intra-mart Accel Platform IM-LogicDesigner仕様書 第24版 2024-04-01

4.2.5.1.7. CSV出力

処理種別(タイプ)CSV出力 は、ユーザ定義タスクとして 読み込んだレコードをCSVファイルに出力するタスクを定義します。
このタスクでは、出力対象レコードを一括で読み込んでCSVファイルに出力、または繰り返し要素内で1件ずつ読み込んだレコードをCSVファイルに出力(追記)できます。
大量のレコードを扱う場合は、実行時にメモリ不足にならないよう繰り返し要素内で利用することを検討してください。

4.2.5.1.7.1. 入力値/返却値

処理種別(タイプ)CSV出力 では、入力値/返却値をそれぞれ以下のように定義します。

4.2.5.1.7.1.1. 入力値

読み込むCSVファイルを定義します。
  • outputFile
    • データを出力するCSVファイル
      空ではないファイルが既に存在する場合は追記します。
  • targetTimezone
    • 日付型の値を出力する際に基準とするタイムゾーン
      targetTimezone が指定されていない場合、「GMT (+00:00)」が適用されます。
  • records
    • 出力対象レコード
      配下のパラメータは、CSV出力項目定義の設定を行うことで生成されます。

4.2.5.1.7.1.2. 返却値

CSV出力に返却値はありません。

4.2.5.1.7.2. CSV出力定義

4.2.5.1.7.2.1. 文字コード

出力するCSVファイルの文字コードを定義します。

4.2.5.1.7.2.2. BOM付与

文字コードが「UTF-8」の場合、BOM付きで出力する場合に有効にします。
ただし追記の場合は、BOMは付与されません。

4.2.5.1.7.2.3. 引用文字

フィールドの引用文字です。 出力するCSVファイルの各フィールドを囲む引用文字を定義します。

4.2.5.1.7.2.4. 区切り文字

フィールドの区切り文字です。 出力するCSVファイルの各フィールドを区切る区切り文字を定義します。

4.2.5.1.7.2.5. 行の終端文字

レコード(行)の終端文字です。出力するCSVファイルの各レコード(行)の終端を表す文字を定義します。

4.2.5.1.7.2.6. ヘッダ行を出力する

CSVファイルのヘッダ行を出力する場合に有効にします。
この設定を有効にした場合は出力項目定義でヘッダ名を定義できます。
ただし追記の場合は、ヘッダ行は出力されません。

4.2.5.1.7.3. 出力項目定義

4.2.5.1.7.3.1. 列名/入力値キー名

出力項目の列名/入力値キー名を定義します。

4.2.5.1.7.3.2. ヘッダ名

ヘッダ名を定義します。省略した場合は、列名/入力値キー名が適用されます。
CSV出力定義で「ヘッダ行を出力する」を有効にした場合に設定できます。

4.2.5.1.7.3.3. データ型

出力項目のデータ型を設定します。

4.2.5.1.7.3.4. フォーマット

データ型が「数値型」「日付型」の場合に出力フォーマットを設定します。
省略した場合は以下が適用されます。
  • 数値型:#
  • 日付型:ISO8601形式