5.1.9. 戻り値の形式¶
アプリケーション共通マスタのタブ拡張の戻り値は以下の形式となります。ただし、各検索タブ固有の追加情報を持つ場合があります。これについては各タブの仕様を参照してください。
【表:情報オブジェクトの形式(Object)】 プロパティ名 型 説明 type String このオブジェクトの型を表します。主にアプリケーション側で型の判別ができるように提示するものです。アプリケーション共通マスタが標準で提供する機能の範囲では、取得した情報元のテーブル名を設定します。keyFields Array 文字列の配列。data 内で一意性を表すキーとなるプロパティのプロパティ名を配列として保持します。検索画面のフレームにおいて重複選択を避ける為のガイドとして使用します。具体的には data から keyFields に設定されたの名前のプロパティを取得し、 同一 type を含めて比較して重複をチェックします。displayName String オブジェクトを画面に表示する際に使用する表示文字列deleteFlag Boolean true :論理削除されているデータfalse:生存しているデータdata Objcet 実際にデータベースから取得したレコードの内容がオブジェクトとして設定されます。引数の「取得する情報(prop)」に指定された項目をデータベースから取得し、その名称のプロパティを設定します。basic_info Object 該当オブジェクトを選択した際に使用された基本条件を格納しているオブジェクト。オブジェクトの形式は基本条件領域に使用するプラグインに依存します。