IM-共通マスタ/ロール国際化情報チェックジョブ¶
概要¶
intra-mart Accel Platform では、 IM-共通マスタ で登録可能な会社名やユーザ名、テナント管理機能で登録可能なロール表示名などが国際化情報として管理されています。IM-共通マスタ/ロール国際化登録支援機能 の IM-共通マスタ/ロール国際化情報チェックジョブ は、これらの国際化情報に入力漏れがないかチェックするためのジョブです。このジョブは、国際化情報の入力漏れを検知すると、パブリックストレージ上にCSV形式のログファイルを出力します。IM-共通マスタ/ロール国際化情報チェックジョブ では、以下の機能の国際化情報をチェックすることができます。
会社/組織 会社役職 パブリックグループ パブリックグループ役割 ユーザプロファイル ロール
ジョブの種類¶
IM-共通マスタ/ロール国際化登録支援機能 では、 IM-共通マスタ/ロール国際化情報チェックジョブ としてテナント環境セットアップで以下のジョブが登録されます。
名前 説明 会社組織チェックジョブ 会社/組織の国際化情報に入力漏れがないかチェックするためのジョブです。 会社役職チェックジョブ 会社役職の国際化情報に入力漏れがないかチェックするためのジョブです。 パブリックグループチェックジョブ パブリックグループの国際化情報に入力漏れがないかチェックするためのジョブです。 パブリックグループ役割チェックジョブ パブリックグループ役割の国際化情報に入力漏れがないかチェックするためのジョブです。 ユーザプロファイルチェックジョブ ユーザプロファイルの国際化情報に入力漏れがないかチェックするためのジョブです。 ユーザメールアドレスチェックジョブ ユーザプロファイルのメールアドレス1に入力漏れがないかチェックするためのジョブです。 ロールチェックジョブ ロールの国際化情報に入力漏れがないかチェックするためのジョブです。 これらのジョブを用いて、新たなジョブネットを作成することで、チェックする範囲を柔軟に設定することができます。コラム
ジョブネットの作成方法は、「 テナント管理者操作ガイド 」の「 ジョブを設定する 」を確認してください。
実行プログラム¶
上記のジョブには、以下の実行プログラムが設定されています。
実行プログラム 利用しているジョブ jp.co.intra_mart.system.master.company.job_scheduler.StandardCompanyLocalizedDataCheckJobScheduler会社組織チェックジョブ jp.co.intra_mart.system.master.company.job_scheduler.StandardCompanyPostLozalizedDataCheckJobScheduler会社役職チェックジョブ jp.co.intra_mart.system.master.public_group.job_scheduler.StandardPublicGroupLocalizedDataCheckJobSchedulerパブリックグループチェックジョブ jp.co.intra_mart.system.master.public_group.job_scheduler.StandardPublicGroupRoleLocalizedDataCheckJobSchedulerパブリックグループ役割チェックジョブ jp.co.intra_mart.system.master.user.job_scheduler.StandardUserLocalizedDataCheckJobScheduler ユーザプロファイルチェックジョブユーザメールアドレスチェックジョブ jp.co.intra_mart.system.admin.role.job_scheduler.StandardRoleLocalizedDataCheckJobSchedulerロールチェックジョブ これらの実行プログラムには、チェックしたい国際化情報をパラメータとして個別に指定することができます。このため、 ユーザメールアドレスチェックジョブ のようにユーザプロファイルのメールアドレス1のみをチェックするといったことが、ジョブの設定のみで実現できます。コラム
ジョブの設定方法は、「 テナント管理者操作ガイド 」の「 ジョブを設定する 」を確認してください。実行パラメータについては、 IM-共通マスタ/ロール国際化情報チェックジョブ のパラメータ を確認してください。
ログファイルについて¶
IM-共通マスタ/ロール国際化情報チェックジョブ で入力漏れを検知すると、パブリックストレージ上にCSV形式で以下のような内容を書き込みます。
名前 説明 キー どの国際化情報かを特定するためのキーです。例えば、 ユーザプロファイルチェックジョブ ではユーザコード、開始日、終了日、ロケールIDが書き込まれます。タイプ 国際化情報の状態を表します。すべての国際化情報がないデータを検知した場合には、タイプとして「[ALL]」を書き込みます。一部の国際化情報が欠けているデータを検知した場合には、何も書き込みません。メッセージ 検知した内容の説明です。コラム
チェックは、すべての言語が対象です。ユーザプロファイルや会社/組織などの期間化されている情報は、すべての期間、すべての言語が対象になります。 入力漏れを検知すると、期間・言語毎に書き込みます。例えば、ユーザ01のプロファイルが「2000-04-01」で分割されていて、日本語の名前のみ登録されていた場合、以下のような内容が書き込まれます。例).user01,1900-01-01,2000-04-01,en,[ALL],ユーザ(ユーザ01)の(英語)のプロファイルが登録されていません。user01,1900-01-01,2000-04-01,ja,,ユーザ(ユーザ01)の(日本語)のプロファイルにおいて、([フリガナ])が登録されていません。user01,1900-01-01,2000-04-01,zh,[ALL],ユーザ(ユーザ01)の(中国語 (中華人民共和国))のプロファイルが登録されていません。user01,2000-04-01,3000-01-01,en,[ALL],ユーザ(ユーザ01)の(英語)のプロファイルが登録されていません。user01,2000-04-01,3000-01-01,ja,,ユーザ(ユーザ01)の(日本語)のプロファイルにおいて、([フリガナ])が登録されていません。user01,2000-04-01,3000-01-01,zh,[ALL],ユーザ(ユーザ01)の(中国語 (中華人民共和国))のプロファイルが登録されていません。