intra-mart Accel Platform IM-共通マスタ 退避仕様書 第3版 2013-10-01

3.3. 退避対象

退避はIM-共通マスタの退避を実行することができます。
退避を実行する場合は、必ずすべてのデータ領域に対して実行します。

コラム

退避を実行するとシステム開始日が変更されるため、一部データ領域で退避が実行されず古いデータが残っていた場合、予期せぬ不都合が起きる可能性があります。

3.3.1. IM-共通マスタの退避

IM-共通マスタの退避では、期間化されているテーブルのみが対象です。非期間化データを変更することはありません。
IM-共通マスタの期間化情報は、システム開始日からシステム終了日までの連続した期間が必ず存在します。
退避実行後に、エンティティの存在が無くなることはありません。
退避は、IM-共通マスタAPIを使用しません。退避により変更/削除された期間はAPIのリスナには通知されません。
IM-共通マスタAPIのリスナを追加している場合、同様の処理を実行する退避プログラムを追加する必要があります。
ただし、期間コードと関わるリスナ処理がない場合は退避を追加する必要がありません。
期間の変更を受け取るリスナの場合は、退避実装クラスに追加する必要がある場合があります。
その場合、退避されたデータを受け取ることはできませんので、必要であれば実装クラス内で取得してください。