インポートするデータの依存関係¶
インポートするデータによっては、他のデータが登録されていることが前提となっていることがあります。その場合、前提となるデータが未登録のままインポートを実施すると、インポートに失敗する可能性があります。ここでは、インポートするデータの依存関係(あらかじめ登録が必要なデータ)について説明します。
テナント管理機能¶
テナント管理機能に関するインポートデータの依存関係は、以下の通りです。また、複数のデータをインポートする際は、以下の順序で行います。
ロール
- サブロールに対する親となるロール
カレンダー
インポート前にあらかじめ登録が必要なデータはありません。日付情報セット
インポート前にあらかじめ登録が必要なデータはありません。日付情報
- 日付情報セット
カレンダーマージ設定
- カレンダー
- 日付情報セット
アカウント
- テーマ(画面テーマ)
- 日付と時刻の形式
- カレンダー
- ロール
コラム
「日付と時刻の形式」は日付と時刻の形式マスタに定義されているフォーマットセットIDを指定します。ジョブ
- ジョブ、ジョブネットが属するカテゴリ
認可(リソースグループ)
- 親となる認可(リソースグループ)
認可(リソース)
- 親となる認可(リソースグループ)
認可(サブジェクトおよびグループ)
インポート前にあらかじめ登録が必要なデータはありません。注意
サブジェクトの式に設定されている対象者の実データが登録されていない場合、インポート時にはエラーは発生しませんが、認可の問い合わせを行った際にシステムエラーが発生することがあります。メニューグループカテゴリ
インポート前にあらかじめ登録が必要なデータはありません。メニューグループ
- メニューグループカテゴリ
- 認可(リソースグループ)
コラム
メニューグループに対する認可リソースを登録するための親となるリソースグループがあらかじめ登録されている必要があります。この親リソースグループは、テナント環境セットアップでテナント管理機能のインポートを実行した際に自動的に登録されます。認可(ポリシー)
- 認可(リソースグループ)
- 認可(リソース)
- 認可(サブジェクトおよびグループ)
コラム
メニューグループのインポート時に認可(リソース)が登録されるため、メニューグループのインポート処理後に認可(ポリシー)をインポートします。