2. はじめに¶
2.1. 本書の目的¶
intra-mart Accel Platform は日本語・英語・中国語(簡体字)が標準で搭載されています。本書では、新たに別の言語を追加するための基本的な手順を説明します。説明範囲は以下のとおりです。
- 言語に必要な資材(メッセージ・データ等)の概要説明
- 各モジュールにおける言語の追加に必要な資材の洗い出しの手順
- 追加する言語情報をユーザモジュールとしてセットアップする手順
2.2. 前提条件¶
言語の追加作業はカスタマイズとなります。
本書は言語の基礎情報の設定・各モジュールで必要とする言語情報の洗い出し方法の説明と、言語分の情報をユーザモジュールとしてセットアップする手順をまとめたものです。原則として、intra-mart Accel Platform がサポートしている言語は、日本語、英語、中国語(簡体字)となります。言語の追加は、カスタマイズに相当します。アップデートバージョンによって言語に必要な言語資材の内容が変わります。
本書は言語を追加するための手順を示すものであり、intra-mart Accel Platform の各アップデート毎に応じた詳細な言語資材を示しているドキュメントではありません。言語の追加対象となる intra-mart Accel Platform のアップデートバージョンを特定し、そこから、下記に説明する言語情報の洗い出しを行う必要があります。一部Jarファイル内に含まれている言語メッセージは、本書の対象外となります。
intra-mart Accel Platform のエンジン部分のモジュール内にJarファイルが含まれています。これらのJarファイル内に言語メッセージが含まれているものがあります。通常利用される言語情報ではないため、本書の対象外としています。本書は Resin を対象とした説明となっています。
Resin 以外の Web Application Server は対象外です。
2.3. 対象読者¶
本書では次の利用者を対象としています。
・標準言語(日本語・英語・中国語(簡体字))以外の言語を追加したい利用者
2.4. 用語解説¶
PublicStorage として使用するディレクトリを %PUBLIC_STORAGE_PATH% と略します。