intra-mart Accel Platform ロール インポート・エクスポート仕様書 第4版 2014-08-01

概要

ロールのインポート・エクスポート機能では、XML形式でロール情報のインポート・エクスポートを行います。
ロール情報とは、ロールに関連する以下の情報です。
ロールの削除を行う機能は提供されていません。
ただし、既存のロールを置き換えることは可能です。
詳しくは、「 インポート 」-「 更新モード 」-「 replace 」を参照してください。

インポート・エクスポートで扱う情報

扱う情報の制限については「インポート時のデータ検証について」を参照してください。

ロール情報

ロールに対しての設定値を保持します。

ロール情報を構成する項目は以下の通りです。

項目 対応するテーブル名 対応するカラム名 説明
ロールID b_m_role_b role_id システム内部で使用されるロールの識別子です。
ロール名 b_m_role_b role_name ロールの名称です。
カテゴリ b_m_role_b category ロールのカテゴライズを行うための値です。
説明 b_m_role_b notes ロールに設定されている説明です。

ロール表示名情報

ロールに設定された表示名です。
ロケールごとの表示名を保持します。

ロール表示名情報を構成する項目は以下の通りです。

項目 対応するテーブル名 対応するカラム名 説明
表示名 b_m_role_i display_name
ロールに設定されている言語別の表示名です。
ロケールごとに設定可能です。

ロール親子関係

ロールに設定されたロールの親子情報です。

ロールの親子関係を構成する項目は以下の通りです。

項目 対応するテーブル名 対応するカラム名 説明
親ロールID b_m_role_inclusion_b parent_role_id ロールに設定されている親ロールIDです。
子ロールID b_m_role_inclusion_b child_role_id ロールに設定されている子ロールIDです。

コラム

ロール親子関係 を登録した場合ロールサマリ(b_m_role_summary)にもレコードが作成されます。

インポート時のデータ検証について

インポート実行時には登録・更新処理を実行する前にデータの検証を行います。データ検証にて条件に一致しない場合はインポートに失敗します。
データ検証の実行の有無は「オプション」にて変更可能です。
データ検証内容については以下の通りです。

ロール情報の検証

  • ロールID

    ロールIDは1文字以上の文字列を必ず指定する必要があります。
    ロールIDは半角英字、数字、アンダースコア、ハイフン、アットマーク、ドット、プラス、または、エクスクラメーションに限定されます。
    ロールIDは20文字以内である必要があります。
  • ロール名

    ロール名は1文字以上の文字列を必ず指定する必要があります。
    ロール名は半角英字、数字、アンダースコア、ハイフン、アットマーク、ドット、プラス、または、エクスクラメーションに限定されます。
    ロール名は50文字以内である必要があります。
  • カテゴリ

    カテゴリは半角英字、数字、アンダースコア、ハイフン、アットマーク、ドット、プラス、または、エクスクラメーションに限定されます。
    カテゴリは255文字以内である必要があります。
  • 説明

    説明は63文字以内である必要があります。

ロール表示名情報の検証

  • ロケールID

    ロケールIDは20文字以内である必要があります。
  • 表示名

    表示名は63文字以内である必要があります。
    テナントロケールに対しての表示名が必ず含まれている必要があります。

ロール親子関係の検証

  • 親ロールID

    ロール情報として登録されているロールのロールIDを指定する必要があります。
    同一インポートファイルに存在するロールも指定できます。
  • 子ロールID

    ロール情報として登録されているロールのロールIDを指定する必要があります。
    同一インポートファイルに存在するロールも指定できます。