を参照してください。 また、 IM-LogicDesignerについても詳細は取り上げません。 IM-LogicDesignerの詳細は「 IM-LogicDesigner仕様書 」を参照してください。
Salesforceの API についてはそれぞれのチュートリアルの先頭で参考となる URL を示しています。 詳細はそれぞれの URL を参照してください。
3.3. チュートリアルの準備¶
このチュートリアルガイドに書かれているチュートリアルを行うにはいくつかの準備が必要です。
Salesforceの設定が行われていること
intra-mart Accel Platformと Salesforceとの接続設定が行われていること
IM-LogicDesignerのフローカテゴリ、ユーザ定義カテゴリが少なくとも一つは作成済みであること
- チュートリアルの中では SampleCategory というカテゴリを使用します。
これらの準備が行われていることを確認してください。
また、チュートリアルを進める上で Salesforceに相応の権限を持つユーザでログインしてください。
intra-mart Accel Platformにはテナント管理者またはLogicDesigner管理者でログインしてください。