intra-mart Accel Platform Salesforce 連携セットアップガイド 初版 2016-08-01

4. Salesforce の準備

Salesforce 連携 に必要な関連サービスの準備を行います。
本項の内容は Salesforce システム管理者 向けの作業です。
すでに構築が完了している項目は省略することが可能です。

注意

Salesforce についての詳細は Salesforce 社 のドキュメントを参照してください。

4.1. 接続アプリケーションの登録

Salesforce で接続アプリケーションを登録します。
intra-mart Accel Platform から Salesforce 連携 を利用する際に必要なアクセストークンを取得する為に、接続アプリケーションを登録する必要があります。
  1. 以下のURLより Salesforce に Salesforce システム管理者でサインインします。

  2. 画面右上の 「設定」リンクをクリックします。

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  3. サイドメニューの「ビルド」-「作成」-「アプリケーション」 より 「アプリケーション」に遷移します。

    ../../_images/salesforce_02.png
  4. 画面下部の「接続アプリケーション」-「新規」ボタンをクリックして、「新規接続アプリケーション」へ遷移します。

    ../../_images/salesforce_03.png
  5. 「新規接続アプリケーション」 で以下の必須項目を入力します。

    • 接続アプリケーション名
    • API 参照名
    • 取引先責任者 メール
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  6. 「新規接続アプリケーション」 で「OAuth 設定の有効化」チェックボックスにチェックを入れます。

  7. 「コールバック URL」に「https://<HOST>:<PORT>/<CONTEXT_PATH>/oauth/redirect」を入力します。

    • 例 : https://example.org/imart/oauth/redirect
  8. 「選択した OAuth 範囲」を設定します。

    • 「ユーザに代わっていつでも要求を実行 (refresh_token, offline_access)」を必ず選択してください。

      注意

      選択しなかった場合リフレッシュトークンが返却されず intra-mart Accel Platform から Salesforce に対して、OAuthによる接続ができません。
    • その他はアプリケーションの用途に合わせて、利用可能な OAuth 範囲を追加してください。
      • ここでは「フルアクセス(full)」を付与することとします。
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      コラム

      「利用可能な OAuth 範囲」をはじめ、「接続アプリケーションの作成」に関する詳細は Salesforce の以下のドキュメントを参照してください。
  9. 「保存」ボタンをクリックし、接続アプリケーションを登録します。

    • 登録後に表示される「コンシューマ鍵」と「コンシューマの秘密」は、intra-mart Accel Platform システム管理者 が環境構築を行う際に利用します。

4.2. タイムアウト値の設定

登録した接続アプリケーションにタイムアウト値を設定します。
タイムアウト値は、intra-mart Accel Platform 上から Salesforce 連携 を行う際に必要なアクセストークンの有効期限として利用します。
  1. 画面右上の 「設定」リンクから、 サイドメニューの「管理」-「アプリケーションを管理する」-「接続アプリケーション」 より 「接続アプリケーション」に遷移します。

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  2. 登録した接続アプリケーションの「編集」リンクより「接続アプリケーションの編集」に遷移します。

    ../../_images/salesforce_07.png
  3. 「セッションポリシー」の「タイムアウト値」で任意の値を選択して、「保存」ボタンをクリックします。

    • 設定した「タイムアウト値」は、intra-mart Accel Platform システム管理者 が環境構築を行う際に利用します。
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    コラム

    接続アプリケーションの「タイムアウト値」は、アクセストークンの有効期限を設定します。
    詳細は Salesforce の以下のドキュメントを参照してください。

    コラム

    接続アプリケーションで 「タイムアウト値」を設定しない場合、「タイムアウト値」は「ユーザプロファイル内のタイムアウト値」、「組織のセッションの設定のタイムアウト値」の順に参照されます。
    それぞれのタイムアウト値の設定については、Salesforce のドキュメントを参照してください。

    コラム

    「接続アプリケーションの編集」では、「タイムアウト値」の設定以外に「更新トークン(リフレッシュトークン)の有効期間」などの設定を行うことができます。
    「接続アプリケーションの編集」に関する詳細は Salesforce の以下のドキュメントを参照してください。